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朝日新聞の調査で判明した。
入試に「女子枠」を導入済み、または導入する方向の国立大学は33大学と、全体の4割に達することが朝日新聞の調査でわかった。女子の割合が少ない理工系の学部が中心で、学生の多様性を確保するのが狙い。
学部は工学系が多く、理学系や情報系もあった。導入した学部の入試での募集人員のうち、女子枠の占める割合は1%程度から十数%程度だった。入試形式は総合型や学校推薦型で、一般選抜はなかった。
日本の大学生のうち女性の割合は2023年度時点で45.7%だが、このうち工学は16.1%、理学は27.9%と低迷している。経済協力開発機構(OECD)によると、理工系の学部に進学した女性入学者の割合は日本は約7%(2021年)で、データのある36カ国中最下位だった。
( → 大学入試の「女子枠」、国立の4割導入へ 背景に「偏り」への危機感:朝日新聞 )
最後の数値データからして、女子学生の比率が低すぎることは問題だし、女子優遇策をとること自体は問題ない。
問題は、「女子枠」という方式だ。この場合、「入試形式は総合型や学校推薦型で、一般選抜はなかった」ということからして、学力以外の点を評価する形で合否を決めている。簡単に言えば、AO入試と同様で、面接で決めていることになる。その場合、顔が良くて人当たりのいい人ばかりが合格して、顔が悪くて無愛想な人は不合格になることになる。
これでは、タレントになるようなイケメンや美女ばかりが有利になる……という問題があったが、それがここでも顕著になる。女子枠ならば、美人ばかりが有利になる。これは馬鹿げている。
この点は、前にも指摘したことがある。
東大で推薦入試を実施するようになった。そこでは面接が重視される。その意図は、「意欲的な学生を入学させるため」である。
受験学力は高くても学ぶ意欲が乏しい学生が目立つため、視野の広い意欲的な学生を獲得したいという。
上記の人物は、アインシュタイン、渡辺明(竜王)、中野美奈子である。この三人のうち、誰が最も意欲的な人物か? たぶん、中野美奈子であろう。面接しても、中野美奈子が最も高評価を得るはずだ。はきはきした態度で答えて、印象もいいからだ。
というか、アインシュタインや渡辺明は、もともと意欲的な性格の人物ではない。アインシュタインは、どもり(吃音)だった。意欲的とは正反対の評価しか得られない。渡辺明も、見るからにおとなしそうだ。
( → 面接入試はなぜ駄目か?: Open ブログ )
つまり、コミュ力のある中野美奈子が「意欲的だ」と評価されて合格し、コミュ力のないアインシュタインや渡辺明はで「意欲的でない」と評価されて不合格となる。それが「面接で合否を決める」ということだ。
そして、そういう方式(総合選抜)を、「女子枠」という形で導入しようというのが、今回の方針だ。これでは「大学を美人ランドにしよう」というも同様だ。
大学の運営が理事会で決まるようになると、全国の大学は美人ランドになって、美人ばかりが合格しやすくなるわけだ。
それで大学関係者は「美人が増えた」と大喜びになる、というわけだ。めでたし、めでたし。
……なんてことが、あるわけがないだろ!!!
大学は美人ランドじゃない。学問の府だ。とすれば、大学は不美人だらけになるのが当然だ。不美人を優先して合格させるべきだ。
というのも嘘だけどね。 (^^);
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では、どうすればいいか?
やはり、ここはまともに考えて、美人か不美人化に関係なく、学力だけで合否を決めるべきだ。つまり、面接入試を廃止するべきだ。ペーパー試験だけで決めればいい。(内申点を少し加算してもいい。)
しかし、単純に点数だけで決めると、男子との差別化ができなくなる。「女子優遇」という本来の目的が達成できなくなる。元も子もない。
困った。どうする?
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そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
「女子には、ハンディを付けて、少なめの点数で合格させる。たとえば、合否点に5%の差を付けて、男子の合格点が 500点なら、女子の合格点を 475点とする。(5%にあたる 25点を値引きするわけだ。スーパーの値引き販売みたいなものだ。)
これはあからさまな男女差別である。そんなことをしていいのか? いいのだ。
では、なぜか? なぜ男女差別が許されるのか? それは、トイレに男女差があるのと同様である。女性には生理があり、勉学の点では大幅に不利になる。男子が平然と勉強しているときも、女性は生理痛で悩んだり、出血で悩んだり、体調不良で寝込んだりする。黄体ホルモンや鎮痛剤で軽減することもあるが、こういう薬には副作用があるので、不具合がある。
女性には、そういう特有の苦しみがあるのだ。
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実は、私も、親知らずの痛みで鎮痛剤を使っていたことがあった。そのときは、痛みそのものは少し緩和されたが、とはいえ、能率低下に悩まされた。女性の場合には、もっと苦しめられたはずだ。
男性だと、生理の苦しみがわからない人が多いと思う。そこで、まあ、次の苦しみを思い浮かべればいい。
「大量の水分を取ったら、腸内の便が軟らかくなって、大便が漏れそうになった。漏れそうだが、そばにはトイレがないので、トイレにたどり着くまでが大変だ。少し歩くだけでも漏れそうだ。そのまま死にそうな思いで、少しずつ歩いていく」
大便が漏れそうになる苦しみというのは、筆舌に尽くしがたい。それとそっくりだというわけではないのだが、とにかく、体の腹のあたりで、苦しい思いをしなくてはならないのだ。それが女性というものなのだ。生理痛で腹を押さえている女性を見ても、男性には何のことかさっぱりわからないだろうが、大便が漏れそうになる苦しみを思い浮かべれば、少しは女性の苦しみを想像することができるだろう。
女性はそういう苦しみにずっと襲われる。とすれば、その分、入試で5%ぐらい優遇されても、当然だとわかるだろう。
そのくらいの思いやりを持つのが、ジェントルマンというものだ。男子たるもの、そのくらいは(入試の点数で)レディーファーストで譲るべきだ。それが真の男らしさというものだろう。
文科省は以前から女性教員の採用にPositive Actionをとれ=優先せよと言っています。博士をとっても教員枠がないので臨時の博士研究員を10年も続けている男性が多いのに。
諸外国では理系学部で男女がほぼ半々。
>>> 経済協力開発機構(OECD)によると、理工系の学部に進学した女性入学者の割合は日本は約7%(2021年)で、データのある36カ国中最下位だった。
女子が少ない日本を正当化すると、「世界中が間違っているので、世界中で女子学生を減らせ」と世界に要求することになる。馬鹿丸出しだ。
> 女子学生への求人は少ない
女性差別全般が残っている現状を肯定すると、女性は出産できなくなり、少子化が進んで、日本は絶滅する。
女性対策は、日本全滅を避けるための政策だ。男女の対立で考えていると、男性優遇を維持したあげく、男性が「得をした」と思っているうちに、女性が冷遇されて、日本全体が絶滅する。
> 博士をとっても教員枠がないので臨時の博士研究員を10年も続けている男性が多いのに。
男は生理もないし出産もしないので、大幅に有利だ。大幅に恵まれた状況で「実力差だけで採用を決めよ」というのは、身勝手すぎる。養育費を払わない男と同様で、無責任の極み。
そんなことだと、日本全体が滅びる。
男女の比較の問題じゃない。日本全体の絶滅を避けることが優先だ。それを理解できないから、日本はどんどん絶滅に近づきつつある。そのことに気づきもしない。
日本が滅びたあとは、日本列島には中国人が住むようになるが。
女性の学歴と出生率の上昇も因果関係は何も無い
ムチャクチャですねこの主張
正しくは、女性差別があるから結婚しにくいんです。
結婚しにくいと、婚姻率が下がるから、出生率も下がる。婚姻率が低下しているのは統計的にわかっている。
昔の出生率が高かったのは、専業主婦が原則だったから。今、専業主婦にしたら、世帯所得はほぼ半減する。そうしたら日本経済は壊滅的になるし、どの結婚世帯も大幅に貧しくなる。それでいいのか?
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なお、本項の趣旨は「女性差別の廃止」ではなく、「女性優遇の実現」(入試で)です。
これだけで少子化解消が実現できるわけではないが、社会の全般で「女性優遇の実現」が実現できれば、出産が不利にならない(出産退職がなくなる)ので、女性が出産できるようになり、出生率が上がる。
現実にはそうではないので、女性社員が出産をためらって、たいていは1人産むだけで諦める。だから日本は少子化になり、絶滅する。
管理人さんが言うように女性は生理や出産がある。管理人さんがいう通りだ。これは人間が生物である限り解消できないだろう。
理系へ行きたいという女性は、自分なりにその分野を得意とするか意欲があるのでその意欲を買って、何点か下駄をはかすということは望ましいように思う。
https://x.com/masayang/status/1787587320553898187?s=46&t=nFpFWztPD-xNwMvZneKh9g