ChatGPT で(料理の)レシピをつくると、ちゃんとしたレシピができる。
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試しにやってみたが、食材を間違わなければ、食材を示して、ちゃんとしたレシピができる。
例はこうだ。
「鶏肉とブロッコリーの料理を、3種類考えて」
これに対して、ChatGPT 4o に回答を求めたところ、ちゃんとした回答が得られた。(後述)
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これはどうしてか? 理由は考えられる。
「そのようなレシピは、似た内容のものが多数存在しているので、既存の文章の学習をすることで、妥当な文章を構築することができる」
つまり、十分な学習データがあるから、ちゃんとした正解を出せるわけだ。そもそも、正解となるような内容は、もともとたくさんの類似データがあるから、間違えるはずがない、とも言える。
ここでは、次のことに注意。
・ 何らかの独自の思考は必要ない。既存の学習データだけで十分。
・ 基礎となるデータはもともと大量にあり、新たに調べ直す必要もない。
まあ、百科事典でも読むような感じで、何らかの回答を出せるわけだ。特に問題はないと得るだろう。
この点からすると、「料理のレシピ」として、ChatGPT は非常に有益である、と言える。もはや、「つくれぽ」に代表される、ネット上のレシピサイトは、ほとんど必要がなくなった、と言えそうだ。レシピサイトなんかを見なくても、ChatGPT に質問するだけで足りるからだ。
なお、最後に実例を示す。ChatGPT に質問して得られた解答は、下記の通り。
( HTML ソースをコピペするのは面倒だが、WYSIWYG でコピペするのは簡単だ。)
命令文: 鶏肉とブロッコリーの料理を、3種類考えて。
回答文:
もちろんです!鶏肉とブロッコリーを使った美味しい料理を3種類ご紹介します。
1. 鶏肉とブロッコリーのガーリックソテー
材料:
- 鶏胸肉: 300g
- ブロッコリー: 1株
- にんにく: 3片
- オリーブオイル: 大さじ2
- 塩: 少々
- こしょう: 少々
- 醤油: 大さじ1
作り方:
- 鶏胸肉を一口大に切り、塩こしょうを振ります。
- ブロッコリーを小房に分けて、さっと茹でます。
- にんにくをみじん切りにします。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくを炒めます。
- 鶏肉を加えて中火で炒め、火が通ったらブロッコリーを加えて炒め合わせます。
- 醤油を加えて全体に絡め、味を調えたら完成です。
2. 鶏肉とブロッコリーのクリームパスタ
材料:
- 鶏胸肉: 200g
- ブロッコリー: 1株
- パスタ: 200g
- 生クリーム: 200ml
- パルメザンチーズ: 大さじ2
- にんにく: 2片
- オリーブオイル: 大さじ1
- 塩: 少々
- こしょう: 少々
作り方:
- パスタを塩水で茹でます。
- 鶏胸肉を一口大に切り、塩こしょうを振ります。
- ブロッコリーを小房に分けて茹でます。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、みじん切りにしたにんにくを炒めます。
- 鶏肉を加えて炒め、火が通ったらブロッコリーを加えます。
- 生クリームを加え、少し煮詰めてからパルメザンチーズを加えます。
- 茹で上がったパスタを加え、全体を混ぜ合わせ、塩こしょうで味を調えて完成です。
3. 鶏肉とブロッコリーの中華炒め
材料:
- 鶏もも肉: 300g
- ブロッコリー: 1株
- しょうが: 1片
- にんにく: 2片
- オイスターソース: 大さじ2
- 醤油: 大さじ1
- 砂糖: 小さじ1
- ごま油: 大さじ1
- サラダ油: 大さじ1
- 塩: 少々
- こしょう: 少々
作り方:
- 鶏もも肉を一口大に切り、塩こしょうを振ります。
- ブロッコリーを小房に分けて茹でます。
- しょうがとにんにくをみじん切りにします。
- フライパンにサラダ油を熱し、しょうがとにんにくを炒めます。
- 鶏肉を加えて炒め、火が通ったらブロッコリーを加えます。
- オイスターソース、醤油、砂糖を加えて全体を混ぜ合わせます。
- 最後にごま油を回しかけて香りをつけたら完成です。
それぞれ違った味わいを楽しめるので、ぜひ試してみてください!