2021年09月14日

◆ 高輪築堤の保存が決着

 高輪築堤の遺構を保存する問題が決着した。800メートルのうちの 120メートルを保存する。しかし、それでいいか?
 
 ――
 
 高輪築堤の遺構を保存する問題については、前にも述べた。
  → 高輪築堤の遺構を保存?: Open ブログ
  
 このあと、いろいろと議論や劫照が会ったようだが、最終的に決着した。800メートルのうちの 120メートルを保存するそうだ。
 2019年に石垣の一部が見つかり、その後の調査で約800メートルにわたって姿を現した。明治の浮世絵に描かれた通り、漁師の舟が行き来できるよう設けられた橋梁(きょうりょう)も残っていた。
 JR東は3月末、橋梁部分などを現地保存する方針に転換した。現地保存の計約120メートルが史跡に指定される。
( → 高輪築堤、国史跡への舞台裏 JR東の保存方針、文科相視察で一転:朝日新聞

 800メートルのうちの 120メートルというと、15%だ。これだけは保存されるが、残りの 85%は廃棄されてしまうことになる。もったいない。これでいいのか? 
 とはいえ、現状のまま多くを残すと、JR東の計画が狂ってしまう。それも問題だ。
 あちらが立てば、こちらが立たず。困った。どうする?
 
 ――

 そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。

 これは論理的に考えれば、解決が付く。
  ・ なるべく多くを残したい 
  ・ 現状のまま多くを残すわけには行かない

  この二つを同時に達成すればいい。とすれば、論理的には、こうなる。
  「現状ままではなく、多くを残す」
  換言すれば、こうだ。
  「現状とは別のところに移設して、多くを残す」
 
  移設先は? まったく別のところでもいいが、それではよろしくない。「ちょっとだけ移す」というのが最善だろう。
 
  では、具体的にはどうするべきか? 
 
  ――
 
  まず、築堤の場所は、こうだ。
 

takanawa2.gif
出典:朝日新聞


 開発の予定計画は、こうだ。(クリックして拡大)(右回りに 100度、回転させるといい。)


takanawa4.jpg
出典:JR東の素案

 
  これを見れば、広場や道路のような場所は、いっぱいある。だから、それらの場所に遺構の石垣を置けばいいだろう。
  そもそも、こういう再開発の土地では、ビルだらけにはならず、公開空地のような場所がいくらかあるはずだ。(そうすると建ぺい率で優遇されるので、そうするほうが得だからだ。)
 だから、そういう公開空地のような場所に、遺構の石垣を置けば、遺構の保存と、再開発の現状維持とが、両立するわけだ。

 元の計画からの変更は、最小限で済むだろう。(とりあえずは石垣だけを保存しておいて、あとで計画に応じて、少しずつ再建すればいい。)

 
posted by 管理人 at 22:34| Comment(0) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
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