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(1) レッグウォーマー
冬になると足が冷えて困る……と思っていたが、レッグウォーマーを使うようにしたら、大幅に状況が改善した。
これはどういうことかというと、ズボンの下端の開口部から、空気が出入りするのを、防ぐ効果があるのだ。ここは、開口部が開いているので、冷たい空気が出入りする。いくら靴下をはいていても、靴下の上部の方へ冷たい空気が流れ込む。足を振って歩くたびに、冷たい空気がまぎれこむ。
そこでレッグウォーマーの出番だ。
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これが、靴下の外側をふんわりとくるむので、ズボンの空間を埋め尽くして、ズボンの開口部をピッタリとふさぐ形になる。すると、開口部からスネの方へ、冷たい空気が流れ込むことがない。足はもはや冷気にさらされない。かくて、「足が冷える」という問題は解決する。
なお、上記の商品は、けっこう値が張るが、スーパーマーケットや 100円ショップでも、同様のものは売っているだろう。
100円ショップのセリアでは、やや薄手のものを売っている。
100円ショップのダイソーでは、上記写真のような商品は売っていなくて、中綿の入っているような大型の商品を売っている。こんな感じ。
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これは、ズボンの外側に着用するものだろう。先に示した靴下タイプは、ズボンの内側に着用するものなので、種類がまったく異なる。
お勧めは、前者(ズボンの内側に着用するもの)だ。この場合、レッグウォーマーを着用していることは、他人にはわからないはずだ。(見えないので。)
後者(ズボンの外側に着用するもの)は、いかにも物々しいので、登山のようなアウトドアスポーツをやる場合以外には、違和感がある。
(2) モモヒキ
足が冷えないという用途では、モモヒキも圧倒的に効果がある。この件は、前にも述べた。
→ 冬に寒くならない方法: Open ブログ
なお、モモヒキでも大きな効果があるが、それでは完璧ではなく、まだけっこう足が冷える。そこで、レッグウォーマーの出番となるわけだ。
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※ 男性用のモモヒキは、ズボン下とも言う。
※ 女性用のモモヒキは、スラックス下という。短めのものは、レギンスという。レギンスは、下着でなく外出着にもなるようだ。(スパッツも同じ。)
※ 男女とも、「インナー・ロングパンツ」というものがある。これは、防寒下着とは別のもので、伸縮する素材の、スポーツ用途であるらしい。色は黒が多い。(詳細は知らない。)
(3) 下着(シャツ)の2枚重ね
下着(シャツ)の2枚重ねをすると、効果がある。上に厚木をすると、服がダボダボになるが、下着(シャツ)の2枚重ねをするのなら、ダボダボになることもなく、暖かさを得ることができる。
なお、そのうちの1枚は、冬用の厚手の長袖シャツだ。
→ 冬の下着はヒートテックよりも……: Open ブログ
(4) 首を覆う服
首を覆う服は、冷気に首の肌が直接触れるのを防ぐ効果があるので、真冬には有益だ。ハイネックや、タートルネックのセーターが該当する。特に、首の長い人には、有効だ。
(5) マフラー
外出時には、マフラーも有効だ。なのに、東京の路上では、マフラーをしている人はあまり多くない。首の肌が見える服装をしてる人もけっこう多い。
こういう服装だと、首が外気に触れることで、喉のあたりの体温が低下して、喉の免疫力が低下する。すると、コロナやインフルエンザなどの感染症に罹患しやすくなる。
コロナ対策の意味でも、マフラーの着用を推奨するべきだ。忽那賢志のような専門家も、「手洗いとマスク」と言うだけでなく、「外出時にはマフラーを」と言うべきだ。
(6) 手袋
手袋も重要だ。手を冷やさないという効果があるだけでなく、手を通じた接触感染の機会を減らすという効果もある。自分が感染しない効果だけでなく、感染者が他人に感染を引き起こさないという効果もある。
マフラーと同時に手袋の着用を推奨しよう。
(7) 足温器
足温器も、暖房器具の一種として有効だ。
→ 足温器のお勧め: Open ブログ
→ 足温器を暖かくするには: Open ブログ
→ 足温器の電源を切るのを忘れない: Open ブログ
足温器は、昔はパナソニックの優秀な商品があったのだが、近年では熱量の小さなものばかりになって、効果不足のものが多かった。
ところが最近になると、安くて高熱量のものが発売された。下記商品だ。
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Amazon のユーザー評を見ると、かなり高評価である。「熱量が十分にあって、暖かい」という声が多い。また、タイマーが付いているのも、便利である。タイマーを別に買う必要がなくなる。
デザインがいいのも、美点だ。
なかなか優秀な商品だと思える。(私は未購入だが。)
(8) 電気毛布
寝転がって電気毛布にくるまる、という手もある。
→ 電気毛布で暖を取る: Open ブログ
(9) 防寒スリッパ
防寒スリッパも、選択が必要だ。
スーパーで売っているのは、単にボアなどの厚手の生地を使っただけのスリッパだが、これだと防寒性が弱い。熱伝導率が高いからだ。防寒性を強めるには、底部が発泡ウレタンであるスリッパが好ましい。発泡ウレタンは断熱性が高いからだ。
ただし、底部だけで断熱性を高めても、丈夫から熱が逃げやすい。こちらも断熱性を高める必要がある。厚手のボア生地でもいいし、フリース生地でもいい。
適したものは、Amazonでも売っている。おおむね 1000円を大きく超える。
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安上がりで済ませたければ、ダイソーで 200円の品を売っていた。ただし今も売っているかどうかは知らない。
とにかく、底部が発泡ウレタンであることが大事だ。普通のスリッパの材質(固い材質)では駄目だ。そこに注意。
[ 付記 ]
衣料品ではないが、「風呂に二度入る」という形で、夜間に体を温める効果もある。
冬には(冷たい水から)風呂を沸かすのにガスをいっぱい消費するが、どうせ湯を沸かせたのなら、風呂に二度入ることで、沸かせた湯を二倍も楽しめる。
やたらと室内気温を暖房するよりは、(室内気温は低めのまま)風呂で体を温める方が、コスト的には安上がりかもしれない。
【 関連項目 】
→ 冬に寒くならない方法: Open ブログ
※ 本項と似た話題の過去記事。
風呂に二度入る、は何時間の間隔を想定しているのでしょうか。
今の時期は、たとえ1時間でも、再加温しないと余計に寒くなってしまうと思います。
家族が多ければ、もともと再加温されている。
なお、アルミ保温シートを使う。
http://openblog.seesaa.net/article/446274386.html
http://openblog.seesaa.net/article/446272216.html
> (9) 防寒スリッパ
の章を追加しました。
なるほど。気づきませんでした。