2022年02月01日

◆ ウクライナ危機には?  1

 ウクライナにロシア軍が侵攻しそうで、危機的状況にある。この問題を解決するには、どうしたらいいか?

 ――

 いきなり結論を言おう。この問題を解決するには、「うまい方法」などは必要ない。単に真実を知るだけで足りる。そのためには、「人々が大いなる誤認をしている」ということに気付くことが大事だ。
 物事の最初で、人々は誤認をしている。そのせいで、以後のすべては「ボタンの掛け違い」のようになっている。だから、解決するどころか、あえて危機的な状況に突っ込んでしまっている。
 比喩的に言えば、目をふさいだまま、断崖に向かって歩きつつあるようなものだ。しかも、自分が目をふさいでいることに気付かない。「自分は正しい」とだけ過信して、自惚れている。こういう根本的な倒錯が、危機の根源なのだ。
 以上が原理だ。これをわきまえた上で、以下の説明を読んでほしい。

 ――

 初めに言っておこう。西側世界の人々は、ロシアの状況について、まったく無知である。地理的な知識もないし、地政学的な知識もないし、歴史的な知識もない。あるのは軍事的な知識だけだ。これでは無知な赤ん坊も同然である。

 人々はこう考える。
 「ロシアは独裁的なプーチンの下で、軍事的に侵略的な政策を取っている。前はクリミア半島を略奪した。今度はウクライナを略奪しようとしている。きわめて危険な侵略的な国家だ。その軍事力はあまりにも危険であり、世界の脅威となっている。これを何とか阻止しなくてはいけない」

 しかし、これはあまりにも歪んだ認識である。この認識では、悪いのは一方的にロシアであって、西側社会は何も悪くないことになる。しかし、違う。今回の危機では、悪いのは全面的に米国である。米国が一方的にロシアに喧嘩を売っているだけだ。米国がロシアに喧嘩を売るのをやめれば、危機はあっという間に解決する。

 だから、危機を解決するには、特別にうまい方法などは必要ない。「何もしない」ということだけで足りる。換言すれば、「ロシアに一方的に喧嘩を売りつける」という現在の方針をやめれば、それだけで問題は解決する。
 ところが、米国は、そのことに気付かない。自分たちは民主的で平和的な手段を取っていると思い込んでいる。ここまで米国が阿呆だと、武力衝突は不可避だし、場合によっては第三次世界大戦が起こりかねない。
 こういう米国の愚かさを指摘することが大事だ。

 以前、キューバ危機という事件があった。あのときは、ソ連が一方的に喧嘩を売りつけた(キューバに核ミサイルを大量に運び込もうとした)が、フルシチョフが賢明だったので、喧嘩の手を引っ込めた。だから、第三次世界大戦は起こらなかった。
 しかし、今は違う。バイデンという阿呆な大統領が、ロシアに一方的に喧嘩を売りつけている。しかも、そのことに気付かない。フルシチョフのような賢明な指導者ではなくて、トランプ並みの馬鹿な大統領だ。こういう馬鹿な大統領は、自分で喧嘩を売りつけていながら、自分が何をしているのか理解できない。
 そしてまた、バイデン以外の他国の人々(日本や欧州の指導者)もまた、同様に愚かである。
 だからこそ、その愚かさを指摘するのが、本項だ。

 ――

 では、真実とは何か? 以下では、地理や歴史や地政学の話をしよう。本当を言えば、以下の話は中学の「地理」や「歴史」の教科書にも書いてあるような基本的な知識なので、いちいち教える必要はないのだし、人々は中学校の教科書を読み返すだけで足りるのだが、どうせ今の大人は、中学の教科書のことなんか、みんな忘れているだろう。だから、Wikipedia などから再掲する形で、基本的な知識を示そう。




 
 まずは歴史を見よう。
 ウクライナの歴史は、Wikipedia からもわかる。基本的には、ロシアの隣国であって、ロシアとは別の民族の国だが、歴史的にはロシア勢力下にあることが多かった。
 17世紀から18世紀にかけてコサック・ヘーチマン国家が誕生し、繁栄したが、その領土は最終的にポーランドとロシア帝国の間で分割された。ロシア革命後、ウクライナの民族自決運動が起こり、1917年6月23日、国際的に認められたウクライナ人民共和国が宣言された。第二次世界大戦後、ウクライナ西部はウクライナ・ソビエト社会主義共和国に合併され、国全体がソビエト連邦の一部となった。ソビエト連邦の崩壊に伴い、1991年にウクライナは独立を果たした。
 独立後、ウクライナは中立国を宣言し、ロシアや他のCIS諸国と限定的な軍事提携を結びつつ、1994年にはNATOとも提携を結んでいる
( → ウクライナ - Wikipedia

 特に、ソ連時代が重要だ。ソ連というと、複数の国からなる連邦国家であるように見えるが、現実にはロシアの勢力下にあった。その意味では「ロシア連邦」と言ってもいい。「ロシアと、ロシア勢力下の隣国」からなる連邦であって、各国は対等ではなかった。(ここを誤解している人が多い。)
 しかも、ソ連時代には、特異な事情があった。連邦の各国が分業みたいな役割分担の体制を取っていて、それぞれ得意な産業に集中するような感じがあった。なかでもウクライナは、ソ連の重工業を分担しており、ソ連という連邦国家における工業の心臓部を担当していた。
 ウクライナという国は、今では(ソ連解体後の混乱のせいで)貧困国のレベルにまで没落してしまったが、ソ連時代にはソ連のエースという感じの優等生だった。そのことは昔の中学の教科書にも記述されていたから、ソ連があった 1991年以前の中学教科書で地理を学んだ人なら、記憶に残っていそうだ。
 そして、ウクライナが没落した今現在でも、その意味合いは完全に失われたわけではない。ウクライナは今現在でも、ロシアにとってかけがえのない重要性を帯びている。
 旧ソ連最大の重工業地帯だったウクライナ東部は、現在も軍需産業の一大集積地であり、ロシアをはじめ世界に輸出している。
( → 実は武器輸出世界4位のウクライナ、高まる“核リスク”を検証する ≪ ハーバー・ビジネス・オンライン

 (ウクライナには)工業では、ソ連時代以来の有力な軍事産業が存在する。

 ソ連時代に軍事産業の集積地だったウクライナ……

 ソ連時代に約700の軍事企業が存在したとされるウクライナ……
( → ウクライナ、ソ連の軍事産業集積地 - 産経ニュース

ウクライナとロシアは軍需産業面で深い相互依存関係を持つ
(1)航空産業
  ・ モトール・シーチ(ロシア製ヘリコプター用エンジンの大部分を生産)
  ・ アントノフ(ロシアが最近まで独自生産できなかった大型輸送機を生産)
(2)ロケット・宇宙産業
  ・ ユージュノエ設計局/ユージュマッシュ工場
( → ウクライナの 戦略的重要性

 Ukraine has a very large heavy-industry base and is one of the largest refiners of metallurgical products in Eastern Europe. However, the country is also well known for its production of high-technological goods and transport products, such as Antonov aircraft and various private and commercial vehicles.

 ウクライナは非常に大きな重工業の基盤を持ち、東ヨーロッパで最大の冶金製品の精錬所の一つである。また、アントノフ航空機や各種自家用車・商用車など、ハイテク製品や輸送用製品の生産でも知られています。
( → Ukraine - Wikipedia(英語版)

 ウクライナはロシアにとって、これほどにも重要なものだ。とうてい失うことのできないものだ。ウクライナを失えば、ロシアという国家そのものの存在基盤が脅かされる、と感じているはずだ。リトアニアのような小国を失うことはできても、ウクライナを失うことだけはできない、と感じているはずだ。つまりは、ウクライナは、ロシアにとって死活的な重要性を帯びているのである。もし他国がロシアからウクライナをもぎとろうとすれば、ロシアとしては死に物狂いになって抵抗するはずだ、とわかるだろう。
 
 なのにバイデン大統領は、そのウクライナを、ロシアから取り上げようとしているのだ。ここに危機の根源がある。

 ――

 ウクライナの言い分はこうだ。
 「おれたちは独立国だから、ロシアの影響なんか受けたくない。ロシアからはおさらばして、西側諸国と仲間になりたい。ロシア圏を脱して、西側圏に入りたい。もう武力でロシアに支配されるのはまっぴらご免だから、NATO に加盟したい」

 バイデンの言い分はこうだ。
 「ウクライナは独立国だから、民族自決の権利がある。ロシア圏を脱したいというのであれば、ロシア圏を脱していい。NATO 加盟を認める。これで民主主義を実現して、かつ、ロシアの勢力を弱めることができる。一石二鳥だ。こんなにうまい話はないね。この方針をどんどん推進しよう」

 これを知ったロシアは怒り狂った。
 「おれたちの勢力圏に手を突っ込んで、勢力圏をもぎとろうというのは、国境線の変更にも相当するような、領土の侵害も同然だ。おまけに、こちらの最重要部の重工業地帯を奪い取るなんて、言語道断だ。こいつら、明らかに、おれたちに戦争を吹っかけているな。だったら、こちらの領土を奪われる前に、あらかじめこちらが領土を確保する必要がある。まずはウクライナの全土を軍事支配する必要がある。さもなくば、ウクライナ全部を NATO 圏に入れられて、ウクライナ全部を失ってしまうからだ。そんなことは断じて許せん!」

 ただし、愚かなバイデンや欧州や日本とは違って、ロシアは賢明なので、平和を維持する道を呈示している。
 「現状維持で合意すれば、問題を解決できる。米国はウクライナの NATO 加盟を否定せよ。今まで通りにすると確約せよ。そうすれば、軍を引き下げる」

 これがロシアの要求だ。
  → ロシア、NATO決定の無効要求 ウクライナ将来的加盟で: 日本経済新聞

 このロシアの要求は、妥当なので、「はい」と返事をすれば、問題は一挙に解決する。なのに、愚かなバイデンはそれを拒否した。
  → 米、ロシアの要求拒否 NATO不拡大など:時事ドットコム

 バイデンがロシアの要求を拒否したのは、「民主主義の理念」というものを単純に信奉しているからだ。それというのも、ウクライナを西側諸国と同様の(歴史的な)民主主義国家だと勘違いしているからだ。
 バイデンは、ウクライナがソ連(つまり実質的にはロシア連邦)の一部であった、という歴史的知識を理解できていない。また、ウクライナは今もロシア連邦の一部の役割をになっている、という地理的知識を知らない。
 こういう無知な人物が、自己の理想にばかり燃えているから、自己の理想に酔ったあげく、世界を戦争に導くことになるのだ。自己陶酔の理想主義ほど危険なものはない、という見本である。

 ここに今回の危機の本質がある。

 そして、そこまで理解すれば、解決策もわかる。こうだ。
 「西側の人々は、自己の無知を自覚しろ。おのれの愚かさを直視しろ。自分勝手な理想主義に酔うな。歴史と地理を学べ。相手の痛みを理解しろ」
 こういう言葉を聞き入れれば、危機を避ける方法もわかる。こうだ。
 「自分が一方的にぶんなぐっていることに気付いて、自分の手でぶんなぐるのをやめろ。ただそれだけのことで、喧嘩は収まる」




 [ 付記 ]
 これは「他人の痛みに気付かない」という鈍感さも影響する。他人の痛みに気付くには、自分が同じことをされたらどう思うか、というふうに考えたらいい。
  ・ アラスカが米国から独立して、ロシア圏に入るのを、米国は認めるか?
  ・ 大阪が金に釣られて、中国圏に入ろうとして、日本から独立するのを認めるか?


 たとえば大阪人は、「金がナンボでしょ」というところがあるから、中国の提供する莫大な金に釣られそうだ。「なるほど。そんなにぎょうさん、お金をくれるなら、中国と一体化しますわ。大阪は日本から独立して、中国領にしますわ。そいで、まずは大阪都構想を実現しますわ。その次が、大阪国構想でっせ。最後は、中国領大阪州構想でんな」と言いかねない。
 それで、こういうふうに中国が日本の領土である大阪をむしり取ろうとしたら、「なるほど。民族自決ですな。大阪人は勝手に独立しやがれ。大阪を中国にプレゼントしよう」と思うか? 思うわけがない。日本としては、断固として、大阪独立を阻止しようとするだろう。それが当り前だ。

 だからロシアも、「何としてもウクライナをむしり取られまい。自分たちの心臓部をむしり取られまい」と思ったのだ。それだけのことだ。
 
 ※ 大阪は、日本にとって心臓部と言うほどの重要性を持たない。どうせ比喩で言うなら、「中国に東京をむしり取られる」という比喩の方が妥当だ。そこまで感じ取れば、ロシアの痛みを理解できるだろう。

 
posted by 管理人 at 23:21 | Comment(16) |  戦争・軍備 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 これは良記事ですね。ウクライナ危機を解決する方法以前に、ウクライナ危機がなぜ起こったかをまず知りたいんだよ、と思ったら、まさにそのことが書いてありました。ただし、

> ウクライナの言い分はこうだ。
> 「おれたちは独立国だから、ロシアの影響なんか受けたくない。ロシアからはおさらばして、西側諸国と仲間になりたい。ロシア圏を脱して、西側圏に入りたい。もう武力でロシアに支配されるのはまっぴらご免だから、NATOに加盟したい」

⇒ 「ウクライナはソ連(つまり実質的にはロシア連邦)の一部であった。また、ウクライナは今もロシア連邦の一部の役割をになっている」事実にもかかわらず、なぜウクライナは、ロシア圏を脱してヨーロッパ圏に付きたいのですか? そんなに武力などで弾圧(支配)されている(いた)のですか? そのへんの歴史的経緯が、もうひとつ本記事からだけでは見えてきません。
Posted by かわっこだっこ at 2022年02月02日 00:35
 征服された民族は、征服した民族のことを、大嫌いになるのが当然です。歴史上、どの国だってそうです。面従腹背。
Posted by 管理人 at 2022年02月02日 00:52
私も管理人の言われることにほぼ賛成です。大阪人の所だけは賛成できませんが。ロシアの懸念についてはBBCやCNNのネットニュースでもそのように書かれています。それらによればロシアは軍事的に圧力をかけながらウクライナ内部の親ロシア勢力に肩入れするという両面作戦を展開しているようです。ウクライナ国民はすべて西側寄りだというのは おそらく誤解です。
Posted by よく見ています at 2022年02月02日 10:34
 大阪の話は、ただのネタです。読めば明らか。
 どうせネタを書くなら、大阪に設定するのが、よろしおまへんか。

> ウクライナ内部の親ロシア勢力

 その実態はロシア軍です。
 ロシア人が、ロシア軍の兵器を使って、ロシア市民を攻撃する。ただし旗だけは、ウクライナの旗を使って、「自分たちはウクライナにいる、親露派のウクライナ人だ」と詐称する。嘘だらけ。
 以上のことはすでに調査で判明しています。現地の親ロシア勢力に、ロシア語でインタビューして、「あなたたちはロシア人ですね?」「イエス」と確認済み。
 だいたい、ウクライナ人が売国政策をするわけがない。
 たとえば、「日本にいる親ロシア勢力が、ロシアの兵器を使って、日本人を攻撃・殺害する」ということがあったら、その日本人というのは、自分は日本人だと自称しているロシア人であるに決まっている。普通の日本人がロシアの戦車を操縦できるはずがないんだし。
 ウクライナでも同様。 
Posted by 管理人 at 2022年02月02日 11:01
いや、大阪の件はネタとはいえないかも・・・(苦笑)
今の大阪の衰退ぶりは目も当てられない程だし、維新の会の跳梁は度を過ぎてますから。

ただ、
>よろしおまへんか。

これだけは勘弁してほしいです。
船場生まれのうちの祖父ですら使いませんw
Posted by 名無し at 2022年02月02日 15:16
比較で言って、台湾はどうなるのでしょうか。また日米はどう対応するべき?
Posted by 松本 at 2022年02月02日 16:06
ウクライナが経済困窮しているときにロシアに金をセビったら、独立したんだから自分だけでやれと切ったから、仕方なく西側諸国に助けを求めた結果西側の要求を飲まされてるのに何言ってるんだ
西に取り込まれるのが困るなら最初から金出せよ、金を出してくれる方につくのは当たり前だろ
ロシアが毎年1兆ドル資金援助するからこっちにつけといえば済む話
Posted by 臭菌北 at 2022年02月04日 14:31
どうしてロシアの要求は、妥当と言える?
どこの国がどうするかは彼らの問題だから、彼らの主権を無視して、勝手に無効にしろという要求は過大な要求だと思うが。
要求するなら見返りが必要だし、
要求がかなわないからと武力で脅すのは容認できないだろう。
Posted by 7743 at 2022年02月04日 15:34
 そんな建前だけで「こっちの勝手だろ」というのなら、ロシアが天然ガスを供給停止にするのも、ロシアが「こっちの勝手だろ」となる。かくて、欧州が崩壊するのも構わず、「ロシアの好きにやってください」となるぞ。
 西側が「こっちの自由だから勝手にさせろ。それでロシアが崩壊するのは知ったこっちゃない」というのが、現在の危機の原因だ。それに対してロシアが「こっちの自由だから勝手にさせろ。それで欧州が崩壊するのは知ったこっちゃない」というのを容認したら、世界はどちらも崩壊だよ。

 自分のことしか考えられないような、頭の悪い連中ばかりがいるから、世界は崩壊に向かう。
 人の気持ちを理解できないコミュ障は、どこにもいる。
Posted by 管理人 at 2022年02月04日 15:46
 ウクライナは独立国としての主権があるから、何をどうしようが、行動は自由だ……というような理屈が成立するとしたら、イランや北朝鮮もまた、好き勝手なことをする権限があることになる。
 とすれば、イランや北朝鮮に対して制裁をしている現状の方針が否定されてしまう。
 北朝鮮がどんなに勝手なミサイルを飛ばしても、何一つ文句を言えなくなってしまう。

 同様にして、キューバがソ連の核ミサイルを搬入しても、何一つ文句を言えなくなってしまう。それでいいのか? 

 一般に、現状変更によって、相手国が国家存亡の危機にさらされるとしたら、相手国はそれを容認できない。
 キューバ危機のときの米国はそうだった。
 とすれば、ウクライナ危機のときのロシアも同様だ。

 そして、これらの場合の解決策(落とし所)は、「現状変更をしないこと」(現状維持にすること)でしか、ありえない。
 キューバ危機のときは、そうだった。とすれば、ウクライナ危機のときも、そうあるべきなのだ。
Posted by 管理人 at 2022年02月04日 20:36
少々乱暴な言い方かもしれませんが、管理人さまのスタンスとしては、

ウクライナは、形式的には独立国で主権を有するが、実質的にはロシアの属国であるべきだ。

ということで良いでしょうか?

まるで、日本と米国の関係(= 日本が米国の属国)のように。
※かつて、小泉政権においては、米国(ブッシュ政権)との距離があまりにも近すぎたために、小林よしのりからは「親米ポチ」と批判されていたのを思い出しました。
Posted by 反財務省 at 2022年02月06日 01:01
> 実質的にはロシアの属国であるべきだ

 そういうニュアンスもあるけれど、少なくとも形式的には、
 「ウクライナの NATO加盟を認めない」
 というだけで OK です。

> まるで、日本と米国の関係(= 日本が米国の属国)のように。

 それは、言い得て妙ですね。

 仮に、日本には菅首相ふうの独裁政権ができる代わりに、韓国の文大統領みたいな政治傾向の独裁政権ができていて、(首相の勝手で)日本を中国の同盟国なんかにしようとしたら、米国が怒り狂って、日本に対して石油禁輸みたいな経済制裁をするでしょう。
 米国の属国である状況を、勝手に逆転させるとしたら、米国が許すわけがない。

 というか、ロシアはウクライナに戦車を入れようとしているが、まだ入れていない。一方、米国は日本にすでに大量の兵器を駐留させていて、しかもその費用を日本に負担させている。その意味で、日本はすでに米国の属国になっている。
 これを逆転させて、「日本の負担で中国軍を日本に駐留させる」という形で、日本を中国の属国にさせることは、米国としては絶対に認められないね。

 日本が米国から独立できるのは、いつになるか? たぶん、永遠に無理だ。いつまでも莫大な金を献納し続けるしかない。
Posted by 管理人 at 2022年02月06日 07:48
 ウクライナは確かソ連時代の核兵器をめちゃくちゃ持っていたのに、西側に入りたいのを優先して放棄してしまいましたよね。この時点で、ソ連圏からは出られるはずはない。
 国民が、日本人のように脳天気なのでしょう。 
 北朝鮮はウクライナを見習い核兵器を絶対手放さない。手放せば、過去の2千年のように中国の属国になるのは必然。中国は黒竜江沿岸にいつでもいくらでも戦団を駐留できるからね。
 北朝鮮は米国陣営より中国陣営を恐れているはず。今の中国は漢民族で、北朝鮮の遊牧民系の女真族とは全く習慣が違うから。

Posted by 32年前は現役 at 2022年02月08日 01:17
国家存亡の機だからロシアが正しい
というのなら、北朝鮮の行動も正しいことになるのでしょうか?
Posted by 単純脳 at 2022年02月09日 12:09
 ロシアが正しいなんて言っていません。該当部にはこう書いてあります。

>  ウクライナはロシアにとって、これほどにも重要なものだ。とうてい失うことのできないものだ。ウクライナを失えば、ロシアという国家そのものの存在基盤が脅かされる、と感じているはずだ。リトアニアのような小国を失うことはできても、ウクライナを失うことだけはできない、と感じているはずだ。つまりは、ウクライナは、ロシアにとって死活的な重要性を帯びているのである。もし他国がロシアからウクライナをもぎとろうとすれば、ロシアとしては死に物狂いになって抵抗するはずだ、とわかるだろう。

 ――

 つまり、ロシアはどう思っているか、という話だけです。正しいかどうかということなら、「ロシアは自分たちが正しいと思っている」という話。

 日本や米国や私が「ロシアを正しい」と判定しているわけじゃないです。

 西側にできることは、ロシアの設けたギャンブルに対して、コールか、レイズか、フォールドか、そのどれかを選ぶことだけです。正しいかどうかという話は、関係ありません。
 
 
Posted by 管理人 at 2022年02月09日 12:51
トランプや習近平がプーチンを支持するように、バイデンや岸田さんが、ロシア制裁を表明しても、ボクの心情はプーチン寄りかも?
Posted by Hidari_uma at 2022年02月26日 22:59
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