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3回目のワクチンの供給が不足している。
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の時期について、政府はできるだけ多くの人が2カ月前倒しできるようめざしたが、現時点では海外からの供給を早めることはできず、対象は最低限にとどまった。
米ファイザー社……(中略)…… 同社から受けるワクチン供給の時期を早めたり、量を増やしたりすることはできなかった。国内で主に使われているファイザー社製もモデルナ社製も、製造は海外だ。自国で製造する欧米諸国に比べて供給が遅れる構造は21年分の供給当初と変わらない。
2回目を終えた人全員を前倒し接種の対象にするには12月〜来年1月、高齢者らを中心に約4100万回分が必要となる。22年契約の1月分は、1月時点に現場までは届かない。21年のファイザー社製と米モデルナ社製をあわせた在庫の約3800万回分で対応するしかないが、さっそく不足する計算だった。
( → (時時刻刻)ワクチンまた供給の壁 前倒し最低限、官邸誤算 ファイザーと交渉進まず、在庫頼り:朝日新聞 )
ワクチンが必要なのに、ワクチンが足りない。困った。どうする?

そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
「ワクチンを半量で接種すればいい。半量で接種すれば、人数を2倍にすることができる」
このことは、前にも言った通りだ。
→ ワクチン3回目は半量で: Open ブログ
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さて。これはうまい話のようだが、本当にそんなことをしても大丈夫なのか? 理屈では大丈夫らしいとしても、実際に大丈夫だと確言できるのか?
それについては、すでにモデルナが言明している。「ワクチンの半量接種で大丈夫」と。
《 3回目、モデルナ承認へ ワクチン量は半分 》
厚生労働省の専門家による部会は15日、米モデルナ社製の新型コロナウイルスワクチンについて、3回目接種に使うための特例承認を了承した。
3回目の接種は、2回目接種から6カ月以上あけて、2回目までの半分の量を使う。モデルナ社が海外で実施した臨床試験(治験)では、18歳以上の約150人への3回目の接種で、ウイルスの感染を防ぐ「中和抗体」の量が2回目接種後の約1.8倍になった。
( → 朝日新聞 )
というわけで、少なくともモデルナ世については、「半量でも大丈夫だ」と担保されているわけだ。
ただ、この記事によると、半量がもともと標準とされているようだ。だとすると、冒頭の記事における人数は、「モデルナの分は半量を前提とした上での人数」なのかもしれない。すでに「半量で2倍の人数」というのを前提とした上での人数なのかもしれない。
だとすると、問題は解決されていないことになる。困った。どうする?
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そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
「若者や小柄な人は、半量接種を認めていい」
→ ワクチンの半量接種: Open ブログ(若者で)
これは、以上は、2回目以前の接種の話だが、さらに3回目でも認めていい。つまり、「半量接種」に対して、さらに「半量」(つまり4分の1量)を認めていい。
ただし、「4分の1量というのはさすがに不安だ」と思うのであれば、「3分の1量」(つまり、半分量に対してはその3分の2量)を認めればいい。
半分量 …… 0.50
3分の1 …… 0.33
4分の1 …… 0.25
こういうふうにすれば、1人あたりのワクチン摂取量を減らせるから、その分、人数を増やせる。
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さらに言えば、「モデルナだけでなくファイザーについても、半量接種を認める」というふうにしてもいいだろう。特に、若者や小柄な人に対しては、3回目の接種で、半量接種を認めるといいだろう。
この方法でも、1人あたりのワクチン摂取量を減らせるから、その分、人数を増やせる。
冒頭の記事では、約4100万回分が必要だが、供給は 約3800万回分ということだった。300万回分のワクチンが不足していた。この程度の不足ならば、上記の方法で、十分に対処できるだろう。
