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神奈川県の湘南で、神奈川大学がキャンパスをつくったものの、学生に不人気なので、キャンパスを閉鎖した。その跡地の利用をどうするか、定まっていない。
3月末に閉鎖され、神奈川大学が売却を表明している湘南ひらつかキャンパス(神奈川県平塚市土屋、約31ヘクタール)の跡地利用について、地域住民や有識者を交えて5月から話し合ってきた同大の協議会が23日、最終報告をまとめた。
現在、市街化調整区域にある土地の用途変更については、時間がかかる市街化区域への編入ではなく、地域がまちづくり計画をつくり、市が認定して開発が許可される、都市計画法上の「地区計画」策定の手法を採ることが妥当とした。
報告書を元に、地区計画策定に進むには、新たな民間側の「地区まちづくり協議会」の設立が必要となる。ただ、売却先のめどがついた段階での構想となるため、神大の斎藤勁副理事長は「設立の時期などは未定」と語った。
ひらつかキャンパスは1989年開設。平塚駅から約10キロの同市西部の山林を、同大が県住宅供給公社から買収して造成した。東京ドーム約7個分の敷地に校舎など14棟と野球場や陸上競技場などがある。自前の排水処理施設の整備なども含め、数百億円を投資してきたという。経営学部と理学部にピーク時は約4千人が通っていたが、学生の都心回帰志向が強まるなか、横浜市のキャンパスに順次移転。今春、34年の歴史に幕を閉じた。
( → 神大跡地利用で報告書:朝日新聞 )
場所はここだ。
ものすごい、ど田舎である。最寄り駅まで、バス 1時間半と徒歩 30分、という感じ。
- 【 訂正 】
調べたのが深夜だったので、上の時間は不正確でした。昼間ならば、その3分の1ぐらいで済みそうです。
要するに、まともな公共交通手段がない。実質的には自動車で行くしかないようだ。僻地と言ってもいい。
こんなところに建物があっても、商業施設にはならない。工場にするのも無理だ。(従業員が通えない。近くに従業員もいない。)
なのに、すごく立派な建物を建てた。しかるに、使い道がない。(人が来ないのだから当然だ。)
困った。どうする?
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そこで、困ったときの Openブログ。かろうじて、何とか案を出そう。こうだ。
「ここに入院専用の病院をつくる。介護用のホスピスか、産院用だ。それらの複合施設でもいい。訪問者は、たまに見舞いに来る客だけでいい。併設して、長期の介護老人用の、介護施設もつくる」
これならば、交通の便をあまり気にしないで済むので、何とかなるだろう。しかも、老人介護施設は不足気味なので、利用する人も出てきそうだ。
ただし、条件がある。この建物を格安で払い下げることだ。立派な建物を格安で入手できるとすれば、病院や介護施設に使うことはできる。だが、普通の価格で売るのなら、買い手はいないだろう。
ともあれ、このあたりは畑だらけだし、交通の便は最悪だ。こんなところにキャンパスを作った人は、頭が狂っていたとしか思えないね。その尻拭いを、後の時期の人がやるわけだ。
「田舎だから土地が安くていいや。ここに立派な建物を作って、近未来都市を造ろう」
とでも思ったのかもね。建物だけを見て、交通の便を見ない。頭がおかしい人ならば、ありそうな発想だ。
次の月探査機の成功を祈ります。
秦野駅までバスで23分、6.3km
平塚駅までバスで31分、10.1km
ですよ。話を盛りすぎではないですか?
調べた時刻が深夜だったので、Google の出した数字が間違っていたんだ。リアルタイムで出すから、深夜に調べると、違う数字になる。
あとで修正しておきます。
ご教示ありがとうございます。
まだ動ける入居者向けに家庭菜園をつくる案もあります。イメージアップにもなります
2番目の動画を見ればわかるように、超豪華な庭園がある。老人介護施設としては最高級の場所だ。死ぬ間際に住むところとしては理想的だ。その庭園をつぶして、まぶしいパネルを置いたり、臭い家庭庭園を置いたりしたら、もはや地獄だ。宮殿のような理想的な場所が、苦しい監獄になってしまう。
このような立派な建物があるとしたら、金持ち向けの施設にするべきです。一流のシェフを置いたり、見舞いの家族が泊まれる施設を用意したり、大浴場を用意したり。リゾート施設を兼用にしたい。
太陽光パネルや家庭菜園は、貧乏人の発想です。
すぐそばには造成費ゼロの畑がいっぱいある。そこに太陽光パネルを置いたり、家庭菜園にする方が、造成費がかからない分だけ、コスト的に有利です。貧乏人には、豪華建築ではなく、何もない畑で十分だ。
※ 私は口が悪すぎる。最近、特にひどくなったようだ。(もともとだろ、と言われそうだが。)
運動場はどう有効活用するのがよいでしょうか。
動ける老人なら、そのまま運動場として使うのがベストでしょうか。
(より良い案があれば、教えてください)