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空調服というものがある。
ジャケットやベストにファンを付けて空気を送り込むことで暑さを和らげる空調服は2004年に日本で市販が始まり、今やすっかり市民権を獲得するまでに
( → すらるど - 海外の反応 : 海外「日本にはファンが付いた服がある」日本で生まれた空調服に対する海外の反応 )
と紹介されているとおりで、暑い日には空調服が有効であるそうだ。普段着に使っている人はいないようだが、屋外で立ちっぱなしの警備員や検察作業員などでは愛用している人が多いようだ。(上記記事も参照。)
ならば試しに買ってみようか、と思う人もいるだろうが、値段にも差があるし、品物もピンキリであるようなので、注意。簡単に言えば、「安い物は性能が良くない」ということだ。
安い物は USB で駆動するが、能力も弱いし、作動時間も短い。ろくに効果がない。安いだけのことはある。
高いものは、強力モーターと大型バッテリで、しっかりと効果がある。「夏にはこれを手放せない」という人も多いようだ。ただしバッテリー重量もあるので、それなりの負担もある。
ちゃんとしたものは、ワークマン(公式)で売っている。
ファン(モーター)を二つ付けて、バッテリーも大型にすると、合計で2万円ほど。さらにジャケットが別途で 5000塩那以外。全部で 2.5万円前後かかる。警備員のようなプロでもないと、そう簡単には買えない価格だ。( Tシャツならば 500円で買えるのに比べると、大差がつく。)
一方、安い品は、Amazonでは 5000円で売っている。
https://amzn.to/45BijRj
これは、先に述べたように、USB の非力なものだ。期待して買ってから、「だまされた!」と騒いだりしないようにしよう。もともと価格なりの商品だ。
それでも、ユーザーレビューでは、「快適だ」という評価が多い。農作業用に使っている、という人もいるので、体を動かす人にとっても使用に耐えるようだ。案外、効果があるのかも。
5000円だと、ろくに効果がなくてもいいので、半分だまされたつもりで、買ってもいるのもいいかもしれない。
※ 価格は 4999円だが、タイムセールの価格だ。普段はもうちょっと高くなるようだ。
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コミケや、サマーフェスティバルや、甲子園(観客席)では、熱中症になる人が出ているそうだ。屋外で長時間、立ちずくめというような場合なら、さもありなん。こういうときには、空調服が役立ちそうだ。
[ 付記 ]
一方、私が普段使っているのは、日傘だ。日傘は圧倒的に有効だね。昔は使っていなかったが、こんなに有効なものなら、もっと前から使えば良かった、と後悔しきり。