2022年08月26日

◆ PHV の復権・復活

 EV の絶対的優先の方針のなかで、PHV は排除されつつあったが、このたび、PHV が許容されるという新しい方針が出た。

 ――

 EV の絶対的優先の方針のなかで、PHV は排除される……というのが、これまでの方針だった。しかし、私はこの方針に対して反対した。「寒冷地では、EV よりも PHV の方が適する」と。
 「35年には内燃エンジン車の販売を終え」と記事にはある。
 だが、これは妥当ではない。なぜなら、寒冷地では PHV が必要になるからだ。純然たる内燃エンジン車は廃止してもいいが、EV と内燃エンジン車の折衷である PHV については、このあともずっと製造を続けるべきなのだ。
 「自動車分野では、炭酸ガス排出量をゼロにする」という方針そのものが、根本的に間違っているのだ。
( → 間違いだらけの脱炭素化: Open ブログ

 寒冷地では、PHV が最強かもしれない。
  ・ 街中では、充電せずに、ガソリンの補給だけで足りる。
  ・ 雪の中で渋滞になったら、電気で暖を取れる。
  ・ 電気がなくなったら、ガソリンで暖を取れる。
  ・ 充電不足なら、走行しながら充電できる。
   特に、充電専用の走行モードがある。( → 出典 )
   雪の日には、降る前に、ガソリンで大幅充電が可能だ。

 PHV は、ただの折衷ではなく、いいとこ取りをしている感じだ。雪国では PHV が最強かもね。
( → 雪と エンジン車・EV: Open ブログ

 「寒冷地で EV を使うと、暖房のために電力を食うので、電力消費量が2倍ぐらいになる。電力の電源に火力発電が使われているとしたら、火力発電の炭酸ガス排出量も2倍になる。これでは、EV の方が(ガソリン車に比べて)炭酸ガス排出量が多くなってしまう」
( → 寒冷地の EV の炭素排出量: Open ブログ

 以上のように、「寒冷地では PHV が必要だ」という話をしてきた。なのに、世界各国は PHV を無視して、EV 一辺倒になろうとしてきた。それを私はずっと批判してきた。

 だが世界はようやく、私に追いついてきたようだ。少なくとも、カリフォルニア州はそうだ。新たに次の方針を決めた。
 米カリフォルニア州の環境当局は25日、2035年にガソリンのみで駆動する新車の販売を全面禁止する新たな規制案を決定した。26〜35年にかけて段階的に電気自動車(EV)などの販売比率を高めるよう各自動車メーカーに義務付ける。州内の新車販売の10%強を占めるハイブリッド車(HV)も35年以降は販売禁止とする。
 新たな規制案ではEVのほか、燃料電池車(FCV)や電池だけで約80キロメートル以上走れるプラグインハイブリッド車(PHV)がZEVとして認められた。CARBは原則として排ガスを出さない車の普及を目指しており、PHVを算入する場合には規制が要求するZEV販売台数の20%以下に抑えるよう各車メーカーに求めている。

( → 米カリフォルニア州、2035年にハイブリッド車も販売禁止: 日本経済新聞

 「20%以下」という制限はあるが、ともあれ、PHV が容認される方向となった。これは、私の方針と合致する。世界はようやく、私に追いついてきたようだ。




posted by 管理人 at 23:00 | Comment(0) | 自動車・交通 | 更新情報をチェックする
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