2023年08月03日

◆ 夏の超難解パズル

 夏の暑い日のために、超難解パズルを提供する。

 ──

 問題は簡単だ。1行だけで済む。
 「夏の高校野球(甲子園大会)の試合日程を最適化するには、どうすればいいか?」
 これだけだ。

 現状では、炎天下で何日も試合があるので、大変だ。この問題を解決するにはどうすればいいか、ということだ。

 ──

 これに対して、簡単な案なら、すぐに思い浮かぶだろう。だが、少し改善するのではなく、徹底的に改善するには、どうすればいいか? 
 そのためには、適当にアイデアを出して、それで終わり、というわけには行かない。いくつかのアイデアを次々と出してから、それぞれのアイデアを上手に組み合わせる必要がある。さまざまなケースを考えながら、最適のピースを最適な形で組み合わせる必要がある。
 具体的に言うと、出場校数は 49校だが、この 49校のトーナメント表を、どのように構成するか? そこには(天文学的な数とまでは言えないが)ものすごく多数の組み合わせがある。そのなかで最善の組み合わせは、どんなものか? 

 そこではパズルを解くような、組み合わせの発想が必要だ。その際、パズルを解くのと同じような数学的な発想をする必要がある。だから、この問題を解くのは、一種のパズルなのだ。

 ※ 似た例を言うと、次のような例がある。
    ・ 電車の時刻表をどう決めればいいか?
    ・ さまざまな家族の、ホテルの部屋割りは?
   いずれも、パズルふうに、組み合わせを考える必要がある。


hatena163.gif


 しかも、今回のパズルの回答はすごく長くなる。問題文は上の1行だけだが、回答の方はすごく長くなる。
 私が考えたら、何と原稿用紙 50枚分ぐらいの回答になった。つまり、このパズルはパズルでも、簡単なパズルではなくて、超難解なパズルと言える。

 とすれば、パズルがあるからといって、読者が延々と正解を考えるのは現実的ではない。一通り考えてみるのはいいが、ちょっと短い回答を思い浮かべるだけでいい。

 で、そのあとは? 正解となる回答を、延々と読み続ければいい。考えるのではなく、長たらしい回答を(たっぷりと時間をかけて)延々と読み続ければいい。考えるかわりに、読むわけだ。

 その長い回答は、次項と次々項と次々々項で示す。(計3回)




  → 次項

 

posted by 管理人 at 22:37 | Comment(0) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
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