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猛暑だ。そこで、「千葉の勝浦が涼しい」という記事が二つも出た。
→ “猛暑日知らずの街”千葉・勝浦市 9日は東京の気温の−6.9℃ 涼しさの理由は“海底”|FNNプライムオンライン
→ 「猛暑日知らずの街」と「涼しい街」 冷房いらず?窓開けて寝ると…寒くて起きる
なるほど。けっこう涼しそうだ。問題は、交通の便だ。そこで調べてみると……
(1) 勝浦
東京や横浜を出発点とすると、勝浦までは、電車で2時間、自動車で1時間半ぐらい。自動車で行くのならば、とても便利だ。
とはいえ、自動車がないと大変なので、バスはどうかと思って調べたら、バスは時間がかかる。また、始発は東京駅だけなので、神奈川方面から行くと、すごく遠回りになる。
結論としては、「自動車ならばとても便利で、電車でもかなり便利」となる。電車賃は安めだ。自動車でも電車でも、交通の便は良い。
(2) 軽井沢
新幹線で行くと速い。ただしかなり費用がかかる。
自動車では、距離が長いので、時間がかかりすぎて、不可だ。
気温は、22度ぐらいのことが多くて、とても涼しい。この点が他の場所と違う。
物価も高いし、高級避暑地という扱いだね。ただし、新幹線が必須。
(3) 伊豆下田
新幹線と踊り子号の併用で、2時間半ぐらい。金はかかるが、時間は短い。電車で行くのならば、最善かもしれない。
勝浦と比べると、一長一短だ。自分の住所しだいだろう。ただし、電車(新幹線)限定。
(4) 伊東
伊東に行くならハトヤ、で有名。場所は下田よりも東京に近い。交通の便はいい。
しかし伊東は気温が駄目だ。下田とたいして離れていないのだが、下田よりもずっと暑い。他の場所(軽井沢以外)は 27度までで済んでいるのに、伊東は 30度まで上がる。都心部の 36度よりは低いが、30度では避暑にならない。残念ながら、候補から外れる。
※ 伊東と下田で、気温にこれほどにも差があるのは、やはり水温の影響だろう。
(5) 山中湖畔
山中湖畔も、悪くはない。場所は高地だし、湖も近いので、気温は涼しい。
場所は、神奈川在住ならば、距離も近めだ。自動車ならば、1時間半ぐらいで行けるので、自動車ならば便利だ。ただし、電車の便は悪いので、電車では無理。
勝浦と比べると、一長一短だ。自分の住所しだいだろう。自動車限定となる。
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まとめて言うと、……
自家用車があれば、勝浦か山中湖畔。
電車ならば、勝浦か伊豆下田。
涼しさ優先ならば、軽井沢。ただし新幹線で。
※ 勝浦と下田は、魚がうまい。刺身を味わう楽しみがある。ボーナスポイントだね。
とはいえ、いずれも手間や費用がかなりかかる。
あれこれ考えたあとで、私の取るべき結論は、こうだ。
「自宅でエアコンをガンガン効かせるのが、一番低コストの避暑だ。エアコン代を節約しようと思わないで、エアコンをガンガン効かせれば、避暑に出向くより、ずっと安上がりで済む。旅行の手間もかからないので、楽だ。」
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※ なお、サラリーマンなら、どっちみち避暑は無理。都会で猛暑に苦しむしかない。リモートで避暑ができる人は、ごく限られている。
まあ景色が良いのは山中湖ですね。