2022年02月13日

◆ 脱衣場で体を拭くな

 風呂上がりに脱衣場で体を拭くと、急に冷気に触れるので、血圧が上がって、脳梗塞などになりがちだ……という難点がある。では、どうすればいい?

 ――

 この問題は「ヒートショック」と呼ばれて、広く指摘されている。高齢者や、高血圧の人に、起こりやすい。
  → 冬場に多発! 温度差で起こるヒートショック

 では、どうすればいいか? 

 (1) 脱衣場の暖房

 脱衣場をあらかじめ暖房しておく、というのが、標準的な対策だ。だが、これは、必ずしも万人向けではない。脱衣場に置く暖房は、電気ストーブだろうが、電気ストーブだと、やたらと電力を食う割には、暖房効果は高くない。
 ガス暖房ならば、便利だが、ガスの配管ができていない家が多い。ガスの配管までやると、工事まで必要になるので、ちょっと大変だ。
  → エアコン暖房とガス暖房: Open ブログ

 (2) 風呂場で拭く

 寒い脱衣場で体を拭くのでなく、暖かい風呂場で体を拭く。ここで9割ほどを拭いたら、残りの1割だけを、脱衣場で拭けばいい。
 これなら、完璧ではないが、かなり対策になる。前にも述べた。
 (9) お風呂で湯上がりに体を拭くときには、寒い洗面所で体を拭くのではなく、暖かな浴室で体を拭く。これなら、寒くない。(生活の知恵。)
  ※ その前に、浴室内に湯をぶちまけると、さらに暖かくなる。
( → 冬に寒くならない方法: Open ブログ

 (3) 暖房した寝室で拭く

 新たに思いついた。こうする。
  ・ あらかじめ寝室を暖房しておく。(エアコンで)
  ・ 風呂から出たら、寝室に移動して、寝室で体を拭く。

 これだと、寝室が暖まるので、暖めるための電気代が無駄にならない。脱衣場を暖めると、せっかく暖めた熱気が無駄になるが、寝室を暖めると、せっかく暖めた熱気が無駄にならない。(就寝中も少し暖かい。)

 ※ 寝室でなく今でも良さそうだが、寝室ならば、就寝後にも熱が無駄なく使える。

 ※ 若い女性には向かない。裸で家のなかを歩くのは恥ずかしい。ただし、大きなバスタオルを体に巻いておけば、大丈夫。


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posted by 管理人 at 13:58 | Comment(0) |  健康・寒暖対策 | 更新情報をチェックする
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