2022年05月26日

◆ 日産アリアの自動運転

 日産アリアの自動運転は、どの程度のものか? 

 ――

 すでに何年か前にスカイラインで、ほぼ自動運転を実現していたんだから、それより悪くなるわけはないんだが、レポートした人がいる。





 ちゃんとお気楽に手放し運転ができている。
  ・ 必ず目をあけて、前を向いている必要がある。 
  ・ ときどき警告が入る。
  ・ トンネル内では使えないこともある。

 などの制限はあるが、普通に使う限りは、自動運転ができているので、疲労度は激減することになる。
 数時間の長距離運転では、滅茶苦茶に便利だろう。

 ※ アリアはデカすぎて車庫に入らない、という人が多いので、小型車でも実現するといいですね。ノートは電動車なんだから、実現できてもいいはずなんだが。(さすがにサクラでは無理だろう。充電容量の問題があるので。……何度も充電すれば、かろうじて可能だとはいえ。)

 ※ ノートに搭載されているプロパイロットは、安価な簡易版だけだ。それでも装着率は 41% になるという。
   → 新型ノートの装着率驚異の41%! 新しいプロパイロットは何が違うの

 ※ アリアでは、すでに納車されたものは、Limited というモデルだけだ。これは全車、自動運転装置が標準装備されている。

 ※ アリアで高度な自動運転ができるのは、天頂衛星みちびき を利用できるからだ。これを利用できないトンネル内では、自動運転が解除されることもある。……とすると、欧州や米国では、自動運転ができないかもね。日本のユーザーは恵まれている。日本に生まれた幸運をかみしめて、アリアの自動運転車を使おう。(買えれば、だが。)

 ※ だけど、顔が軽自動車と同じであるのは、許せん。



 [ 付記 ]
 軽自動車と同じ顔に腹が立った人のためにあるのが、インパルだ。そのうち、インパルが、独自グリルを発売してくれるだろう。約 10万円のグリル。(高いね。オマケにセット販売だと、100万円近くになる。)

 一番いいのは、自分でグリルを銀色に塗り直してしまうことだな。これならコストはほとんどかからない。下取に出すときには、シンナーで塗料を落としてしまえばいい。
 シンナーが心配だったら、最初からステッカーでも貼ればいい。たとえば、こんなふうに。
  → https://amzn.to/3lTyRiy (羽模様)
  → https://amzn.to/3t3n4lI (テープ)



 【 関連サイト 】
 「アリアは長距離ではうまく充電できなくなる」
 という話題が 「46kW 問題」として騒がれたが、実はユーザーの勘違いだった、と判明したので、この件は特に問題がないようだ。
  → https://twitter.com/EnjoyNorth/status/1530308508515639296

 ――

 ユーザーの関心はどうか? アンケートを採った結果はこちら。
  → 「EVといえば日産でしょ!」イケてる新型「アリア」に期待大! 新参トヨタ・スバルEVの評価は? | くるまのニュース

 アリアの圧勝かと思ったが、案外、そうではなかった。単体の比較ではアリアの圧勝だが、「 トヨタ bZ4X + スバル ソルテラ + レクサス RZ 」の総和だと、アリアとほぼ同じになる。この三車は、実質的には同じ中身をもつ(違うのは外装と内装だけである)ので、まとめて一つと考えることもできる。それで、アリアと並ぶわけだが、アリアよりもずっと価格が高い割には、健闘していると言える。……実際の販売量は、どう考えても負けだろうが。( bZ4X は、リースもといサブスクなんかで、売れるわけがない。そもそも 3000台限定と、総枠が決まっている。)

posted by 管理人 at 22:47| Comment(3) | 自動車・交通 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 アリアの「リモートパーキング」という機能がある。
 自動駐車機能は、すでにいくつかの車種で実現しているが、ドライバーが運転席に乗車している必要があった。それだと、駐車したあとで、ドアを開いて出ることが困難になることがあった。(狭いので隣にドアがぶつかる。)
 そこで、運転者が車の外に出て、あとはリモコンで無人運転の操作をする……というのが、本機能だ。鉄人28号みたいなものである。
 ネットに動画が出ているが、便利そうだね。繁華街の屋内駐車場に置くときには気を遣わないで済む。狭いところに駐車するのって、すごく面倒なんだよね。それがなくなるとなると、すごくありがたい。

Posted by 管理人 at 2022年05月31日 01:06
 アリアの自動運転は、雨に弱くて、ちょっとした小雨程度でも、自動運転が無効になるそうだ。併走したテスラモデル3では、そんなことはなかったので、アリアの自動運転の弱さが際立った。
 方式で言えば、どちらも単眼カメラ方式であるようだが、単眼カメラ方式はもともと雨や雪に弱い。


 なお、電費と乗り心地は、アリアがテスラモデル3を圧倒していたという。

 → https://x.gd/YlaWt
Posted by 管理人 at 2022年07月06日 11:11
 英国の記事。

 → 「日産にとって大きな躍進」英誌がアリアを満点評価「ライバルは心配を」
  https://newsphere.jp/business/20220728-1/

 この記事の下の方に、関連記事がいくつかある。
Posted by 管理人 at 2022年07月28日 19:59
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ