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米が不足しているそうだ。「スーパーの店頭にない。どこにも売っていない」という報道がテレビや新聞にあふれている。
ちなみに、「サトウのごはん」も、急に大幅値上げして売っている。
ご飯以外のものも、あちこちで棚が空になりつつある。たとえば、トウモロコシの缶詰は、売場ではほとんど空になりつつある。(残り少ないところで、私がまとめ買いしたから、残りはさらに僅少になった。)
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さて。それはさておき。
私は前に疑問に思ったことがあった。
「トウモロコシは、小麦やジャガイモと並んで、安いカロリー源として知られている。ならば、トウモロコシを買えば良さそうだが、八百屋でトウモロコシを買おうとすると、安くても2本で 250円 もする。たいして食べる量もないのに、これでは価格が高すぎる。情報によればトウモロコシは安いはずなのに、どうして現実にはこんなに高いのか?」
つまり、情報による「安さ」と、現実における「高さ」が、乖離している。どうしてこうなったのか?
私が推測したのは、こうだ。
「安いのは、家畜の飼料用の餌となる、飼料用のトウモロコシだけだ。一方、人間が食べるものは、(新鮮な野菜扱いの)国産品だ。国産品は、高コストなので、価格が高い。だから、八百屋のトウモロコシは高い」
つまり、輸入品と国産品の差だ。こう推測して、あれこれ調べたら、まさしくその通りだとわかった。
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では、対策は? 高い国産品を避けて、安い輸入品を買えばいい。その方法は?
まず、農産物としてのトウモロコシは、輸入されるのは、飼料用とコーンスターチだけだ、とわかった。普通のトウモロコシは輸入されていないのだ。
では何があるかというと、次の二通り。
・ 冷凍のトウモロコシ
・ 缶詰のトウモロコシ
そのどちらがいいか? たいして違いはないだろう、と思えたが、大差があった。前者は 100グラムあたり 100円を超えることが多い。後者は 100グラムあたり 25円前後であることもある。(イオンなど。大きめの缶に限るが。)
つまり、缶詰は冷凍の4分の1の価格で買える。したがって、缶詰のトウモロコシを買うのが正解だ。米を買えなければ、缶詰のトウモロコシを買えばいい、と言えそうだ。
※ ただし先に述べたように、店頭にはほとんど残っていない。近所のイオンでは、180グラム×3缶が 278円だが、売り切れ。418グラムは 118円で、在庫僅少。通常の棚は空に近いなので、上の方にある在庫品の置き場に手を伸ばして買った。
[ 付記 ]
トウモロコシの缶詰は、どのブランドがいいか?
イオンの缶詰は、値段は安いけれど、味はあまり良くない。
いなばの缶詰は、値段は高めだが、味は良い。
→ https://amzn.to/3MfuPOP
ただし、いなばの缶詰は、今では 400円以上に値上げしている。ここ半月で、急激に価格アップしたようだ。1年前には 278円だった。3年前には 238円だった。
実は私は、このころにいっぱい買いだめしておいた。だから私の家には、それがまだ残っている。(さっきも、トウモロコシとレタスとトマトのサラダを食べたばかり。)
※ 在庫はあるが、食べてどんどん減っているので、イオンの缶詰を補充中だ。
[ 余談 ]
マリー・アントワネット 「ごはんがなければ、ケーキを食べればいいじゃない」