2021年10月25日

◆ ドコモのレンタサイクル

 NTTドコモがレンタサイクル事業をしているそうだ。電動自転車で。

 ――

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ドコモ・バイクシェア


 朝日の記事が報じている。
「docomo」のロゴ入り電動アシスト自転車がずらりと並ぶ一角があちこちにある。NTTドコモの子会社「ドコモ・バイクシェア」が運営する、ポートと呼ばれる自転車貸し出し拠点だ。
 料金は30分165円、以降は30分ごとに110円。返却するポートは自由で、目的地での乗り捨てもOKだ。
( → (けいざい+)走るドコモ自転車:上 急成長、「動く通信端末」に熱視線:朝日新聞

 何より難しいのは、どのポートに、いつ何台置くかの判断だ。人流データに基づいたAI(人工知能)の予測も参考にするが、まだまだスタッフの経験則に頼る面も大きい。武岡雅則社長(48)は「泥臭いアナログからデジタルに進化しないと」と、さらなるAI活用なども視野に入れる。
 それでも、現状をリアルタイムで把握して機動的に再配置できるのは、ドコモの事業らしく自転車1台1台がネットにつながっているからこそ。その特性を生かし、ユーザーの利便性を高めようと、予約や支払いに使うアプリの改善も進める。
( → (けいざい+)走るドコモ自転車:中 「人」頼みの再配置、さらに進化へ:朝日新聞

 まあ、ここまではいいんだが、次の話が目を引いた。
 走行データをメンテナンスに生かす構想もある。自転車は年2回整備するが、それでも1台10万円ほどの車両が4〜5年でボロボロになる。より自転車を長持ちさせるため、走行データの分析から乗り方が丁寧な利用者を見極め、貸出時間の延長などの特典を付けられないかも検討中だ。
( → (けいざい+)走るドコモ自転車:下 便利でエコで健康的に、試行錯誤:朝日新聞

 この話は変ですね。
 「走行データの分析から乗り方が丁寧な利用者を見極め」
 というが、ていねいな走行をすると長持ちする、というようなことはあるまい。そもそも、車両がボロボロになるというのは、基幹部品の金属部分がボロボロになるのではあるまい。むしろ、次の3点だろう。
  ・ 日光を受けた部分が紫外線で劣化する
  ・ ブレーキパッドが消耗する
  ・ タイヤが消耗する

 これらは、乗り方とは特に関係ないはずだ。ただの経時劣化である。とすれば、これらへの対策は、こうだ。
 「タイヤなどの消耗品を、消耗しない高級品にする」

 たとえば、タイヤは、普通の安いタイヤと、耐久性の高い高級品とがある。だから、後者のタイプの高級タイヤを最初から付ければいいのだ。そっちの対策が重要だろう。
  → ロードバイクのタイヤは耐久性を重視するとコスパが高くなる

 ※ 「乗り方が丁寧な利用者」を区別するのはナンセンスだが、「走行距離の少ない利用者」を区別するのは意味がある。しかしそれだったら、従量制の単位を、「時間」だけでなく「走行距離」も含めるようにするべきだろう。その方が早い。

 ――――――――――

 ついでに、ひとこと。
 自転車を長く使うと、タイヤが消耗して、なかにある白い部分が浮かんでくることがある。こうなったら、寿命が近い。そのまま放置すると、なかのチューブがいたんで、何度も何度もパンクするようになる。こうなったら、タイヤとチューブを丸ごと交換するしかないが、それだと費用を食い過ぎるので、新しい自転車を買う方がマシだ。
 では、それを避けるには? コスパが最善の方法は? それは、こうだ。
 「タイヤが消耗して、なかにある白い部分が浮かんできたら、その段階で、タイヤの表面を補修する。補修するには、靴底補修剤を使う」
 これで、タイヤの表面を肉厚にすることができるので、タイヤの寿命を延ばすことができる。
 靴底補修剤は、下記だ。



https://amzn.to/3pAe5HP


 色は、黒にする必要がある。(タイヤが黒だからだ。)
 他の色もあるので、間違えないように、ご注意。

 ※ これはコスパがいい。靴底補修剤は 1200円ぐらいかかるが、その全部を使うわけではなく、何分の1か(100〜500円)を使うだけだ。残りの分量は、普通の靴の補修や、日用品の補修に使える。



 [ 付記 ]
 別案もある。
 「すり減ったタイヤを丸ごと交換する」

 これだと、いちいち補修剤を塗る手間がないので、手間がかからない。お金がある人なら、これでもいい。ただし、次のことが必要だ。
  ・ 自転車屋に持っていって、修理を待つ時間。1〜2時間。
  ・ 修理代。 2500円〜3000円。

 コスパはあまり良くない。ただし、いっぺん実施すれば、次にすり減るまで、何年間も持つ。(それより、もう一つのタイヤがすり減る方が早い。)
 ただし、こんなことをするくらいなら、新しい自転車を買う方がいい、という判断もあり得るね。



 【 関連項目 】

 気温が下がると、タイヤの空気圧が下がるので、この時期には、タイヤに空気を入れよう。自動車ならば、燃費が向上する効果もある。
  → 気温とタイヤ空気圧: Open ブログ

posted by 管理人 at 23:37| Comment(3) | 自動車・交通 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 最後に [ 付記 ] を加筆しました。
Posted by 管理人 at 2021年10月26日 07:34
>「タイヤが消耗して、なかにある白い部分が浮かんできたら、その段階で、タイヤの表面を補修する。補修するには、靴底補修剤を使う」

この方法は現実に実施しているのですか?
タイヤ表面の小さなくぼみを埋めるのならともかく、表面の広い部分を補修するとタイヤの外周が円ではなく楕円になってしまい、走るたびに全身が上下するように思いますが。
タイヤのケーシングが見えるような状態ですと、設置面だけでなくサイドにひび割れが発生したり、英式バルブなら虫ゴムが劣化していたりで、タイヤの寿命は尽きています。
Posted by そもそも at 2021年11月10日 21:41
> 現実に実施しているのですか?

 イエス。

> タイヤの外周が円ではなく楕円になってしまい、

 そんなに厚く塗りません。厚さは 1ミリにもならない。0.5ミリぐらい。もちろん、押せば、くにゃくにゃと曲がります。
 また、楕円形にはならないように、(特定の一部だけでなく)全周に渡って、まんべんなく塗ります。

> 設置面だけでなくサイドにひび割れが発生したり

 それは経時劣化が多い場合でしょう。私の場合は、乗る量が多いので、年数のわりに摩耗が早い。

> 虫ゴムが劣化していたり

 自転車屋さんで交換してもらいました。二つで200円でした。
Posted by 管理人 at 2021年11月10日 22:56
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