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ドラッグストア首位のウエルシアホールディングス(HD・東京都)と2位のツルハHD(札幌市)が経営統合に向けて調整に入ったことがわかった。関係者が24日、明らかにした。実現すれば、ウエルシアHDの親会社であるイオンが主導する形で、売上高2兆円規模の巨大連合が誕生することになる。
( → ウエルシアとツルハが統合検討 2兆円規模のドラッグストア誕生か:朝日新聞 )
首位と2位が経営統合するなんて、独禁法上、認められないのが普通だ。ではどうして、この例は認められるのか?
ドラッグストア業界のランキングは、こうだ。
→ ドラッグストア業界 売上高ランキング(企業一覧)
1位のセブン&アイと、2位のイオンは、食品部門などの分も含まれているので、数字は高めになる。
この2社の分を除いても、他にライバルはすごく多い。つまり、自動車や家電のような寡占体制にはなく、群雄割拠のように大勢が乱立している状況にある。1位でもシェアは1割前後だろう。だから、たいしたことはないらしい。
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さて。それはさておき。
ドラッグストアなんて、どこでも似たようなものだろう……と思ったが、とんでもない。店によって、値段に大差があると判明した。
たとえば、次の商品だ。
(1) イブプロフェン
たいていのドラッグストアではかなり高いのだが、クリエイトというドラッグストアでは大幅に安い。(成分は同じ。)
(2) オキシドール
店によってかなりバラツキがある。
A店では、100mL が 100円、500mL が 500円。
B店では、100mL が 130円、500mL が 350円。
(3) リステリン
安い店と高い店で、かなり差がある。クリエイトというドラッグストアではかなり安い。 Amazon に比べると、滅茶苦茶に安い。
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ともあれ、ドラッグストアは、店による価格差がすごく大きい。ご注意あれ。
※ マツキヨ・ココカラは、有名だけど、かなり高めであるようだ。