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AI による画像生成については、本サイトでも前に紹介したことがある。 Stable Diffusion による画像生成だ。
→ AIお絵描きの使い方: Open ブログ
それとは別に、マイクロソフトが新たに画像生成サービスを始めた。下記で紹介されている。
→ Bingチャット、画像生成AI「DALL-E3」対応 リアルな画像生成が無料で - Impress Watch
試しに使ってみたが、生成したイラストの品質が非常に高いので、驚いた。プロ並みだね。こうなると、もう、プロのイラストレーターの出番はなくなりそうだ。
たとえば、前項では、シーソーの画像がほしいと思ったので、「シーソーのイラスト」とだけ入力したら、適切な画像を生成してくれた。下記のものだ。(再掲)

ただし、必ずしもうまく行くとは限らない。そのあとで、同じ言葉で4回試したのだが、いずれも初回のレベルには及ばなかった。「当たり」ばかりかと思ったが、「当たり・ハズレ」があるようだ。
それでも、けっこう「当たり」となることが多い。たとえば、次のような画像を生成できる。



この程度のものができるのであれば、レベルとしては十分だろう。十分に実用になる。
[ 付記 ]
使い方には、コツがある。
(1) 言葉は、日本語で書くよりも、英語で書く方がいい。簡単な言葉なら、BingAI が勝手に英訳して、同じ結果になる。だが、複雑な言葉だと、英訳が不完全になることがあるので、あらかじめ機械翻訳(および手直し)によって、適切な英文に変換しておくといい。そうすれば、いっそう優れた結果を得られる。
たとえば、次のような英文だ。
「 image of a dancing cat that wears a yellow T-shirt and red short pants, and holds a rainbow colors umbrella 」(生成例は上記)
なお、次の例もある。
「 Picture of a cat dancing in a halved tangerine while lifting the top half of the tangerine 」

(2) BingAI は、生成を依頼したあとで、実際に生成がなされるまで、数分間の時間がかかる。その途中では、英文の説明文みたいな文章が流れてきて、「生成できません」というような言い訳がなされるが、それについては一切、無視していい。とにかく、じっと待てばいい。そうすると、数分後には、画像が出来上がる。
【 追記 】
本項で示した AI 画像のうち、一つには明白な「間違い」があります。その「間違い」は何でしょう? (間違い探しゲームです。サイゼリヤ みたいな。)
正解はこちら。 → ( 答え )
管理人さんはネコ好きらしい。私はイヌ派です。