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記事はこちら。
→ 石破氏、総裁選の立候補見送り:朝日新聞
→ 「俺は今こそ」から一転、石破氏は目を潤ませた 派閥の惨状と思惑 :朝日新聞
→ 「河野・石破連合」集票力は未知数 警戒する安倍氏・麻生氏周辺 :朝日新聞
→ 自民・小泉氏、河野氏支持表明 石破氏との連携批判に「理解不能」 :朝日新聞
最後の記事には、面白い話がある。小泉進次郎の見解。
最大派閥の細田派がこの日、高市早苗前総務相と岸田文雄前政調会長の支持を決めたことについて「言い換えれば『河野太郎は絶対だめだ』ということ。そのこと1点をもって、誰が自民党を、日本を変えられる新しいタイプのリーダーか明らかだ」と強調した。
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さて。石破が立候補しないことについては、前からわかっていた。本人が「立候補するのは困難だ・意味がない」というようなことを、何度も語っていたからだ。撤退は既定であり、あとはいつそれを発表するかを見計らっていたようだ。
ではなぜ、撤退を決めたか? 新聞解説では、「勝ち目が薄いから」「立候補の推薦人を集められないから」というふうなことが記してあるが、そういう当たり前のこととは別の観点から、解説しよう。

これは、石破本人の立場になって考えるとわかる。こうだ。
この総裁選に立候補しても勝ち目が薄いということはわかっている。だが、立候補しなければ、不戦敗であるから、どっちみち負けである。立候補してもしなくても、負けである。だから、勝ち負けにこだわる限りは、立候補してもしなくても同じである。決定的な要因にはならない。
一方、立候補するかどうかで、結果が変わることがある。それは、河野が負けるか勝つか、ということだ。
自分が立候補すれば、1回目の票は割れるので、誰もが過半数を取れなくなる。もちろん河野も過半数を取れなくなる。となると、2回目の決選投票が行われるが、それは国会議員だけの投票で決まるので、安倍・麻生の結束する結果が大きく左右する。安倍・麻生は、岸田にするか高市にするかだが、どっちにしても、その意向が結果を大きく左右する。つまり、安倍・麻生による支配が続く。
逆に、自分が立候補しなければ、河野が1回目で過半数を得る可能性は高くなる。さらに、自分が河野を支持すれば、河野が1回目で過半数を得る可能性はとても高くなる。その場合には、安倍・麻生による支配を打破できる。
結局、自分が立候補するかどうかは、河野が1回目で過半数を取るかどうかに大きく影響する。河野が1回目で過半数を取れば(特に自分が協力すれば)、安倍・麻生による支配を打破して、自分が政権に大きな地位を築くことができる。逆に、河野が1回目で過半数を取らなければ、安倍・麻生による支配が続くので、自分は冷や飯を食い続ける。それはまっぴらごめんだ。
以上の計算が働くので、石破としては、河野を支持するという選択肢だけが残される。他は棄却される。
そして、そのポイントは、「河野が1回目で過半数を取るかどうか」だ。換言すれば、「国会議員だけで決める2回目の投票がなされるかどうか」だ。……ここを左右しようというのが、石破の戦略なのである。

【 関連サイト 】
→ 石破茂のイラスト(無料)

河野氏は、今はまだ反原発や東アジアとの連携を表に出すことを抑えているけれど、アベ・アソウ政治からの決別!を表に出せるようになれば、そこで本音が出てくるでしょう。河野総裁、石破幹事長、小泉官房長官です。
メディアの大物も彼を応援しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/51e2749573b2fcfa3ce5f9b5beb2da5f8da11a1f?page=2
河野氏が首相になったとき、自派の恩ある麻生氏や選挙協力した二階氏は当然見逃して、アベだけに責任を押し付ける可能性があります。
つまりアベ1人逮捕で幕引きです。だから極右+アベは河野氏が首相になることを恐れているようです。それと、上の大物の記事にあるように、原発推進の経産省と電力会社も恐れているようです。
河野氏も、自民党内で取引してアベ追及は止める可能性もあります。これならアベも安心です。
野党がしっかりしなければならないところはそこのところです。
野党の心意気次第です。