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この問題は「ヒートショック」と呼ばれて、広く指摘されている。高齢者や、高血圧の人に、起こりやすい。
→ 冬場に多発! 温度差で起こるヒートショック
では、どうすればいいか?
(1) 脱衣場の暖房
脱衣場をあらかじめ暖房しておく、というのが、標準的な対策だ。だが、これは、必ずしも万人向けではない。脱衣場に置く暖房は、電気ストーブだろうが、電気ストーブだと、やたらと電力を食う割には、暖房効果は高くない。
ガス暖房ならば、便利だが、ガスの配管ができていない家が多い。ガスの配管までやると、工事まで必要になるので、ちょっと大変だ。
→ エアコン暖房とガス暖房: Open ブログ
(2) 風呂場で拭く
寒い脱衣場で体を拭くのでなく、暖かい風呂場で体を拭く。ここで9割ほどを拭いたら、残りの1割だけを、脱衣場で拭けばいい。
これなら、完璧ではないが、かなり対策になる。前にも述べた。
(9) お風呂で湯上がりに体を拭くときには、寒い洗面所で体を拭くのではなく、暖かな浴室で体を拭く。これなら、寒くない。(生活の知恵。)
※ その前に、浴室内に湯をぶちまけると、さらに暖かくなる。
( → 冬に寒くならない方法: Open ブログ )
(3) 暖房した寝室で拭く
新たに思いついた。こうする。
・ あらかじめ寝室を暖房しておく。(エアコンで)
・ 風呂から出たら、寝室に移動して、寝室で体を拭く。
これだと、寝室が暖まるので、暖めるための電気代が無駄にならない。脱衣場を暖めると、せっかく暖めた熱気が無駄になるが、寝室を暖めると、せっかく暖めた熱気が無駄にならない。(就寝中も少し暖かい。)
※ 寝室でなく今でも良さそうだが、寝室ならば、就寝後にも熱が無駄なく使える。
※ 若い女性には向かない。裸で家のなかを歩くのは恥ずかしい。ただし、大きなバスタオルを体に巻いておけば、大丈夫。
