2021年10月08日

◆ 公務員の残業過多の問題

 公務員の残業が過多であるという問題が、まだ残る。どう対処するべきか?  おもしろ 

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 公務員の残業が過多である問題があった。サービス残業がまかり通っているせいで、実質的に残業代ゼロ同然になることが多かった。そのせいで公務員志望者が激減して、公務員の質が低下してしまった。そもそも残業代不払いは違法である。政府が違法行為をするのでは、まるで率先して違法行為をする安倍首相みたいだ。とうてい許しがたい。


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 これに英断のナタを下ろしたのが河野行革相だった。残業代の不払いをやめて、全額を支払うように決めた。その財源は、「翌年の予算で請求しろ」というウルトラC だった。かくて翌年の予算でまかなうことができて、残業代の不払いの問題は解決された。めでたし、めでたし。
  → 「不夜城」是正、道半ば 「ようやく」「国会の改革必要」 省庁の残業代:朝日新聞
  → 省庁の残業代、18%増要求 環境省47%増・厚労省34%増 長時間労働浮き彫り 来年度予算:朝日新聞
  → (けいざい+)変わる人事院:下 「ひとごと院」揺さぶった河野氏:朝日新聞
  → 不夜城の残業、手元には最低賃金以下 官僚の1割強「過労死ライン」:朝日新聞 New !

 河野太郎は立派にやり遂げたが、しかし、これで問題がすべて解決されたかというと、そうでもない。まだ残る問題がある。それは、「国会答弁の資料づくりに深夜勤務を強いられる」ということだ。
 官僚の長時間労働の大きな要因とされる国会対応の効率化には国会側の改革も欠かせない。議員からの質問通告が深夜に届き、翌日の大臣の答弁づくりや調整で徹夜仕事になることも少なくないという。
( → 不夜城の残業、手元には最低賃金以下 官僚の1割強「過労死ライン」:朝日新聞

 その具体的な詳細は、下記にある。
  → 国会答弁が完成するまで | 公益社団法人 日本経済研究センター:Japan Center for Economic Research
  → 眠らない官僚|NHK NEWS WEB
 後者の記事には、こうある。
 遅ければ質問通告が夜11時を過ぎるので、そこから答弁作りの作業がスタートします。

 質問の提出期限は「××日まで」と指定されているので、その日の最後である24時の直前に質問通告が来るわけだ。そのあと、深夜0時から答弁作りの作業がスタートするので、超・深夜勤務になるわけだ。
 その一方で、昼間は質問する議員の部屋の前で、椅子に何時間も座りっぱなし、ということもあるそうだ。無駄の極み。

 まったくひどいものだ。呆れる。困った。どうする?

 ――

 そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
 「質問の締め切り期限を半日早める。現在は 24時であるのを、12時にする」
 「締め切りは厳守とする。それ以後に寄せられた質問については、回答を拒否する」


 ここで、「回答を拒否する」というのが、頭ごなしだとまずいので、次のように慇懃無礼(いんぎん ぶ れい)に告げる。
 「期限の 12時を過ぎて寄せられた質問ですので、お答えするのが間に合いませんでした。必死に努力していますが、質問の届いた時刻が遅れた分だけ、回答の時刻も遅れることになります。今回は、締め切り時刻に1時間遅れて質問が寄せられたので、回答もまた1時間遅らせていただきます。この国会質問の割り当て時刻は、2時から3時までと予定されていました。そこで、3時から1時間遅れの4時になったら、回答を差し上げます。それだと、国会の答弁の時間には収まらないので、別途、文書で答弁を差し上げます」

 こう答えられた国会議員は、怒り狂う。
 「2時から3時までがオレのテレビ放送の時間だぞ! 4時になったら、テレビ放送がなくなるので、オレがテレビに映らなくなる。それじゃ、選挙区民に見てもらえないぞ。どうしてくれるんだ」
 公務員は答える。
 「テレビに映りたければ、時間厳守を守りましょう。以後、よろしく。あ、定時の6時になりました。公務員の勤務時間が終わりました。では、帰らせていただきます。ほな、さいなら」
 「定時だと? おまえがここに来たのは、5時50分じゃないか! もともと 10分しかないだろ。わざとだろ!」
 「それにお答えするには、勤務時間の余白が足りない、とフェルマーが申し上げております」
 「フェルマーの定理か?」
 「フェルマーの定時です」
 














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 「何でフェルマーなんだよ!」
 「終止の記号は、フェルマータ Fermata.jpg

 「最後の タ は何だよ!」
 「 夕方なので タ です」
 
posted by 管理人 at 22:01| Comment(5) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ひと言で言えば、国会議員が幼稚すぎる、といったところでしょうか。

『官僚アンケートで発覚 未だに「残念すぎる」霞が関の働き方と、改革を阻むカベ』
https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2105/18/news011_3.html

(上記記事より抜粋)
>2日前ルールを守れない理由の一つは、国会の開催日程が2日前の段階で決まっていない点にある。開催するか否か、与野党の国会対策委員会の議員による折衝、いわゆる「日程闘争」が、ギリギリの前日までずれ込んで議論されるという悪い慣習が背景にある

Posted by 反財務省 at 2021年10月09日 09:30
そもそも閣僚の国会答弁は学生が定期試験を受けて実力を示するようなものでしょう。「あらかじめ試験問題が示されてないと回答できない。家庭教師に解いてもらう時間がいるから1週間前には試験問題を示せ。」は違うのではないでしょうか。付き合わさせられる家庭教師はお気の毒ですが、普段から受けている授業(世の中の動き)から重要事項(課題)を理解してそれから試験問題をあらかじめ想定できないような学生は早々に退席してもらうのが先でしょう。
Posted by アラ還オヤジ at 2021年10月09日 10:43
> そもそも閣僚の国会答弁は学生が定期試験を受けて実力を示するようなものでしょう。

 そういう面もなくはないですが、そういうのを基本にすると、国民不在になります。
 大臣の能力をチェックするのは二の次でよくて、国民のためにきちんと調べて詳細な情報を提供することが最優先となります。
 官僚の調査がなかったら、大臣だけでは、たぶん全員が何も答えられないので、国会答弁は無言の羅列になるか、菅首相のように意味不明のトンチンカンの回答そらしになります。ただの茶番になる。
Posted by 管理人 at 2021年10月09日 10:55

質問者の質問が的確であれば良いのですが、低レベルな質問をしてくる馬鹿な野党議員が少なくないのが実態のようです。

霞ヶ関勤めの友人(総合職の官僚)曰く、単に揚げ足を取りたい or 答弁者の失言を狙う 等という目的で質問してくるのだそうです。そういう類の質問は、本質を外した内容が多いとのことです。
Posted by 反財務省 at 2021年10月09日 13:44
 馬鹿な質問には、いい加減に答えればいいので、かえって楽なのでは? 

 真面目な質問だと、こちらも真面目に対応する必要があり、正確で多大な調査が必要となる。

 馬鹿への対応は簡単だが、利口への対応は努力が必要です。馬鹿ほどありがたいものはない。
Posted by 管理人 at 2021年10月09日 14:42
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