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朝日新聞が特集記事を示している。
→ 「密室」の凶行どう防ぐ?電車内にカメラや防護盾、対策急ぐ鉄道各社:朝日新聞
タイトルは「どう防ぐ?」だが、羊頭狗肉な記事だ。結局、「こうすれば防げます」という方法は記してない。これでは乗客は坐して刺されるのを待つだけだ。
「防犯カメラがあれば状況を確認できるから、防犯カメラの設置に努めたい」
なんていうトンチンカンな結論みたいな話がある。防犯カメラで犯行を阻止できたら世話はないよ。
( ※ 「見るだけ」「報道するだけ」が仕事である記者っぽい記事だ。無能の極み。)

一方、はてなブックマークでは、「逃げるしかない」という声が圧倒的だ。「格闘技の経験者さえ、刃物の相手からは逃げるのが最善だと言っている」という。
→ はてなブックマーク
それは、一般論としては成立する。だが、電車という「閉じた空間」では、必ずしも成立しない。逃げようとしても、電車内は行き止まりだからだ。犯人が追いかけてきたら、逃げようがない。
( ※ 今回は、犯人が追いかけないで、煙草をふかして休んでいたそうだ。だから乗客は逃げることができた。だが、犯人が追いかけてきたら、ひとたまりもない。)
困った。どうする?
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そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
「消火器を取り出して、犯人に消火器で噴霧する。相手がひるんだところで、消火器を振り回して、相手の頭を打撃する。相手が消火器を阻止しようとしたら、腹を蹴飛ばす。次に、刃物を蹴飛ばす。
この一連の作業を、複数人で協力して行う。あらかじめ3〜5人で協力体制を結ぶ。5人がいっせいに襲いかかってきたら、よほどの強者でも抵抗は無理だ」


※ 上記の方法は、「必ず成功する」という保証はない。成功率は 80% ぐらいかもしれない。それがイヤだったら、「無抵抗で犯人に刺される」というのを選ぶしかない。その場合には、助かる率は 0% だ。
[ 補足 ]
場所はあらかじめ選んでおく必要がある。それは、出入口のそばだ。そこならば、通路よりも幅が広くなっているので、多人数が待機できる。
ドアの出入り口のそばに、左右各2名を配置する。計4名。
それよりも犯人側に1名がいて、消火器を持ちながら、犯人をおびき寄せる。犯人が近づいてきたら、退却して、出入り口のそばまで来る。
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◯ ◯
犯人 ●→ ◯→ 退却
◯ ◯
━━━━━━━━━━━ ━━━
犯人がそこまで来たところで、消火器を噴霧してから、消火器で殴りかかる。同時に、左右にいる4名が襲いかかる。犯人は、消火器を持っている人や消火器自体に気を取られているので、左右や背後からの攻撃を予期できない。
罠だ。
※ 刃物をもつ相手に必勝の方法は、相手の視野の外(つまり背後)から攻撃することだ。これなら、刃物男も怖くない。一撃で頭を打撃せよ。(重いものがあると有利。)
※ 犯人の前側にいる人は、攻撃すると見せかけるオトリ役だ。犯人を直接攻撃するのは、犯人の後ろにいる人だ。こういう攻撃が有効だ、という動画がある。
→ https://togetter.com/li/1755754
これはスペイン警察の例。頭がいい。
日本の警察は、もっと頭が悪いので、正面から逮捕する。
→ https://www.fnn.jp/articles/-/263426
馬鹿丸出しだね。これじゃ、死人が出るよ。「刃物に上半身を近づけてはいけない」を鉄則とするべし。(足ならば近づけてもいいが。)
※ 新幹線ならば、シートの座面を取り外せる。
→ https://x.gd/VbGxE
これをぶん投げて、攻撃手段とすることもできる。身を守る盾とすることもできる。
[ 付記 ]
なお、消火器は、火災への消火にも役立つ。
消火器の設置場所は、下記のような箇所だ。
(な…なるほど…電車 消火器…っと…ポチッ…) pic.twitter.com/SENJbNFyXj
— やけに仏教に詳しいフリーザ (@waraikatahohoho) November 5, 2021
ただし、京王線の車内にある消火器の場所はこんならしいです(下の Tweet より)。全部の車両でこの位置かはわかりませんが。これだと、かなり背が高い人でないとうまく外せませんね。こんな重いモノを固定するバネ式のバンドもかなり固そう(女性では難しい)。それでも、よく利用する電車・バスでは、消火器の場所を確認しておいたほうがいいかもしれませんね。
https://twitter.com/denkou2kk2020/status/1406468448113225737
・トイレの水を使ってスプリンクラー
・車両間に扉とロック
・座席シートを取り外して楯の代わりに
・各車両の映像を車掌室でリアルに観れるように
これに関連して、今回、駅で車両側のドアとホームドアがずれて、全てのドアが開かずに停止したままになったのは、「乗客によって非常用ドアコックが操作されたので、停止位置を調整するための前進(や後退)ができなくなった。その場合は、乗務員か駅員が追加の操作をしないと、乗客がドアを手動では開けられない」ことが原因と報道されています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bc057cae8aa419e8438b3f8d03a441bb673afaf?fbclid=IwAR1lrIha3DXuvnveJg2jcrakAI3gu-biv88UKARLKei0PToJKqPQIH7-4nE
これに対して、ヤフコメなどでは「システム上仕方がない」との意見が大勢ですが、アホかと思います。おかしな現状を変えるよりも、このような事件の時はあきらめて刺し殺されるか焼き殺されるほうがマシだという人がそんなに多いのかな。
管理人さんは、今回の「車内閉じ込め」問題についてはどうお考えですか? ちょっと考えても、「車両が適正な位置に停車していないときは、非常用コックの操作は最初からキャンセルされて力行(りきこう;車両の加速)や後退のほうが優先されるようにする。または、不適正な位置に停車していても下がスカスカの鉄橋の上でもない限り、非常用コックを操作すればドアは手動で開けられる(そのどちらか)」にすべきだと考えます。
乗務員も駅員も、乗客の安全を考えてドア(車両側とホーム側)を開けなかったようなことを言っていますが、実際は思考停止して傍観していた気がします。現在のシステムのアルゴリズムは、ごく限られた一部の緊急事態にしかうまく対応できないように見えるので、よく考えて今後見直してほしいと思いました。
→ 危険時、車両ドア開放し救出指示 国交省、京王線刺傷事件受け:東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/140588
位置がずれていても、列車側のドアが開いていれば、ホーム側の壁を乗り越えて、外に脱出できます。壁をよじ登るのは、他の人が協力すれば、可能でしょう。
これで特に問題はないと思えます。
> こういうときはドアをあけろ、と国が通達を出しました。
⇒ この対応が、最初から当たり前ですよね〜。
普通に走ってこられたら、とてもじゃないが、間に合わない。
そのときは最初から、出入り口の場所で待ち受けていればいい。近づいたら、消火器を噴霧する。
そもそも犯人は、自分で減速します。こちらに衝突するつもりはないんだから。
一般に、刃物をもっている人間は、それによって威嚇するものなので、ゆっくり動くものです。早く動いたら、優位性を確保できない。 足を引っ掛けられて、転んで、それで終わり。
シンプルに考えて、火災現場からいち早く脱出しないといけない状況で、避難経路を開けなかった(塞いだ)京王の対応は誤りでしたね。
今回は車両全焼までにはなりませんでしたが、過去には車両全焼になった事例があります。
https://www.youtube.com/watch?v=jA6JVK2JFl0
https://www.youtube.com/watch?v=9yspUVxWWL8
1番目のは、手でつかみかかっているので、危険ですね。下手をすると、死ぬ。
あと、犯人は凶器をもっているとはいえ、1対多であることが多いですようですね。今回の映像でも、無数の男たちが避難している姿がとてももったいない。
群衆が前後を取り囲むか、鶴翼の陣を張って、常に5mくらいの距離をとりながらカバンを胸の前に構えていれば、暴漢は後ろが気になって何もできなくなるのに。。。(どちらかに襲いかかってくれれば、誰かが後ろか横からカバンで攻撃)
と考えると、逃げ惑う集団を掛け声でとりあえずの防御態勢をとれないかな?とも思ったりします。