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2022-11-29 の朝日新聞の記事。
暗号資産(仮想通貨)交換業大手のFTXトレーディングの経営破綻で、業界に激震が走っている。急成長し、一気に世界的に知られるようになったFTXの経営の実態がずさんだったことが徐々に判明。
19年設立のFTXはわずか数年で暗号資産交換業で世界大手の一角にまで急成長したが、今月上旬に関連会社の財務状態を疑問視する報道をきっかけに「取り付け騒ぎ」が起き、11日に米連邦破産法11条の適用を申請したと発表した。
破綻後に辞任したが、30歳の若さでFTXを率いてきたバンクマン・フリード氏は、業界では敏腕経営者として人気を集めてきた。
FTXの日本法人のセス・メラメド代表はバンクマン・フリード氏について「第一印象で、天才だと確信した。彼の言葉は魔法の呪文のようで、社員はみな魅了されていた」と話す。
FTXの負債額は日本円で換算すれば数兆円にのぼる。
( → 華やかな若手CEO、ずさんな経営次々 債権者100万人超か/負債額数兆円 FTX破綻:朝日新聞 )
素晴らしい天才だと見せかけて、数兆円もの赤字をつくりだした。顧客の金を莫大に奪ったわけで、史上最大の詐欺師と言ってもいいだろう。
その趣旨の記事もある。(上記と重複する話もあるが。)
天才経営者か、希代のペテン師か――。
暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXトレーディングの経営破綻(はたん)で、渦中にいる創業者のサム・バンクマン・フリード氏に世界の注目が集まっている。30歳の若さで会社を世界大手に育てあげたが、今や100万人規模の債権者を巻き込む破綻事案の中心にいる。どんな人物なのか。
「第一印象で、天才だと確信した」
今年3月、FTXが本社を置く、カリブ海のバハマ。FTXの日本法人、セス・メラメド代表はバンクマン・フリード氏と会った時の印象をそう振り返る。
バンクマン・フリード氏は、マサチューセッツ工科大学で物理学を専攻してから、金融機関でトレーダーとして勤務。名を上げたのは、暗号資産のビットコインの価格が韓国や日本と米国で異なることに目をつけた17年の取引だった。米国で買い、日本で売ることを繰り返し、巨額の富を築いたという。
バンクマン・フリード氏はFTXとは別に、「アラメダ・リサーチ」という投資会社を運営していたが、FTXに預けられていた顧客の資産を流用し、アラメダ・リサーチに約100億ドルを貸し付けていた疑惑が発覚。相当部分が消失しているという。
「破産管財人」のような立場で、FTXの最高経営責任者(CEO)を引き継いだジョン・レイ氏は17日、裁判所に提出した書面で「40年間のキャリアで、これほど企業統治が破綻し、信頼できる財務諸表の完全な欠如を見た例はない」と断言。2000年代初頭、大規模な不正経理が発覚したエネルギー販売会社の「エンロン」の債務整理を手がけた時と比べても、ひどいとした。
バンクマン・フリード氏は、現在もバハマにいるとみられる。
( → 天才か希代のペテン師か FTX創業者の素顔と「魔法の呪文」:朝日新聞 )
預かった数兆円の金を、別会社に移して、トンズラ。そして今はバハマにいて、知らんぷり。「私は何も悪くない。悪いのは政府だ」とうそぶいて、知らん顔。そういう奴を、米国政府は逮捕もできずにいる。
これぞ史上最大の詐欺師と言える。うまく逃げおおせたのなら、法の穴を突くのも完璧だったことになる。
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下記に参考情報がある。
→ 【FTX】顧客資産回収は望み薄か、バハマ警察が犯罪行為の疑い捜査 - Bloomberg
[ 付記 ]
そう言えば、ツイッターをメチャクチャにした「天才経営者」(?)というのもいるね。
→ マスク「休眠15億アカウント削除」揺らぐ故人の声 | Twtter上に残る故人アカウントの扱いはどうなる

ぬかったな。バハマ に逃げれば大丈夫だと思ったようだが、「そんな! バカな!」と思っているころだろう。