公金受取口座と公金支払口座を一体化させるべきだ。
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マイナポイントの申請時には、公金受取口座を申請する必要がある。だが、これには無駄な手続きが多い。(前項で述べたとおり。)
そこで、新たに提案しよう。
「公金受取口座と公金支払口座を一体化させるべきだ」
公金支払口座とは、税金や社会保険料などの納入の口座だ。これらについて天引きされている(源泉徴収されている)人も多いだろうが、固定資産税の納税なら口座振り込みをしている人が多いだろう。
このような公金支払口座と公金受取口座を、一体化させるべきだ。
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ではなぜ? その意義は、こうだ。
「公金支払口座の設定はすでに済んでいるので、それを指定することにより、公金受取口座を新たに設定する必要がない。既存の口座を利用するだけでいい」
具体的に言えば、次のことだけで済む。
「マイナカードを区役所で受け取るときに、『公金受取口座と公金支払口座を一体化する』という項目で『YES』を選択する」
これだけで済む。つまり、画面の該当ボタンにタッチするだけで済む。
※ すると、公金支払口座の既存設定が表示される。あとは、そこで確認するだけでいい。
※ 複数項目が表示された場合には、そこから一つを選ぶだけでいい。
現状では、ICカードリーダーを使ったり、番号を入力したり、多大な手間が刈る。それをすべて「画面タッチ1回」で代行できるわけだ。これぞ名案と言えるだろう。
※ マイナポイントの入金も、この口座に入れればいい。電子マネーを使う必要などはない。電子マネーを使うのは、電通やパソナのためなんだから、そんな愚行は辞めればいい。
【 関連項目 】
以上は、すでに述べた「ID口座」という概念の応用である。「公金受取口座と公金支払口座を一体化したもの」は、「ID口座」という概念で、前に私が提案していた。
→ ID番号と ID口座: Open ブログ(2011年01月29日)
→ マイナンバーとキャッシュレス推進 2: Open ブログ(2019年11月28日)
→ マイナンバーと口座の ひもづけ: Open ブログ(2020年06月10日)
なお、初出は下記だ。(2002年02月28日)
→ ニュースと感想 (2月28日b)
【 関連動画 】
「一時は3時間待ちも…マイナポイント申請窓口が混雑!?」という動画。