2021年09月22日

◆ 再開発には固定資産税アップ

 都心の駅前が低層の建物だらけなのは、効率が悪い。再開発を推進するべきだ。そのために、固定資産税を大幅アップするといい。

 ――

 これを思ったのは、前々項の話題で、品川駅前を見たときだ。品川駅の南西のあたりは、駅前であるにもかかわらず、土地の利用効率が低い。
  ・ 低層の建物が密集している。
  ・ その南は、庭園があるが、私有地である。






 低層の建物ばかりがあるのは、土地の利用効率が低いので、無駄である。
 庭園があるのは、これが公園として一般に供用されるのであれば無駄ではないが、私有地として一般人の利用が禁じられているのであれば、無駄である。

 ま、無駄であろうとなかろうと、それが私人の財産の使い方である限りは、本人の勝手だとは言える。だが、利用の低さに応じて、固定資産税が減免されているのであれば、話は別だ。無駄遣いするだけなら本人の勝手だが、無駄遣いすることで税負担を免れているのであれば、それは国による援助も同然だから、本人の勝手とは言えなくなる。


tochi_koteishisanzei.jpg


 そこで、次のように提案したい。
 「現状土地利用が、低層であっても、庭園であっても、超高層ビルを設置したのと同様の固定資産税(土地部分のみ)を課する」


 こうすれば、非常に高額の固定資産税が課されるので、現状のように非効率な土地利用をしていれば、とてもペイしない。となると、土地の高度利用をするために、超高層ビルを建てるしかなくなる。すると自動的に、品川駅前の再開発が推進されて、超高層ビルがどんどん建つようになる。
 これで、再開発が進むと同時に、国や東京都の税収が増えるので、めでたしめでたしとなる。

 ――

 なお、具体的には、次の手続きをするといいだろう。
  ・ 現地の一帯を「再開発促進地域」に指定する。
  ・ そこでは、固定資産税が大幅にアップする。(将来予想の地価に基づく)
  ・ 同時に、そこでは不動産売却利益については、減税する。(時限的に)


 以上の三点を法整備した上で、実際に適用する。
 すると、現在の土地所有者は、(固定資産税が上がるので)土地を売却するしかなくなる。そして、実際に売却すると、非常に高額の売却収入を得る。しかも、(時限的に)売却収入に減税されるから、高額の課税を減免される。とてもお得である。いいことばかりだ。(ボロ儲けと言える。)
 国や東京都は、売却益に減税をすることで、大幅に損をする。しかし再開発地域の指定のあとでは、高額の固定資産税を毎年もらえるのだから、長期的にはすごく得をする。……というか、そもそも、たとえ減免されたとしても、売却収入への課税があれば、何もしないまま(現状維持)よりも、ずっと多くの税収を得ることになる。
 かくて、土地所有者も、国や東京都も、再開発の業者も、誰もが得をする。 win-win-win だ。三方一両損どころか、三方千両得だ。これぞ名案というものだ。

 困ったときの Openブログ。困らなくても Openブログ。



 [ 付記1 ]
 開東閤の東には、これを見下ろすように建つ高層ビルがある。(たぶん Shinagawa v-tower だ。) そこに住む俳優・高橋英樹が、自宅アトリエから見下ろす開東閤の写真を掲げている。




( ※ 無断転載ではありません。公認方法の転載です。)



 [ 付記2 ]
 開東閤の処遇については、次の二通りがある。
 (1) 現状を破棄して、すべて更地にしてから、超高層ビルを建てる。
 (2) 現状を維持して、庭園を保ったまま、庭園部分を東京都に売却する。価格は(超高層ビル地域でなく)庭園としての価格にする。


 上の (2) の場合には、格安で売却することになるが、その代償として、次の3点の利益を得る。
  ・ 建物は現状維持で、固定資産税も現状維持。
  ・ 周囲の庭園を現状のまま使える。
  ・ 庭園管理費は東京都の負担になる。(自己負担は不要になる。)


 以上のことで、開東閤を所有する三菱は、建物部分は私有地のまま保有できるが、庭園部分は東京都に売却することになる。庭園はそのまま残るので、特に不利益はないが、周りの庭園が公園となって、人がたくさんあふれるようになる点が、異なる。都心の庭園を独占的に利用するというエリートの特権を、もはや味わえなくなるわけだ。
 
posted by 管理人 at 23:28| Comment(0) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ