2021年09月22日

◆ 都心の駅前で太陽光発電

 太陽光発電は(地価の安い)田舎でやるのが常識だが、都心の駅前で太陽光発電をする例がある。土地の無駄遣い。

 【 追記 】 本項の記述は、間違っているようなので、取り消しの扱いとします。
         詳しくは、末尾の コメント欄を参照。


 ――

 前項の地図の衛星写真を見ていたら、高輪ゲートウェイ駅前に太陽光パネルが見つかった。


shinagawa_st2.jpg
出典:大成建設





 土地の無駄遣いに唖然としたね。これでは発電料金を得ても、固定資産税も払えないはずだ。事業として成立するはずがない。どうしてこんな馬鹿げたことをやっているのか? そもそも、事業主体はどこか? 

 調べてみたら、次のページが見つかった。
  → (仮称)芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業 新築工事着工のお知らせ | 大成建設株式会社(2012年2月)

 芝浦水再生センター(東京都の直営)の土地を使ってやっているようだ。事業主体は東京都であって、東京都の土地には固定資産税がかからないから、こういう壮大な無駄遣いが可能になるようだ。

 結局、東京都は「エコです」と思ってやっているわけだが、田舎でもできる事業を都心の一等地でやるのだから、愚かというしかない。固定資産税に相当する額だけ、莫大な赤字を垂れ流しているのも同然だ。

 実は、この土地の地下では、芝浦水再生センターの「水浄化事業」がなされているらしい。しかしそれは理屈にならない。地価とは別の、地上にビルを設置して、土地を有効利用できるからだ。
 しかも、そのこと(地上にビル設置)は、ほかならぬ芝浦水再生センター自身がやっているのである。その実例が、この太陽光パネルの西側に隣接するビルだ。
 貯留池上部に高層ビル 上部利用事業
 平成27年4月に供用開始した雨天時貯留池は、公共用水域の水質改善に貢献する施設です。また、センター上部に建設された品川シーズンテラスでは、下水熱や再生水などを活用して、空調熱源やトイレ洗浄用などに利用されています。
( → 芝浦水再生センター|東京都下水道局

 芝浦水再生センターのサイトに自分で記載している。品川シーズンテラスというビルを建てて、土地を有効利用しているのだ。(衛星写真でもわかる。)

 なのに、そういうこと(有効利用)をしないで、太陽光パネルを設置するという壮大な無駄事業をする。呆れてものが言えないとは、このことだ。

 そして、こういう馬鹿げたことをする理由は、ただ一つ。事業の採算性とか経済性とか事業効率とかを一切無視して、単に「エコならば素敵」と思い込むという、過剰な環境保護意識である。
 かくて、「太陽光発電は、エコで素敵」と思い込んで、壮大な無駄事業をなすのである。

( ※ 太陽光発電の事業時期は、2012年2月とのことなので、根源的な責任は当時の石原慎太郎・都知事にあるようだ。ただし、以後も太陽光パネルを撤去しないままにしておくのは、以後のすべてのと知事に責任がある。猪瀬・舛添・小池百合子というすべてに責任がある。)
( ※ ただし、高輪ゲートウェイ駅ができたのは、つい最近だから、以前の無策は許容できるかも。今後、可及的速やかに太陽光パネルを撤去して、ビルを建設すれば、及第点となるかも。)
posted by 管理人 at 22:44| Comment(2) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これ本当に太陽光パネルなんですかね
この場所に第二沈殿池という施設があるみたいですが
黒いのが池そのものってことはないですか
Posted by 愛読者 at 2021年09月23日 18:01
 リンク先に書いてあります。

> 大規模太陽光発電の導入(約1,000m2)

 だけど、面積からすると、この数字は小さすぎる。もしかしたら、太陽光パネルは、ビルの屋上部分の太陽光パネルだけかも。
 だとしたら、黒い部分は、太陽光パネルではないのかも。

 そうだとしたら、本項の趣旨の全体が覆されるので、記事の冒頭に赤字で注記しておきました。

 ――

 なお、これが水再生センターの貯水槽で、上部にビルを建てることができないのだとしたら、本項の方針は、次のようになります。
 「この施設をもっと海側の方に移転するべきだ。駅前は超高層ビル用地として活用するべきだ」
 
Posted by 管理人 at 2021年09月23日 18:19
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