2021年08月05日

◆ ワクチンの半量接種

 若者にはワクチンの副反応が多く出る。ならば若者にはワクチンの量を半分にするといいだろう。

 ──

 若者にはワクチンの副作用が多く出ると判明した。
  → ファイザー製ワクチンの副反応、高齢者は「大幅に低い」…予想以上に年代間で差 :読売新聞

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 痛みについては、若者も高齢者も同様であるようだが、発熱・だるさ・頭痛という副反応は、顕著な差が出ている。
 これはどうしてか? 痛みというのは、ワクチンが体内にあることによる物理的な現象である可能性が高いが、他の副反応は、体内における生理的な機構が若い人ほど多く発現するからだろう。同じ量のワクチンを接種されても、免疫力の強い若者ほど、体内の免疫機構が大きく働くので、副反応もまた大きくなるのだと推定される。
 これを逆の面から見れば、若者ほど、ワクチンによる免疫力アップ(抗体増加)も大幅であると推定される。

 つまり、若者では、ワクチンのプラスもマイナスもともに大きいのだ、と推定される。

 そこで私はこう提案したい。
 「若者にはワクチンの量を半分にして接種する。そのことで、効果は半分になるが、副反応も半分になる。すると、ハゲになるというような重篤な副反応を避けることができる」

 ※ 若者がワクチンでハゲになる、という例は下記。
   → 新型コロナウイルスの話題 38: Open ブログ

 もう少しわかりやすく言おう。
 ワクチンの接種というのは、やたらと量を増やせばいいというものではない。物事には適正な量というものがある。適正な量を超えて量を増やすと、利益に比べて害悪が大きくなりすぎる。
 その点で言うと、若者のワクチン接種の量は、適正な量の倍の量を接種していることになる。だから、倍の量の接種をやめて、適正な量にまで減らすべきなのだ。それが「半量の接種」だ。

 では、どうしてこういうことが起こるのかというと、ワクチン会社の治験では、年齢による区別をしていなかったからだ。
 「若者ほど、反応の度合いが大きいので、利益も害悪もともに大きい」
 という事実を見失って、
 「若者も高齢者も、反応の度合いは同じだろうから、同じ量の接種でいいさ」
 と勝手に思い込んでしまったのである。しかしその思い込みは、事実ではない。そのことが、冒頭の記事(グラフ)から判明するのだ。

 ──

 さらに言えば、「女性は体重が少ないので、必要量は少なめでいい」ということもある。
 特に日本人の女性は、欧米人の女性に比べて小柄の人が多いので、「必要量は少なめでいい」ということもある。

 以上のことを無視して、若い小柄の女性に、大柄の高齢者と同じ量のワクチンを接種すると、「ハゲてしまう」というような副反応が生じることもあるのだ。(他にも血栓症で死ぬ可能性も出てくる。)

 ──

 なお、「半量接種」という方針には、次の批判が出るだろう。
 「量が半分だと、効果も半分になるので、メリットが減ってしまう。副反応で苦しむ人は減るが、副反応で苦しまない人にとってはメリットが減る。このメリットは、命が救われるというメリットなので、このメリットの方を重視するべきだ。副反応の有無よりも、命が救われることの方が大切だ。ハゲになるかどうかより、命が助かることの方が大切だ」

 これはもっともらしい批判だが、たいていの人が望むのは、
 「命が助かり、かつ、ハゲにならないこと」
 である。
 「命が助かるんだから、ハゲになるのを我慢せよ」
 というのは、押しつけがましいだろう。

 ──

 すると、次の批判が出るだろう。
 「そんなことを言うけど、メリットとデメリットは、トレードオフだ。あちらが立てば、こちらが立たず。メリットだけがあって、デメリットがない、なんていう、うまい方法はないだろ」

 そう言われると、困ってしまうだろう。しかしそこは、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
 「ワクチンの半量の接種をするが、そのかわり、2回接種でなく、3回接種も行う。これなら、デメリットは大幅に増える一方で、メリットは大幅にアップする」

 ちなみに、「3回接種では抗体量が 100倍になる」という報告もある。
  → ファイザー 3回でデルタ株への中和抗体量が100倍か|テレ朝news




 だから、半量の接種を(2回でなく)3回にすれば、問題ないのである。
 しかも、前述の話によれば、2回であっても、高齢者の場合と同程度のメリットは確保できているはずだ。(若者は免疫力が強いので。)

 ──

 それでもまだ不安だというのなら、次のようにすればいい。
 「半量の接種は、任意とする。副作用を恐れる人だけが、半量の接種を選択できる。それ以外の人は、標準量の接種とする」

 これならば、任意なので、問題はないだろう。
 そもそも、「接種しない」という選択肢があるのだから、「半分だけ接種する」という選択肢があってもいいはずだ。
 また、「1回目だけを接種して、2回目には行かない」という選択肢もあるのだから、同じ量の接種を2回に小分けするという選択肢があってもいいはずだ。

 ──

 それでもまだ、次の懸念を持つ人がいるだろう。
 「半分量の接種は、治験ではなされていない。治験でなされていないことをやるのは、想定外のことなので、危険性があり、認められない」

 しかし、この説は成立しない。「治験の2倍量」ならば、その理屈で否定できるが、「治験の半分量」ならば、その理屈では否定できない。なぜなら、「接種量を減らす」ということは、危険度を減らす効果はあっても、危険度を増やす効果はないからだ。「接種量を減らす」というのは、「メリットもデメリットも減らす」ということだ。
 そもそも、「接種量を減らしたから危険度が上がる」というようなことは、原理的にありえない。仮にそんなことがあるなら、「何も接種しないのが一番危険だ(一番副反応がある)」ということになって、自己矛盾になる。

 というわけで、「治験よりも接種量を増やす」というのは認められないが、「治験よりも接種量を減らす」というのは、いくらでも勝手にやって構わないのである。(ただし効果も減じるが。)

 ──

 なお、このように「若者には接種量を半分にする」という方針を取ると、ワクチンの必要量が半分になる。そのおかげで、ワクチンを接種できる人の数が倍増する。……このことは、ワクチンの量が足りない状況では、とても有効だと言えるだろう。

 ──

 なお、「若者は半減」というのが本項の提案だが、別途、「女性は2割減」という方針も、あってもいいだろう。
  ・ 女性は2割減
  ・ 若者は5割減

 という二つの方針の併用である。

 ※ 「若者かつ女性」である場合は、「5割減」だけでいいだろう。

 具体的な例では、次のような方針が簡便だ。

 《 半量の接種 》
  ・ 30歳以下の男性
  ・ 35歳以下の女性

 《 2割減の接種 》
  ・ 全年齢の女性 (ただし大柄の女性を除く)


 ただし、いずれも自主申告として、希望者のみが「少ない接種」を選択できるものとする。
 また、「半量の接種」を選択した人には、3回目の接種が優先的に与えられるものとする。

 以上のようにすれば、たいていの若者は、「副反応が怖い」と思って、半量の接種を選択するようになるだろう。

 ──

 なお、これまでにインフルエンザワクチンを打って副反応に苦しめられたことがある、という人もかなりいる。そういう体質を、自分でわかっている人なら、少なめの接種量を望むだろう。だから、そういう選択ができるようにするべきだ。
 そのことで、本人が副反応を免れるだけでなく、他の人々も、「ワクチンの接種可能回数が増える」というメリットを享受できる。一石二鳥だ。
 だから、こういう選択肢は、あった方がいいのである。
 
 ※ 「半量」を強制してもいいのだが、当初は「任意」という形で選択肢を増やすのがいいだろう。

posted by 管理人 at 22:36| Comment(6) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 中日の木下投手が死亡した。ワクチン接種の8日後に倒れたそうだ。

> 7月6日。ナゴヤ球場で息苦しさを訴えて倒れた。
> 木下雄投手ら2軍選手は6月28日に1度目の接種を行っている
> まず心臓周辺に問題が発生し、その影響が脳に及んでいます
 https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/08/06/kiji/20210806s00001173140000c.html


 コロナに感染した可能性もあるし、副反応で死亡した可能性もある。
 もし副反応のせいだとしたら、半量接種では死なずに済んでいたかも。
 
Posted by 管理人 at 2021年08月06日 09:58
状況を見ていると、副反応の可能性が高いような気がします。。。
残された家族の気持ちを察すると、居た堪れない・・・

ワクチンの接種方法も、一度決定すると、見直すこともしないし、右へ倣えが大好きな国民のなかで、自身を守るにはどうすれば良いでしょう?(今月20日と、その3週後にワクチン接種予定です)

少なくとも、政府やマスコミより、日本の若者は賢いと思っていますが(笑)

https://geitopi.com/%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%83%BB%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB/%E6%9C%A8%E4%B8%8B%E9%9B%84%E4%BB%8B%E6%8A%95%E6%89%8B%E3%81%8C%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E6%8E%A5%E7%A8%AE%E5%BE%8C%E3%81%AB%E9%87%8D%E7%AF%A4/
Posted by Hidari_uma at 2021年08月07日 07:39
(ご参考)
 投与量か、体質など遺伝的因子か、交叉免疫などの免疫力の強さか。

 https://news.yahoo.co.jp/articles/248c7c3b9981c0010e73f122d837182bfe1c10b1?page=1
Posted by かわっこだっこ at 2021年08月09日 22:36
 上の記事に、こういう見解がありますね。

> 日本人成人の平均体重は男性約70kg、女性約50kgで、アメリカ人は男性約90s、女性約75kgですが、ワクチンは体格差を考慮せず、アメリカ人と同じ30μgを接種します。それだと日本人には過剰投与となり、副反応が増える恐れがあります

 本項の趣旨とも重なるが。
Posted by 管理人 at 2021年08月09日 23:25
(再掲)本ブログ6月の記事「ワクチンの痛みと鎮痛剤」へのコメントです。

 http://openblog.seesaa.net/article/482175230.html#comment

 https://news.yahoo.co.jp/articles/3b4ee2ba9442c7311348eaf20f6fff7aaa6f586d?page=1&fbclid=IwAR2ITryrKuhPSQdslxsFartiEOoM-A2VxDuUyeNsMM6QDCLNYTIG96mN79Q

 上の記事によると、ファイザーワクチンの標準(指定)投与量 30μg は、日本人には多すぎるきらいがあるそうです(とくに女性や高齢者に対して)。『New England Journal of Medicine』誌に掲載された、米国での第1相臨床試験(安全性評価)の結果報告によれば、副反応と接種量との間には明白な用量依存性があるとのこと。もし仮に、日本人への(安全性の観点で)適切な投与量が 20μg 以下となった場合、その量(例えば20μg)での(感染・発症・重症化予防への)有効性を再度、第3相臨床試験(数万人規模)で検証しなければならないのですが、ファイザー社はまず実施せず、日本側には行う能力がそもそもありません。これでは、国内での(20μg投与での)承認は下りず、ファイザー社も供給を渋るでしょう。ここが日本にとっての苦しい事情なのですが、政府も厚労省も全く国民に説明せず、理解を求めようとしていません。
 Posted by かわっこだっこ at 2021年06月26日 14:31
Posted by かわっこだっこ at 2021年08月09日 23:39
金曜日に一回目のワクチン接種をしました!
これで、血清中に抗体のASE2タンパク質が出来るとして、ふと疑問に思うのが気管や肺の粘膜にも、抗体が待機して、ウイルスのスパイクが、細胞膜のASE2受容体にくっつくのを抑えることが出来るのかということ・・・

ネットを探しても、こういう情報は出てこないような?
Posted by Hidari_uma at 2021年08月22日 10:52
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