──
水で薄めればよさそうだが、水で薄めるとまずくなる。まずいのは困る。
かといって、ジュースの飲み過ぎだと、カロリーも取り過ぎるし、お金もかかる。
何かうまい方法はないか?

うまい方法は ある。こうだ。
「最初は、すごく薄いジュースにして、少しずつジュースを濃くしていく。最後はジュース 100% にする」
これで万事OK。
・ 最初は、冷たい水にジュースを少しだけ入れる。
喉が渇いた状態で、味よりも水分補給だ。グビグビ飲む。
・ コップの半分ぐらいを飲んだところで、ジュースを足す。
前よりも味の濃くなった水を、おいしく頂く。
・ さらに何度か、ジュースを足しながら、少しずつ飲む。
・ 最後はジュース 100% にして飲む。ああ、おいしい。
この方式だと、常に味が少しずつ濃くなるので、だんだんおいしくなって、満足度が高い。最後は「おいしく飲み終えた」という満足感にひたる。
特に最初のころは、喉が渇いているので、「水がいっぱいあって潤う」という感じで気持ちいい。
──
一般に、「同じ濃度で飲み続ける」というのは、賢明な方法ではない。うまく濃度を調整することで、最もおいしく頂ける方法が見つかる。
ちなみに、メロンについても、「最もおいしく食べられる方法」というのがある。この件については、別項で記した。
→ メロンのおいしい食べ方: Open ブログ

[ 余談 ]
ジュースの代わりに麦茶を飲む、というのもある。これは日本の伝統的な飲料だ。だけど、あまりおいしくはない。
思うに、ジュースというのは、コスパが最強だと思う。100円ちょっとで、1リットルの果汁をたっぷりと飲める。こんなに安くておいしい食品は、滅多にない。
・ 100円程度の果物は、はるかに量が少ない。
・ 100円程度の野菜は、はるかに量が少なくて、味も悪い。
その他、肉や魚だって、この値段でこの味にはならない。
アイスクリームや菓子類だって、この値段でこの味にはならない。
ジュースというのは、実にコスパがいい。特に、生の果物に比べて、こんなに安くなるのが、わけがわからない感じだ。オレンジだって、ぶどうだって、生の果物だと、はるかに値段は上がるんだが。
※ 濃縮果汁還元という方法で運送費を削減しているのが理由らしいが、それにしても、たいしたものだ。
──
ただしグレープフルーツだけは例外だ。元は1リットルで 100円ちょっとだったのに、フロリダが台風で壊滅すると、200円に上昇した。最近では 150円ぐらいまで下がったが、まだまだ他のフルーツ果汁の 5割増しだ。
ということは、根源的には、「安い産地で大量生産して、世界に配給する」というのが本質なのだろう。だから果汁は安いが、普通の果物や野菜は高い。(各地で分散して生産するので。)