2022年10月10日

◆ 政党交付金ゴロ

 得票率を基準に与えられる政党交付金を目的に、政党を金めあてに使おう、というヤクザまがいの連中がいる。

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 この方針を公言しているのが、N党だ。(NHK党)


 こういうのは、「政党交付金ゴロ」と呼んでもいいだろう。この仲間の「ガーシー」という人(N党議員)もまた、同様だ。
  → N党のガーシー氏「帰国と登院の意志はない」 今国会も欠席意向 [NHK党]:朝日新聞
  → N党のガーシー参院議員、臨時国会に出席意思なし…議運委員長は「除名」に慎重姿勢 : 読売新聞

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 さて。それと関連するが、次の話がある。
 格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」(25日、さいたまスーパーアリーナ)で、ごぼうの党代表の奥野貴志氏がボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)に対し、花束を投げ捨てた問題が海外で波紋を広げている。
 オーストラリア「ニュース・ドットコム」は奥野氏の行為について「奇妙な行いでボクシング界が無礼だと怒り」と報道。「フロイド・メイウェザーは日本でのエキシビションファイトでほとんど汗をかかなかったが、試合前の奇妙なスタントでボクシングファンは不信感を抱いた」と試合以上に花束投げ捨て騒動に注目した。
( → メイウェザーへの花束投げ捨てを海外報道「ボクシング界が怒り」「日本では見たことがない」 | 東スポWEB

 何のためにやったのか? それは、この「ごぼうの党」の売名行為だ。
 「ごぼうの党」奥野代表は、同イベントNFTデジタルチケットを420万円で落札し、花束贈呈の権利を得たが、メイウェザー本人に花束を手渡さず、リングに投げつけた。
( → 花束騒動の「ごぼうの党」代表 メイウェザーに苦言「スーパースターと呼ばれている状況に私は甚だ疑問」― スポニチ Sponichi Annex 芸能

 420万円で落札して、権利を得た。その権利を、照射への経緯のためには使わず、自己の売名行為のために使った。(悪名は無名に勝る。)
 こうして、「ごぼうの党」の名前が売れれば、次の選挙では多大な票を得ることができるかもしれない。そうしたら、420万円を上回る、何億円もの金を得ることができるかもしれない。……それが狙いであるわけだ。
 これもまた、「政党交付金ゴロ」と言える。

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 では、こういう問題への解決策は、どうしたらいいだろう。そのヒントとなる記事がある。

 → 参院戦・比例代表 党派別得票
 これによると、N党の得票率は 2.4%だ。
 それで得た金は、下記だ。


seitokohu.png
出典:朝日新聞


 2.4%の得票率で、2.62億円をもらっている。いい商売だな。
 ごぼうの党も、その真似をしたがっているのだろう。

 ──

 では、こういう連中を排除するには、どうすればいいか? その方法は、すぐにわかる。こうだ。
 「政党交付金の給付基準を、得票率 4%または 5%とする。それに満たない得票率の場合には、政党要件を満たさないとして、政党交付金を給付しない」

 これで問題は解決できるだろう。また、ボクシングのリングで恥さらしなことをして日本の恥となる、というような行為もなくせるだろう。

posted by 管理人 at 23:10 | Comment(0) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
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