2021年11月06日

◆ カエルの消えた日

 ミツバチが消えたことが話題になっていると思ったら、それにとどまらず、カエルが田畑から消えつつあるそうだ。

 ――

 11月3日の朝日新聞から。
  → 朝日新聞:声欄 2021/11/03


kaerunouta.jpg


 一部抜粋しよう。
 この夏、田舎でも、山でも、暑かった。セミやカエルが元気に鳴くのを聞けば気持ちが和らぐと思ったが、これまでうるさいほどだったカエルの鳴き声が聞こえてこなかった。
 カエルの鳴き声が聞こえない夏とは一体何なのだろう。気味が悪くなってきた。毎晩カエルの姿や鳴き声を求めて歩き、田をのぞき続けているが、ジャンボタニシのほかには生き物の姿をほとんど見かけない。
 私の住む地域だけの問題か。環境の汚染や変化によるものなのか。 (9月12日=要旨)

  ̄ ̄
 子ども時代の遊び場でもあった田んぼには、アメンボやミズスマシが水面に波を立て、カエルの声で水の輪が伝わり、居場所がわかるほどでした。畔(あぜ)を歩けばカエルやバッタが跳ねるのです。でも今の美しすぎる田んぼにはその全てがありません。
 夫婦で朝夕散歩する防風林の松林も、野鳥やリスが生息し生物相が豊かに思えるのですが、なぜかテントウムシやミツバチなど、かつて当たり前にいた昆虫が見つかりません。アカシアやシナノキの花に集まるハチの歌も聞こえてこないのです。

  ̄ ̄
 カエルは食欲旺盛で稲の害虫ウンカも大量繁殖できない。有機農業37年の農園には他に3種類のカエルがいる。カエルは有機農業と持ちつ持たれつする生物多様性を象徴する生き物だ。
 広島県なら、昨年来発生が多いトビイロウンカへの殺虫剤対応の影響が大きいと思う。私の住む愛知でも昨年、慣行農法の水田ではウンカ被害が多大だった。有機や自然農法の田は目立った被害は無く、そこにはカエルやクモがたくさんすんでいた。

kaeru5_seitai2.jpg





 「沈黙の春」という有名な本がある。
 農薬などの化学物質の危険性を、鳥達が鳴かなくなった春という出来事を通し訴えた作品。 → Wikipedia



https://amzn.to/3mEr7lT

posted by 管理人 at 23:18| Comment(0) | エネルギー・環境2 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ