2024年07月16日

◆ 太陽光給湯と太陽熱温水器

 太陽光発電ばかりが注目されているが、太陽光給湯と太陽熱温水器もある。

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 太陽光給湯


 太陽光給湯というのは、エコキュートのこと。太陽光発電で作り出した電力で、給湯する。ただの給湯ではなく、エアコンと同じヒートポンプ方式なので、使ったエネルギーの何倍もの熱利用ができる。うまい方式だ。
 また、太陽光発電と組み合わせることができるので、汎用性が高い。近年では人気が高いそうだ。なるほどね。
  → 太陽光は「売る」より「使う」がお得 自家消費のカギは昼間の給湯機 :朝日新聞

 私が思ったことは、こうだ。
 「ヒートポンプ式ということであれば、エアコンと組み合わせるといいのでは? 室内を冷やして、給湯器の水を温める。これなら、室内を冷やすのと、給湯器で湯をつくるのとが、一石二鳥となる。便利だ」

 こうすれば、効率的になると思えるが、手間がかかるのが難かもしれない。どうでしょうね。省エネのために、一肌脱ぐ企業は現れないか? 

 太陽熱温水器


 太陽熱温水器もある。これはエネルギーの利用効率が高いので、お薦めだ、と記したことがある。
  → 屋根に太陽光パネルを載せるな: Open ブログ

 しかし現実には、太陽熱温水器は、普及率が高まるどころか、どんどん下がっているそうだ。それはどうしてかというと、給湯しか使えない太陽熱温水器よりも、発電も給湯もできるエコキュートが人気なので、太陽熱温水器はシェアを食われてしまったらしい。
  → 【藤本健のソーラーリポート】ガス代が月1,800円! メリットが多くても「太陽熱温水器」が普及しないワケ - 家電 Watch
 これは、「屋根の奪い合いで負けた」とも言えそうだ。ただ、この記事では、太陽熱温水器にエールを送っている。むざむざ衰退するのも好ましくない、という思いがあるようだ。

 ──

 一方、私は前に、次の話もした。
 太陽光発電と太陽熱温水器を合体して、ハイブリッド型にするといい。太陽光エネルギーを有効利用できる。

 具体的には、こうする。
 「真っ黒な太陽光パネルを設置するが、太陽光パネルの裏側には、水のパイプを張り巡らす。このことで、太陽光パネルの冷却水とする。この冷却水は、パネルを冷却すると同時に、自分自身は温まる。その温まった水を、温水として利用すればいい」
( → 太陽光 + 太陽熱 で効率向上: Open ブログ

 これは1年前のアイデアだ。実現してもよさそうなものだが。



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posted by 管理人 at 20:46 | Comment(1) |  太陽光発電・風力 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
室内冷房とお風呂の組み合わせはいいですね。それなら室外に置いている熱サイクル機械を室内に置けるので効率も上がるかな。ただ熱サイクルの熱放出過程は高温では効率が落ちます。40度くらいが限界か?新しい熱媒体を考える必要があるかもしれません。
 太陽熱温水器を屋上に設置するのはやめた方が良いと思います。庭ならOKです。能登地震で重い瓦屋根の家がくしゃくしゃにつぶれています。これからの住宅は地震でつぶれず200年持つように、設計、施工、維持するべきです。
Posted by ひまなので at 2024年07月17日 10:21
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