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その条件とは、下記だ。
・ パソコンならば、 ICカードリーダーがあること。
・ スマホ(Android)ならば、おサイフケータイの機能があること。
いずれにしても、マイナンバーカードに付いている ICカードを読み取るための機能が必要だ。その機能がないと、 ICカードを読み取れないので、マイナポイントがもらえない。
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問題は、あなたの機械に、その機能が備わっているかどうかだ。パソコンであれ、スマホであれ、上記の条件を満たすハードウェアを持っていれば、問題ない。
では、持っていない場合には? スマホを買い換えるのは大変だから、パソコンで ICカードリーダーを購入すればいい。安い機種では、900円程度で済む。

https://amzn.to/3Q7A6cj
というわけで、900円程度の出費をすることで、問題は解決する。これで2万円をもらえるのだから、損はしないだろう。
※ ICカードリーダーは、電子納税など、他の用途にも使えるので、無駄になるわけではない。
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900円の出費を惜しむ場合には、無料で済ませる方法もある。ただし数時間の時間がかかるので、時給200円ぐらいで数時間を働く計算になる。非常にコスパが悪いが、それでも金を惜しむなら、無料で済ませてもいい。
手順は、次の (1)(2) をともに完遂する必要がある。
(1) マイナポイントの登録をする
これは、ICカードリーダーがあれば、あまり手間はかからない。だが、ICカードリーダーがなければ、ローソンの機械で手続きをする必要がある。そのために、ローソンに行く必要がある。
ローソンのかわりに、郵便局(大きな本局)でも可能だが、専用の機械があるわけでもなく、チャチな安っぽいパソコンを操作する必要があるので、面倒である。私が行ったときには、機械がなかばフリーズしていて、職員の手で再起動する必要があった。
※ コメント欄の情報によると、セブン銀行ATMでも手続きができるそうだ。この情報は知っていたが、セブン銀行の口座が必要かと思っていた。だが、そうではなく、誰でもできるようだ。(ただし下記の (2) はできないようだ。)
(2) 公金受取口座の登録をする
これは、ICカードリーダーがあれば、あまり手間はかからない。だが、ICカードリーダーがなければ、区役所で手続きをする必要がある。そのために、区役所に行く必要がある。
区役所? げげげ。これでは(往復と待ち時間と作業時間で)数時間がかかる。面倒臭いね。やってられんわ。こんなことなら、ICカードリーダーを買う方がマシだ。そこで、私は上記の機械を購入しました。
※ 公金受取口座の登録が可能なのは、金融機関に限られている。
→ https://www.digital.go.jp/policies/account_registration_finance/
したがって、電子マネー( Suica や PayPay )は登録できないようだ。
つまり、(1) は簡単でも、(2) は困難だ。
※ 郵便局で (2) の登録をしようとすると、サイトが自動的に遮断される。つまり、「登録不可(禁止)」という設定になっている。下記の通り。
「公金受取口座の登録をしますか?」 → 「はい」 → 「Web サイトが遮断されました。終了しますか?」
ひどいね。「ふざけてるのか?」と疑ったが、どうやら安全を期してのことらしい。わざとやっているわけだ。
[ 付記 ]
以上、政府はやたらと国民に無駄手間をかけさせる。非常に馬鹿げたことである。本来ならば、何もしなくていいはずだ。
(1) マイナポイントの登録は、各人がやる必要はなく、政府が一括して登録すればいいだけだ。最初にマイナンバーカードの受け取りをしたときに、一緒に手続きをすればいいだけだ。どうして新たに手続きをさせるのか? それも ICカードリーダーを使わせたりして。……まったく、馬鹿げている。
(2) 公金受取口座の登録なら、先に 10万円の給付のときに登録してある。その登録した口座をそのまま使えばいいだけだ。それを変更したい人だけが、新たに登録し直せばいい。何だってまた、こんなに馬鹿げた手続きをさせるのか。……まったく、馬鹿げている。
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さて。自問自答だが、上の疑問に答えよう。こうだ。
Q 何だってまた、こんなに馬鹿げた手続きをさせるのか。
A 政府がマイナンバーを使いこなせないからです。国民がマイナンバーを登録しても、そのマイナンバーを政府がちゃんと使えない。だから、国民に無駄な続きをさせるんです。
Q 行政の効率化のためにマイナンバーが使えないとしたら、何のためにマイナンバーを導入したの?
A 国民に無駄な手続きをさせるためです。今回も、さんざん無駄な手続きをさせられたでしょ? そういうこと。
Q 国民に無駄な手続きをさせると、政府にとっていいことがあるの?
A あります。電通やパソナにお金が回るので、そこから自民党に金が部分環流して、自民党がホクホクになります。
Q どうして電通やパソナにお金が回るの?
A 現金をすぐ金融口座に入れたら、電通やパソナにお金が回らないでしょ。そこで、電子マネーを経由するようにした。そのことで、無駄な手続きが必要となり、電通やパソナにお金が回るようになります。
【 関連サイト 】
海外に転勤または国内で転居すると、マイナンバーカードは無効になる。そういう問題が指摘されている。
→ [はてなブックマーク] 海外に転居するとマイナンバーカード無効にさせられるんだよ。
https://www.sevenbank.co.jp/oos/adv/tmp_213.html
マイナポイントの受け取り先をSuicaとかICOCAの電子マネーに設定するのが最も安直だったと思います.マイナンバーカードと予めポイントサービス登録済みのICOCAの両方を持っていけば数分で手続き完了します.
Suicaは良く知らないですが,ほぼ同じ手続きでないかと?
ただ、(1) はできても、(2)はできないのでは? つまり、マイナポイントはもらえても、将来の 10万円はもらえないのでは?
まず当初総務省はパソコンでもOKと書いていたのですが、いざサイトに入るとカードリーダーがいると書かれています。総務省のお役人はカードリーダーはパソコンを持っている人は誰でも持っていると思っていたのでしょうね。
国産有名メーカー製のものは5千円したので中国製の1500円のものを購入しました。なんとカード挿入口が狭すぎてカードが入らない!でも無理やり入れると入りましたが、今度は読み取ってくれません。
仕方なく区役所まで行って手続きをしましたが、まだ怒りは収まっていません。管理人の言われる通りで発行時に登録しておけばよいだけです。
(当方は手伝っただけで自分では実行してないので忘れてました.)
出来たのはマイナポイント第一弾と(1)の手続きまででした.
スマホ(iPhone)を持っていたので,それをカードリーダー代わりにした上でパソコンを使ってマイナポータルサイトから公金受取口座の登録をする必要がありました.(カードリーダーを買わなくてもスマホで代替可能)
尚,セブン銀行ATMではセブン銀行口座を公金受取口座に「指定できない」そうです.(囲い込みさせないためかしら?)
但し,あのサイトの出来はあまり良くないので,ITに詳しくない素人では色々迷うのでないかと思いました.
このA間違ってます。
現金をすぐ金融口座に入れるにも電通やパソナの手が必要です。なぜなら役所は自らは口座への公金配布の仕事なんかはせず、電通やパソナにやらせるんです。
昔はそうだったかもしれないけど、もう電子的な入力は済んでいるので、あとはアイコンひとつで振込完了でしょう。アイコンのクリックぐらい、誰でもできる。
それをやるのは、システム開発業者(富士通など)であって、すでにシステムは完成して納入されているはず。
あとはそのシステムを呼び出して、アイコンをクリックするだけです。電通やパソナは必要ありません。
仮にトラブルがあれば、役所が富士通などを呼び出せばいい。電通やパソナは必要ありません。
> この一連の処理を役所は丸投げするんです。
それはありそうだけど、簡単な事務作業なので、そこいらの末端業者に任せれば済む話。数百万円ぐらいの案件だろう。あまりにも額が微小なので、電通やパソナの出る幕じゃない。地元の零細業者が小さな仕事を請け負うだけだ。
めくじらをたてるようなことじゃない。