2023年11月14日

◆ 腎臓と水分補給(NHK)

 腎臓と水分補給の関係を NHK の番組が教えていた。(トリセツショー)
 水分補給が足りないと、腎臓病になる、という話。

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 近年は温暖化で猛暑が続くが、猛暑のさなかで、水分補給が不足したままだと、腎臓病になりやすいそうだ。意外な新事実。

 水分補給が不十分だと、血液の量が減って、血液が濃くなるが、そのせいで腎臓の組織(糸球体)が破壊されてしまうそうだ。しかも、この組織破壊は不可逆的であり、いったん破壊された組織は元に戻らない。治療は不可能だ。できることは、そうなる前に予防することだけだ。そのためには、喉が渇いたら水を飲むこと。それだけでいい。それができれば、問題はない。
 一方、それができないと、ひどいことになる。腎臓病は痛みをもたらすこともなく、無自覚のままだが、どんどん健康が悪化する。
 人工透析が必要なほど腎臓が悪化していなくても、わずかな機能低下が心疾患や脳卒中、認知症のリスクになることがわかってきました。慢性的に腎機能が低下している慢性腎臓病の場合、心疾患や脳卒中になるリスクが約3倍、認知症になるリスクが1.7〜2.6倍になると言われています。

 あなたの健康はすでに悪化しているかもしれないが、その原因は、腎臓病のせいかもしれない。それというのも、暑さのなかで水を飲まなかったせいかもしれない。

 詳しい話は、下記で。
  → 「腎臓」のトリセツ - あしたが変わるトリセツショー - NHK

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 なお、前項では、「ダイエットのためには水を飲むといい」という話がある。
 水をよく飲むことで、「ダイエットと、腎臓の健康維持の、一石二鳥」ということになる。

 ※ ただし、水を過度に飲み過ぎるのも、良くないようだ。過ぎたるは及ばざるがごとし。「水中毒」というやつだ。ま、そんなに飲み過ぎたりしなければいいだけだが。

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 一方で、塩分を減らしたり、運動をしたりして、生活習慣病を改善することは、(加齢にともなう)腎機能の低下を阻止する効果があるそうだ。
 前項では、「ダイエットのためには塩分を減らすといい」という話がある。
 塩分を減らすことで、「ダイエットと、腎臓の健康維持の、一石二鳥」ということになる。



 [ 付記 ]
 あなたはすでに認知症になっているかもしれない。その場合には、「腎臓のことなんか、いちいち気にしていられるか。ほったらかしておけ」と思いそうだ。
 腎臓病の危険を 認知できなくなっているわけだ。認知症なんだから、仕方ない。

posted by 管理人 at 23:28 | Comment(0) |  健康・寒暖対策 | 更新情報をチェックする
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