2022年07月05日

◆ プロ野球と女性職員

 プロ野球の場では女性職員が排除されている。特に、外国人選手のための通訳がそうだ。こういう女性職員の排除は、女性差別として、是正するべきか? 【 おもしろ 】

 ――

 この点について「是正するべきだ」という見解が、朝日新聞に掲載された。
(声)プロ野球、女性活躍の場を広げて
 高校生 ****(神奈川県 18)

 私は広島出身の母の影響もあり、気づいた時にはカープ女子。高校3年生になって進路を考える機会が増え、カープの選手たちを近くで支える職業に就きたいと思うようになりました。
 自分に何ができるか。思いついたのは外国人選手の球団通訳。高校では第2外国語が必修で、スペイン語を勉強しました。英語とスペイン語を身につけ、将来、北米や中南米の選手と話せる能力を生かせればと考えたのです。しかし、ベンチにいるのは男性の通訳ばかり。
 (中略)
 実況や審判だけでなく、プロ野球で女性の通訳が当たり前に存在する日が来ることを信じて、一生懸命、夢に向かって駆け抜けようと思います。
( → 朝日新聞 2022年07月03日(有料版のみ) )

 なるほど。「女性差別はするべきではない」という方針だ。リベラルな朝日新聞としては、好適な話題だと思えたので、掲載したのだろう。

 ――

 一方で、次の話題もある。
 《 本当はイヤなのに 男湯・男性トイレに女性清掃員 なぜOK? 》
 「女性差別がよく問題になりますが、男性差別があります。男湯、男子トイレに女性の従業員が入ってくることです。その逆は許されないのに、なぜこの件は許されるのでしょうか」
( → | NHK | WEB特集
 
 ここでは、次の事例が紹介されている。
  ・ 男性トイレを、女性が清掃する
  ・ 男性の浴場を、女性が清掃する

 トイレでも浴場でも、陰部が女性に見られてしまうわけだ。「それはイヤだ」と思う男性客が多いようだ。
 実は、同様に、男性職員が女性トイレを清掃することもかなり多くあるそうだ。ただし女性の浴場に男性の職員が入ってくることは、さすがにないようだ。せいぜい番台があるぐらいだろう。(番台は、バンダイナムコのことではありません。)

 ――

 上の話を読んで、「何でそんなことを話題にするんだ。関係ないだろ」と訝る人もいるだろうが、実は、大いに関係がある。
 プロ野球の選手控え室には、シャワーが付属していることもあり、試合を終えたあとの選手が裸でうろつき回っていることが多い。そこに記者が取材に入ることも多い。
 となると、そこに入れる記者は男性記者だけだし、そこに入れる通訳は男性通訳だけだ。その意味で、通訳は男性になるのが原則である。

 とはいえ、「選手控え室には入らない」という条件でなら、女性記者や女性通訳は許容されるかもしれない。実際、女性記者は少しはいる。しかし、非情に珍しいので、選手にはからかわれてしまったそうだ。あまりにも「エロだエロだ」と言われたあげく、ついには AV女優に転職してしまったそうだ。
  → 「プロ野球選手から『エロメガネ』と呼ばれ…」なぜ青学卒の元新聞記者はAV女優になったのか | 文春

 事実は小説よりも奇なり。

 とすると、冒頭の女子高校生も、女性通訳になったあげく、最終的には AV女優になってしまうのかもね。

( ※ 朝日新聞記者が、彼女の投書を掲載したのも、それが狙いなのかも。)




 
posted by 管理人 at 22:15 | Comment(0) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
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