ギグワーカーと非正規雇用は似ている。どちらも「企業が社会保険料を払いたがらない」という点が共通する。
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Amazon やウーバー・イーツがギグワーカーを使いたがるのは、社会保険料の負担(企業負担分)を免れたがっているからだ。
一方、非正規雇用も、社会保険料の負担(企業負担分)を免れることができる(¶)ので、企業は非正規雇用を使いたがる。
¶ 詳細は → 2022年10月に社会保険加入要件が緩和
こういう事情があるので、ギグワーカーや非正規雇用が増えているわけだ。一方、そのせいで、社会保険の適用外となる労働者が増えていて、残念な状況に置かれることになる。特に、厚生年金に加入できないのは痛い。老後には莫大な年金収入減に見舞われるので、大損する結果になる。(朝三暮四の猿よりもひどい。)

では、その対策はどうすればいいか?
この件については、先に問題を立てて独立的に論じた。
→ 偽装フリーランスと社会保険: Open ブログ
ここでは、「偽装フリーランスに罰金をかける」という形で、社会保険料を高額に取り立てる、という手法を示している。
なお、偽装フリーランスは数が多すぎて、摘発する労基署の職員が足りない、という問題がある。これについては、別途、解決策がある。「歩合制公務員」というのを導入して、労基署の仕事を委託すればいいのだ。
→ 偽装フリーランスの解決策: Open ブログ
こうして、すでに述べたことを紹介する形で、本サイトの独自の見解を示した。(再掲の形。)
[ 付記 ]
ギグワーカーや非正規と社会保険料……というテーマでは、別の項目でも論じたことがある。
→ 少子化の対策 .2(企業責任): Open ブログ
→ 少子化の対策 .4(細目): Open ブログ
→ 少子化の対策 .5(補足): Open ブログ

