2021年08月01日

◆ 感染急増を止めるには? 

 コロナの感染急増を止めるには、どうすればいいか? 「外出するな」と言っても、人々は外出を止めないが。

 ──

 政府は「外出するな。テレビで五輪を見ろ」と言うし、県知事は「県境を越えた旅行をするな」と言うが、人々は外出をやめようとしない。繁華街はにぎわっている。困った。どうする?

 そこで、困ったときの Openブログ。うまい案とは言わないが、かろうじてマシな案を出そう。こうだ。
 「外出や外食を一律に禁止するな。会食および多人数会食だけを禁止せよ」

 どうしてか? 政府は「酒飲みの禁止」ということばかりを唱えるし、マスコミもその点ばかりに着目する。だが、一人で無言で酒を飲むのならば、問題はない。夫婦や家族で酒を飲むのも、問題はない。問題は、他人同士が複数で酒を飲みながら、会話をする(≒ 唾を飛ばす)ことだ。……これが感染の主要経路なのだから、ここに絞って対策すればいいのだ。

 具体的に言えば、次のようになる。

 《 不可 》

  ・ 店内で多人数会食
  ・ 公園で多人数会食
  ・ 二人だけの会食だが、相手を次々と交替
  ・ キャバクラで二人だけ

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 《 可 》

  ・ 家族同士で会食
  ・ 特定の恋人同士で会食(キスも)
  ・ 店内で黙って会食・酒飲み
  ・ 店内でアクリル越しに会食・酒飲み
  ・ 繁華街で、マスクをして歩く
  ・ 満員電車に、マスクをして乗車する

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 ──

 以上の点に注意して、不可と可を区別するべきだ。
 ところが、政府もマスコミも、それらを区別することがない。そのせいで、やたらと過剰に規制を求めたあげく、その規制が守られなくなる。ちょうど、カポネ時代の禁酒法のように。(厳しすぎて守られない法律)

 マスコミの報道では、以下の例があるが、いずれも、センセーショナルに報道するだけで、何が良くて何が悪いのか、区別ができていない。

 (1) 東京新聞(7月31日)

 週末夜の新橋ではサラリーマンらが五輪中継を見ながらグラスにビールを注ぎ、休日の原宿は大勢の若者たちでにぎわっていた。
 ■都職員が呼び掛けも…
 「外出を控えてください」
 待ち合わせをしていた大学4年の女性(22)はそれを耳にし、少し申し訳なさそう。「でも、コロナが収束するのを待っていたら、何もできないまま学生生活が終わっちゃう」
 ■宣言知らずに、岐阜から
 若者向けの店が連なる竹下通りは人の波が途切れず、五輪関係者を示すADカードを首から下げた外国人の姿も。
 ■サラリーマンの街、新橋は
 都内は酒類提供の自粛要請が続くが、JR新橋駅前(港区)では飲食店の明かりが夜遅くまでともり続ける。立ち飲みする人で混雑していた。
 「シュポッ」と缶ビールを開ける音。「酒を飲む人は止められないよ」。男性はため息をついた。
 ■「五輪中だから、飲んじゃえ」
 午後8時ごろ、ガード下の居酒屋のテレビでは、サッカー女子代表の「なでしこジャパン」が準決勝進出を懸けた試合が流れていた。店内はほぼ満席で、50人近い客は肩を寄せ合うような状態。近くの通りでは、「五輪中だから飲んじゃえ」と気勢を上げながら店を探す若い4人組の男女もいた。
 路地裏で埼玉県志木市の会社員の男性(56)が1人、缶チューハイを傾けていた。手にしたスマホには女子サッカーの試合経過が映っていた。
( → 東京の感染4000人台突入も…「コロナ収束待ってたら、学生生活終わっちゃう」原宿は人波が途切れず:東京新聞


 (2) 朝日新聞(7月31日)

 公園や飲食店には人の姿が少なくない。なぜいま、そこに? 週末の夜、東京・渋谷を記者が歩いた。
 ■@代々木公園
 若者たちは「飲酒自粛」の看板が立つ園内のあちこちで談笑していた。20代の会社員男性は、大学の同級生と2人で缶チューハイをあおった。コロナの新規感染者が急増しているのは知りつつも「公園なら換気もいい」。
 ブルーシートを広げて、同僚3人とワインを飲んでいた女性(30)は「PV気分を味わおうと思って」足を運んだ。一つのスマホの五輪中継をみんなでのぞく。
 ■@宮下公園
 渋谷駅そばの区立宮下公園。商業施設の屋上部分にある同園も、ベンチは満席だった。午後9時20分、公園の端から端まで数えると345人いた。恋バナに夢中な女子2人組、車座の外国人たち……。マスクをしていない人が多い。
 都内の大学の同じゼミ生だという男性(20)と女性(21)は、居酒屋で食事をした後、話し足りなくて来た。地べたに座り、携帯で五輪フェンシングを観戦し、日本の勝利が決まった瞬間、「メダルだ!」と声を上げた。
 ■@代々木上原
 代々木公園から西へ約1キロの代々木上原。午後7時半ごろ、駅前ビルに入るバー。5人以上のグループの入店は断っている。そこで9人の客がビールなどを飲んでいた。
 スウェーデンとの準々決勝でFW田中美南選手がゴールを決め、カウンターの男性が「めっちゃきれいなゴール」と喜ぶと、他のテーブルの男女もちらっとモニターに目をやった。
 東京五輪が近づく6月21日、酒の提供を再開した。酒が飲める店を探してやってきた若者が多く、大声も目立つと感じる。
( → (コロナと五輪)渋谷の夜、自粛は ワイン片手にスマホで五輪観戦「PV気分を」:朝日新聞


 (3) 朝日新聞(7月28日)

 4度目の緊急事態宣言から2週間。収まらない感染拡大を、街の人々はどう受け止めるのか。
 「ヤバい。今までより増え方がえぐい」。千葉市から通勤する女性会社員(20)は、こう驚いていた。日を追うごとに在宅勤務が形骸化し、電車が混雑するようになったと感じる。「五輪でお祭りムードなのに『感染防止のため我慢を』というのは無理があったんじゃないか」と言う。
 渋谷区に住む男性会社員(33)も「いつかこうなると思っていた」と話した。「宣言も4回目。みんな慣れてきている。これ以上の我慢はできないと思う」。
 過去最多のこの日の感染者の半数以上は、20〜30代。世田谷区に住む会社員の女性(22)は「また若者が悪者にされるのかな」とため息をつく。五輪による人の動きを念頭に、「私たちは旅行や帰省を1年以上我慢しているのに、五輪だけ特別扱いは納得できない」と不満を口にした。
 JR新橋駅(港区)前は、サラリーマンや子ども連れらで混雑し、マスクをせずに話し込む人の姿も見られた。中には「家で我慢する方が損」という人も。
 江東区に住む自営業の女性(69)は、地元で五輪の関連施設が建っていく様子を見守ってきた。五輪が始まると、「ステイホームは終わった」と感じ、これまでよりも外出する機会が増えたという。
( → 「いつかこうなると」 街には多くの人 東京感染最多:朝日新聞

 「外出を止めよ」という方針は、多くの人にとって受け入れがたくなっている。そのことを前提とした上で、「外出を止めよ」というのとは別の形で行動を抑止するべきだ。

 それが、先に述べた提案だ。
 
posted by 管理人 at 23:22| Comment(1) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 続報。

> 五輪中の居酒屋は「20時でも満席だった」 米紙記者も驚いた混雑ぶり...店内写真に波紋広がる:
  https://www.j-cast.com/2021/08/02417380.html?p=all
  https://twitter.com/myhlee/status/1421426956420014086


Posted by 管理人 at 2021年08月02日 19:07
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