──
洗濯機の洗剤を買うことにして、イオンの店頭で、価格を調べてみた。小・中・大のサイズがある。当然、小サイズが割高で、大サイズが割安だと思ったが、頭で暗算してみると、そうではなかった。小サイズよりも大サイズの方がが割高なのだ。価格が逆転している。
大袋 中ぐらい 2500グラム 980円
中袋 高い 1800グラム 780円
小袋 安い 2000グラム 698円 (2個セット)
中袋よりは、大袋の方が、割安である。ならば大袋の方を買おう、と思ったのだが、小袋の価格を見たら、ビックリした。小袋の方がずっと安いのだ。
「どうせ小袋は高いに決まっている」
と思って、価格を見ずに却下しようと思っていたのだが、価格を見たらびっくりだ。ずっとお買い得になっている。
これはどういうことなのだろう? 不思議に思った。
小袋が売れ筋なので、売れ筋が安い、ということなのかもしれない。だが、そういうことなら、最初から小袋だけを並べておけば済むことだ。わざわざ高価格の中袋や大袋を並べるのは、罠だね。消費者を引っ掛けようとしている。だまし討ちみたいなものだ。
そもそも、中袋や大袋は、サイズがデカい分、重すぎて、使いにくい。不便で、価値が低い。そんなものを高値で売りつけようというのだから、悪質だ。だまされないように注意したい。
教訓。
単価を計算しないで買うと、かえって高い商品を買うハメになることもある。暗算の計算力は大事だね。
※ 価格表示には、グラムあたりの単価が記してあることもある。中サイズと大サイズにはそれが記してあったが、小サイズにはそれが記してなかった。ひどい話。
https://amzn.to/3ngi9OG
【 追記 】
実は、もっとひどいインチキがある。「ボトル入りよりも、詰め替えの方が高い」という理不尽なことがあるのだ。洗濯用洗剤のほか、食品洗剤、シャンプーなどでも、こういうことがある。
→ https://x.gd/91NyH
初期分は客を取り込む意味で安値にする、という戦略らしい。きちんと値段を見ないと、何がお得かわからない。注意しよう。
※ 注意深く念入りに探せば、ボトル入りよりもお得な詰め替え商品は見つかるものだ。
※ 食品用洗剤だと、他社商品を詰め込んでも、何の問題もない。花王のボトルに、ライオンの洗剤を詰め込んでも、何の問題もない。好みのデザインのボトルを買ってから、詰め替えは安い商品を詰め込んでしまえばいいのだ。どうせ洗浄能力は同じようなものだし。シャンプーは品質差があるので、ちょっと事情が違うが。(シャンプーのボトルにリンスの詰め替えを入れたりすると、混同するね。)
セール品の500ml飲料と350ml飲料とを比べると
350mlのほうが倍くらいの値段だったりすることも。
2Lと500mlが同じくらいのことも。
でも、500とか2Lは多いんですよねぇ。350がちょうどよい。