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Androidは Googleがシェア1位になった……という記事がある。
→ スマホ国内出荷数が大幅減、AndroidはGoogleがシェア1位に――IDC調査 - ケータイ Watch
アップルのシェアは前年同期比で2ポイント減の45.5%で、2位のGoogleはシェア15.3%の112万台。3位のサムスンは7.9%の58万台、4位はFCNT(民事再生を申請済み)でシェア7.8%の57万台、5位は6.7%の49万台でソニー。
ここで、4位は FCNT というが、聞いたことがないので、何のことかと思った。そこで調べると、こうだ。
「富士通のスマホ事業が、投資ファンドに売却されたが、そのまま事業赤字で、事業撤退が決まって、破産した。民事再生法の適用。その後、事業だけを売却しようとして、あちこちに打診したあげく、中国のレノボが購入すると決めた。(格安で。)」
かくて、富士通のスマホ事業は、投資ファンドの手を経て、最終的にはレノボの手に入ることになった。それが決まったのが8月22日だから、つい先日のことだ。
レノボはすでに Motorola を手に入れている。「これはアメリカの会社の製品だ」と思って、 Motorola のスマホを購入した人も多いだろうが、実はレノボ製なのだ。
その上、今度は国内シェア4位の FCNT を手に入れる。レノボは一挙に国内で大手の地位をつかんだことになる。
それでもまあ、富士通のスマホ事業が生き延びただけ、マシなのだろう。富士通の技術者も路頭に迷わなくて済むわけだ。良かったですね。
(富士通製の)らくらくフォンを使っているユーザーも有りがたく思いそうだ。
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なお、私も Motorola のスマホを持っているので、他人事じゃないね。