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記事を引用しよう。
《 米当局、アマゾンを提訴 プライム会員の解約複雑化 》
米連邦取引委員会(FTC)は21日、米アマゾン・コムが会員向け有料サービス「アマゾンプライム」で同意なく契約させたり、解約しないよう手続きを複雑化させたりしているとしてアマゾンを米西部ワシントン州の裁判所に提訴したと発表した。
FTCは、アマゾンで買い物する際にプライムに加入しないで購入するボタンが見つけにくくなっており、解約には契約延長を提案するページを何度も回避する必要があると指摘した。意図しない契約に誘導し、解約を複雑化する「ダークパターン」と呼ばれる手法を使い、消費者が不利益を被ったと主張した。
( → 産経ニュース )
アマゾンの有料会員サービス「プライム」をめぐって、米連邦取引委員会(FTC)が21日、同社を提訴した。分かりづらい仕様のウェブサイトで数百万人を「だまして」、同意なく入会させたと主張。
FTCの主張の根幹は、アマゾンのサイトが消費者に最善とはいえない選択をさせる「ダークパターン」と呼ばれる設計になっていたというものだ。プライムに入会することなく商品を購入する手順が分かりづらく、気づかないうちに入会したことになっていた人が多くいたと訴えている。
解約手順も分かりづらく、幾つもの手順を踏まないと解約にたどりつけない仕様になっていたと指摘。一度入会すると、解約手続きをしない限り「自動更新」で会費を請求され続け、FTCは「多額の損害」が出たと主張している。
( → 気づかず入会、アマゾンプライムは「ダークパターン」 米当局が提訴:朝日新聞 )
「だまして」と書いてある通り、詐欺ですね。犯罪だ。
これについて、Amazon は自己正当化している。だが、とんでもない。この問題は前からずっと話題になっていた。本サイトでも2回、話題にした。そのころから問題になっていたのだ。
→ Amazon Prime の強制加入 .1: Open ブログ(2018年10月13日)
→ Amazonの詐欺商法: Open ブログ(2022年07月07日)
この問題を指摘しないことには、日本のマスコミや公取委も責任がある。まともなのは、本サイトだけだ。5年も前から、計2度も指摘した。今回が3度目だ。
今回、報道されたのだから、日本のマスコミや公取委もしっかり対処してもらいたいものだ。
※ 今回の話は、「困ったときの Openブログ」ではなくて、「問題を何年も前から指摘していた Openブログ」だ。
