ATOK(2019年版) では、やたらとフリーズする症状があったが、 ATOK(2023年版) では解消した。
──
ATOK(2019年版) では、やたらとフリーズする症状があって、困っていたのだが、4年たって、「もうそろそろ直っただろう」と思って、 ATOK(2023年版) を購入したら、症状は解消していた。ほっ。
ただしそのかわり、「変換中の文字がカラー表示される」という機能が、部分的に失われていた。特に MS-Word や、一部のブラウザなどで、そういう症状が現れる。
以上の問題は、私だけの症状ではなくて、他の人も同様であることが、ググることでわかる。同様の報告は数多く、解決策は見出されていない。どうも、仕様であるらしい。
私の想像では、こうだ。
「 ATOK(2019年版)では、やたらとフリーズする症状があったが、これは余計な処理をして、重くなっていたからだ。そこで、あちこちをなるべく簡略化して、高速で軽くしようとしたが、そのとき、必要な機能まで失われてしまった」
つまり、「軽さ」と「色表示の機能」とが、トレードオフの形になったのだ。そう理解すれば、わからなくもない。
まあ、この改良は、受け入れられる。次の対比による。
・ ときどきフリーズすることの不便さ
・ 常に色表示ができないことの不便さ
前者の不便さは大きく、後者の不便さは小さい。前者の難点が解消したのなら、後者の難点は我慢してもいい。
なお、エディタを使う限りは、いずれの難点も現れない。単に高性能化しているだけだ。
ATOK(2019年版)を使って、「フリーズして困っている」という人は、最新版の 一太郎 2023 を購入して、ATOK も(2023年版)にアップグレードするといいだろう。
毎年というわけには行かないが、4年にいっぺんぐらいはアップグレードするとよさそうだ。
※ なお、付随して、一太郎では他の機能もいくらか向上している。文書校正機能など。
2023年05月26日
過去ログ
Office側で、他社製IMEを使うとフリーズするようにわざと仕込みがあるんじゃないかと勘ぐってしまいます。