2022年01月08日

◆ 冬の寒さ対策(衣料品)

 冬の寒さ対策で、衣料品を示す。最近買ったもので、すごく有効だったのは、レッグウォーマーだ。

 ――

 (1) レッグウォーマー

 冬になると足が冷えて困る……と思っていたが、レッグウォーマーを使うようにしたら、大幅に状況が改善した。
 これはどういうことかというと、ズボンの下端の開口部から、空気が出入りするのを、防ぐ効果があるのだ。ここは、開口部が開いているので、冷たい空気が出入りする。いくら靴下をはいていても、靴下の上部の方へ冷たい空気が流れ込む。足を振って歩くたびに、冷たい空気がまぎれこむ。
 そこでレッグウォーマーの出番だ。



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 これが、靴下の外側をふんわりとくるむので、ズボンの空間を埋め尽くして、ズボンの開口部をピッタリとふさぐ形になる。すると、開口部からスネの方へ、冷たい空気が流れ込むことがない。足はもはや冷気にさらされない。かくて、「足が冷える」という問題は解決する。

 なお、上記の商品は、けっこう値が張るが、スーパーマーケットや 100円ショップでも、同様のものは売っているだろう。
  100円ショップのセリアでは、やや薄手のものを売っている。
 100円ショップのダイソーでは、上記写真のような商品は売っていなくて、中綿の入っているような大型の商品を売っている。こんな感じ。



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 これは、ズボンの外側に着用するものだろう。先に示した靴下タイプは、ズボンの内側に着用するものなので、種類がまったく異なる。
 お勧めは、前者(ズボンの内側に着用するもの)だ。この場合、レッグウォーマーを着用していることは、他人にはわからないはずだ。(見えないので。)
 後者(ズボンの外側に着用するもの)は、いかにも物々しいので、登山のようなアウトドアスポーツをやる場合以外には、違和感がある。


 (2) モモヒキ

 足が冷えないという用途では、モモヒキも圧倒的に効果がある。この件は、前にも述べた。
  → 冬に寒くならない方法: Open ブログ

 なお、モモヒキでも大きな効果があるが、それでは完璧ではなく、まだけっこう足が冷える。そこで、レッグウォーマーの出番となるわけだ。



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 ※ 男性用のモモヒキは、ズボン下とも言う。

 ※ 女性用のモモヒキは、スラックス下という。短めのものは、レギンスという。レギンスは、下着でなく外出着にもなるようだ。(スパッツも同じ。)

 ※ 男女とも、「インナー・ロングパンツ」というものがある。これは、防寒下着とは別のもので、伸縮する素材の、スポーツ用途であるらしい。色は黒が多い。(詳細は知らない。)


 (3) 下着(シャツ)の2枚重ね

 下着(シャツ)の2枚重ねをすると、効果がある。上に厚木をすると、服がダボダボになるが、下着(シャツ)の2枚重ねをするのなら、ダボダボになることもなく、暖かさを得ることができる。
 なお、そのうちの1枚は、冬用の厚手の長袖シャツだ。
  → 冬の下着はヒートテックよりも……: Open ブログ


 (4) 首を覆う服

 首を覆う服は、冷気に首の肌が直接触れるのを防ぐ効果があるので、真冬には有益だ。ハイネックや、タートルネックのセーターが該当する。特に、首の長い人には、有効だ。


 (5) マフラー

 外出時には、マフラーも有効だ。なのに、東京の路上では、マフラーをしている人はあまり多くない。首の肌が見える服装をしてる人もけっこう多い。
 こういう服装だと、首が外気に触れることで、喉のあたりの体温が低下して、喉の免疫力が低下する。すると、コロナやインフルエンザなどの感染症に罹患しやすくなる。
 コロナ対策の意味でも、マフラーの着用を推奨するべきだ。忽那賢志のような専門家も、「手洗いとマスク」と言うだけでなく、「外出時にはマフラーを」と言うべきだ。


 (6) 手袋

 手袋も重要だ。手を冷やさないという効果があるだけでなく、手を通じた接触感染の機会を減らすという効果もある。自分が感染しない効果だけでなく、感染者が他人に感染を引き起こさないという効果もある。
 マフラーと同時に手袋の着用を推奨しよう。


 (7) 足温器

 足温器も、暖房器具の一種として有効だ。
  → 足温器のお勧め: Open ブログ
  → 足温器を暖かくするには: Open ブログ
  → 足温器の電源を切るのを忘れない: Open ブログ

 足温器は、昔はパナソニックの優秀な商品があったのだが、近年では熱量の小さなものばかりになって、効果不足のものが多かった。
 ところが最近になると、安くて高熱量のものが発売された。下記商品だ。



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 Amazon のユーザー評を見ると、かなり高評価である。「熱量が十分にあって、暖かい」という声が多い。また、タイマーが付いているのも、便利である。タイマーを別に買う必要がなくなる。
 デザインがいいのも、美点だ。
 なかなか優秀な商品だと思える。(私は未購入だが。)


 (8) 電気毛布

 寝転がって電気毛布にくるまる、という手もある。
  → 電気毛布で暖を取る: Open ブログ


 (9) 防寒スリッパ

 防寒スリッパも、選択が必要だ。
 スーパーで売っているのは、単にボアなどの厚手の生地を使っただけのスリッパだが、これだと防寒性が弱い。熱伝導率が高いからだ。防寒性を強めるには、底部が発泡ウレタンであるスリッパが好ましい。発泡ウレタンは断熱性が高いからだ。
 ただし、底部だけで断熱性を高めても、丈夫から熱が逃げやすい。こちらも断熱性を高める必要がある。厚手のボア生地でもいいし、フリース生地でもいい。
 適したものは、Amazonでも売っている。おおむね 1000円を大きく超える。
  → https://amzn.to/3qaqTEX

 安上がりで済ませたければ、ダイソーで 200円の品を売っていた。ただし今も売っているかどうかは知らない。
 とにかく、底部が発泡ウレタンであることが大事だ。普通のスリッパの材質(固い材質)では駄目だ。そこに注意。



 [ 付記 ]
 衣料品ではないが、「風呂に二度入る」という形で、夜間に体を温める効果もある。
 冬には(冷たい水から)風呂を沸かすのにガスをいっぱい消費するが、どうせ湯を沸かせたのなら、風呂に二度入ることで、沸かせた湯を二倍も楽しめる。
 やたらと室内気温を暖房するよりは、(室内気温は低めのまま)風呂で体を温める方が、コスト的には安上がりかもしれない。



 【 関連項目 】

 → 冬に寒くならない方法: Open ブログ

 ※ 本項と似た話題の過去記事。
 
 
posted by 管理人 at 21:02 | Comment(4) |  健康・寒暖対策 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
つまらないツッコミです。

風呂に二度入る、は何時間の間隔を想定しているのでしょうか。
今の時期は、たとえ1時間でも、再加温しないと余計に寒くなってしまうと思います。
Posted by サク at 2022年01月10日 00:00
 再加温します。少しだけね。
 家族が多ければ、もともと再加温されている。

 なお、アルミ保温シートを使う。
  http://openblog.seesaa.net/article/446274386.html
  http://openblog.seesaa.net/article/446272216.html
Posted by 管理人 at 2022年01月10日 00:39
 最後に

> (9) 防寒スリッパ

 の章を追加しました。
Posted by 管理人 at 2022年01月10日 08:17
>家族が多ければ、もともと再加温されている。

なるほど。気づきませんでした。
Posted by サク at 2022年01月10日 08:22
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