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申告をスマホからの申告に限るようにすると、スマホの GPS 機能の情報と照合して、まさしく現地でスマホを使っている人だけを選別できる。「札幌の現地情報を、東京にいる人が申告する」というような不正を防げる。そのことで正確さを増すことができる。……というのが、改革の狙いだろう。つまり、「誤り情報の削減」
では、その結果は? 申告する人が激減した。都心部を含めて、「申告者がゼロ同然」という地域がほとんどだ。情報提供機能が壊滅状態である。
つまり、「誤り情報の削減」を狙ったら、「正しい情報もすべて削減されてしまった」という結果になった。
ちなみに、これを書いている現時点では、東京都港区の申告者は1人だけである。
出典:Yahoo!天気
他も同様で、新宿区では3人だけだ。
こんな状況なのだから、他も推して知るべし。ほとんどの地域で、申告者はゼロ同然だ。
つまり、データの正確さを狙って、嘘を排除しようとしたのだが、その結果、嘘はなくなったが、事実もなくなったわけだ。ただの無情報である。自殺行為。
馬鹿丸出しとは、このことだろう。
呆れた顔をする人が続出しそうだ。