( 前項 の続き )
定額給付を恒久的に行うためには、その財源が必要となる。では、財源とは?
──
岸田政権の「定額減税」は、今回限りの単発的なものだ。
一方、私が前項(および前出項目)で述べたものは、「定額給付つきの消費税」である。その意味は、こうだ。
「単なる消費税は、高所得者ほど税負担率が下がるという逆進性があるが、定額給付を組み合わせた消費税は、逆進性を解消することができる」
この場合、「定額給付」が恒久的に併用されることになる。となると、その財源が問題となる。
では、その財源は、どこから来るか? 困った。どうする?
──
そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう……と言いたいところだが、実は、その案は、すでに出してある。下記項目だ。
→ 法人税と配当分離課税: Open ブログ
つまり、法人税と配当分離課税を是正すればいい。ここで増税すればいい。そうすれば、巨額の歳入が得られるから、その金で定額給付を実現できる。(定額給付をしても金が余るほど、巨額の歳入が得られる。)
こうして財源の問題は解決する。 Q.E.D.
[ 付記 ]
財源対策は必要である。これをやらないとインフレになるからだ。この件は、次項を参照。
→ 日銀は金利を大幅に上げよ: Open ブログ (次項)
2023年11月07日
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