2021年06月27日

◆ 4K モニターのスクショ

 4K モニターのスクショ(スクリーンショット)を撮るには、コツがある。

 ――

 前にも軽く言及したが、4K モニターのスクショ(スクリーンショット)を撮ると、サイズが倍になってしまう。
 たとえば、画素数が 300×200 の画像を 4K モニターに映してから、それをスクショで撮ると、 600×400 の画像になってしまう。それをそのまま公開すると、倍サイズ(面積は4倍)になってしまう。当然ながら、ファイルサイズは4倍近くになる。

 それではまずいので、次の措置を取るのが普通だ。
  ・ いったんスクショを撮ってから、画像を 50% に縮小する。
  ・ もともと表示を 50% の小サイズにしてから、スクショを撮る。

 こうすれば、手間はかかるが、正しいサイズの画像を作れる。

 ――

 では、これで済むか? 済まない。上の方法は、いかにも標準的なのだが、実際にはうまく行かないのだ。なぜなら、次のようになるからだ。
 「上の方法のいずれを選んでも、拡大と縮小が変なふうに介在するせいで、ドットが荒れてしまう」

 具体的には、次のようになる。
  ・ 前者の方法では、いったんなめらかにしてから、粗くなる。
  ・ 後者の方法では、いったん粗くしてから、なめらかになる。


 どっちにしても、もともとの画像にはならないのだ。( 4K の過程が介在するせいだ。)
 困った。どうする?

 ――

 そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
 「スクショで撮ったそのままの画像(面積は4倍)を、高圧縮でファイルサイズをダウンして使う。表示するときには、HTMLのソースを書き換えて、width を半分の数値にする」

 たとえば、300×200 の画像があるとすると、次のようにする。

  ・ スクショで撮ると、600×400 の画像ができる。
  ・ これを、画像ソフトで、高圧縮にして、サイズを大幅に減らす。
   (画質は「低」になる。)
  ・ 画像を HTML に落とすと、下記のように書かれる。
     <img src="****.jpg" width="600" height="400">

  ・ この数値を、下記のように書き直す。
     "<img src="****.jpg" width="300" height="200 >

   ただし、width だけを書いて、height の方は省略も可。


 これでOKだ。
 すると、どうなるか? 
 画像は、高圧縮で、低品質なので、あちこちにモアレが出てきて、まともに見える品質ではない。
 しかし、これを 50% のサイズに縮小して表示すると、あら不思議、モアレが消えて、きれいな画像になる。

 しかも、(ここが重要なのだが)、この画像を 4K モニターで表示すると、倍精度の高精細な画像になるのだ! それでいて、モアレは消えている。

 ――

 事例は、下記に示す。


win11up.jpg


 これを 4K モニター で表示すると、文字がとてもなめらかに表示されていることがわかるだろう。それというのも、画像のサイズが本来の倍サイズになっているからである。おかげで、本来の倍の高精細で表示されるのだ。( 4K モニター では。)

 ただし、本来の倍サイズの画像だと、ファイルサイズが4倍ぐらいになって、まずい。そこで、高圧縮にして、ファイルサイズを4分の1か、3分1ぐらいに落とす。
 この画像を、そのまま等倍で表示すると、モアレが目立って、汚い画像となる。しかしこの画像を半倍で表示すると、モアレが消えて、きれいな画像となる。
 
 以上が、うまい方法だ。

  ※ 画像を高圧縮するには、下記サイトが便利だ。
     → https://squoosh.app/
    このサイトを、ブックマークしておけば、簡単に呼び出せる。
    圧縮方式 MozJPEG がお勧めだ。ファイル形式は jpg になる。

  ※ 上の高圧縮は、手間がかなりかかるので、面倒だ。
    だったら、普通の画像ソフトで高圧縮にしてもいい。
    ファイルを開いてから、高圧縮で保存し直すだけなので、簡単だ。



 [ 付記 ]
 squoosh を提供しているのは Google である。安心して使える。

 MozJPEG は Mozilla 製の圧縮方式だ。
 jpg 形式でファイルサイズを下げるのに適する。
 技術的解説は、ググればわかる。
 


 [ 補足 ]
 「画像を半分のサイズに表示してからスクショを撮れば、ピッタリになるだろ」
 と思う人もいるだろうが、この考えは成立しない。

 たとえば、300×200 の画像があるとして、これを半分の 150×100 にしてから、4K モニターでスクショを撮ると、300×200 のスクショ画像ができる。これで「うまく行った!」と喜びそうだが、そうは問屋が卸さない。
 この画像は、300×200 の画像ではあるが、300×200 の等倍画像ではなくて、150×100 を補間して 300×200 に表示したものだ。それは、もともと 150×100 の画像を少しなめらかにしただけであるから、しょせんは 150×100 の画像であって、すごく粗い画像なのだ。文字のドットがいっぱい目立つような画像だ。とても見られたものじゃない。今回の試した例のうちでは、最も低品質の画像となる。(しょせんは 150×100 の画像なのだから、当然だが。)

 下手な考え休むに似たり。
 
posted by 管理人 at 14:20| Comment(1) | コンピュータ_04 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 最後に [ 補足 ] を加筆しました。
Posted by 管理人 at 2021年06月27日 21:32
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ