2022年07月04日

◆ 通信障害のときに自宅で倒れたら

 au で通信障害が起こったとき、自宅で倒れたら、どうすればいいか? Wi-Fi がつながっていれば、光回線を通じて、LINE で連絡ができそうだが。

 ――

 システム上では、上記で済むはずだ。4G や 5G の無線(au)はつながらなくても、Wi-Fi と光回線を通じて、外部とつながる。そこで、LINE で連絡すれば、即時、相手に連絡が行くはずだ。

 ところが残念なことに、システム的にはつながっても、肝心の相手(連絡先)が、 LINE のアカウントをもっていない。具体的には、110 番の警察と、119番の消防庁だ。別に、番号はこの番号(110 番・119番)である必要はなくて、単に LINE のアカウントがあればいいのだが、 LINE のアカウントがないのだ。つまり、「受信拒否」である。

 詳しくは下記に説明してある。
  → LINEやIP電話で緊急通報(110番)できる? | 巨人メディア
 通話料を大幅に安く出来るIP電話(LINEや050通話アプリ)は、とっても便利です。しかし気になるのが緊急電話(110番、119番など)の発信。
 結論から言うと、IP電話では緊急電話の発信ができません。

 LINEやIP電話(050通話アプリ)は、緊急電話に発信できません。その理由は、位置情報の提供機能が無いからです。

 ただし、対処法はある。
 IP電話でも通常番号なら、警察署や消防署に通報できます。
 最寄りの警察署の電話番号は、緊急通報ナビで簡単に調べられます。緊急通報ナビとは警察署の、住所と電話番号が表示されるアプリです。

 ※ 緊急通報ナビは、スマホのアプリなので、スマホでインストールする必要がある。

 ――

 以上で対処できるようだが、面倒臭いですね。
 LINE で、警察と消防署のアカウントをもつべきだ。ただし、一箇所に集中して連絡が届くと、混雑してしまいそうなので、何らかの分散処理は必要だろう。最も簡単な方法は、多数のアカウントを用意することだ。たとえば、

  110-000
  110-001
  110-002
  ……
  110-998
  110-999
  
 というふうに 1000個のアカウントを用意して、ユーザーが適当に選ぶようにすれば、1000箇所に分散処理される。(ちょっと原始的だが。)

 ――

 ともあれ、自宅で倒れた人向けに、「 LINE でも連絡できる」というシステムを用意するべきだ。現状のように「受信拒否」というのは、どう考えてもおかしいね。
 


 [ 付記 ]
 大事な話を書き落としていた。
 110番や 119番は、現状ではつながらない。困った。では、倒れたときには、どうすればいいのか?
 
 そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
 「とりあえず LINE でつながる相手に連絡して、その相手に 110番か 119番にかけてもらう」
 つまり、SOS 通知を友人に発するわけだ。「倒れた。助けて」みたいな通知。自分から直接、 110番か 119番にかけることができないなら、友人にかけてもらうわけだ。

 


 【 関連項目 】

 → au の通信障害とコロナ: Open ブログ

  通信障害のときには LINE を使うといい、という話。
 
posted by 管理人 at 20:58 | Comment(1) | コンピュータ_04 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 最後のあたりに [ 付記 ] を加筆しました。


 ※ 本文が二重に重複していたので、修正しました。
Posted by 管理人 at 2022年07月04日 22:18
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