太陽熱温水器について、参考となる話を示す。
※ 細かな話なので、特に読まなくてもいい。
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あまり本質的な話ではなく、余談や豆知識ふうの話を述べる。5件ある。
(1) 屋根の傾斜
太陽熱温水器の設置に当たっては、屋根の傾斜は急にした方がいい。平屋根だと、冬の利用効率が低くなる。傾斜が急なら、冬の利用効率が高まる。
ただ、屋根の傾斜を決めるのは、新築時だけだ。だから、まずは新築住宅で、屋根の傾斜を強めるよう、促進するべきだ。
なお、屋根の傾斜の角度の話は、太陽光パネルの設置の場合にも当てはまる。ただ、傾斜の必要性は、太陽熱温水器の方に強く当てはまる。なぜなら、冬には水道水が冷たくなって、加熱の必要性が高いからだ。その点、夏ならば水道水がもともと温かいので、加熱の必要性は低い。
※ 太陽熱温水器の下側(裏側)に、三角錐になったタンクを置くと、太陽熱温水器の傾斜を高めることができそうだ。この方が工事もしやすいだろう。(屋根から離れた高い位置にタンクを置くのは、不安定化するので、工事がしにくいはずだ。)
(2) 屋根の種類
太陽光パネルや太陽熱発電の設置のためには、屋根は(面積の広い)切妻屋根であることが好ましい。この件は、前にも述べた。
→ 太陽光発電と屋根(新築住宅): Open ブログ
(3) 太陽熱温水器の種類
太陽熱温水器にも、いろいろと種類があるそうだ。強制循環させるタイプやら、簡単で低コストなタイプなど。
→ 太陽熱温水器の正しい省エネ利用法 - 西やん奮闘記
通常の太陽熱温水器は、高機能すぎて、高価格すぎるらしい。コスパを考えると、安くて簡便なタイプが好ましいようだ。
ひところ、太陽熱温水器がブームになってから、(訪問販売のトラブルなどで)落ち目になったことがある。これはどうも、高価格すぎる商品を押しつけ販売していたことが理由であるようだ。
太陽熱温水器の種類について、十分に調査するべきだろう。
※ 本項では、特に結論を出さない。注意点があることのみを記す。
(4) 太陽光パネルとの比較
(太陽熱温水器でなく)太陽光パネルは、個人住宅の屋根には適さない。
太陽光パネルは、むしろ、メガソーラーに設置する方がいい。それなら、はるかにコスト安だからだ。この件は、別項で述べた通り。
→ 屋根に太陽光パネルを載せるな: Open ブログ
(5) 参考記事
次の参考記事がある。ちょっとした情報。
→ 太陽熱温水器市場は2027年までに67億ドルに達すると予想されています
2022年01月07日
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