2021年05月26日

◆ 横浜はワクチンよりもカジノ

 東京では意外にも、ワクチンが足りて余っている。一方、横浜では、ワクチン不足でひどい状況になっている。カジノに熱心なせいか。

 ――

 横浜は(市長や与党が)カジノに熱中している、と先に示した。
  → カジノの話題 いろいろ: Open ブログ

 では、肝心の(というか喫緊の)ワクチンについてはどうかというと、ひどいありさまだと判明した。

 ――

 対比してわかるのは、「東京都ではワクチン接種の枠が余っている」ということだ。
 24日に始まったばかりの大規模接種は予約殺到かと思いきや、もう「空き」が出ています。
 午後2時の時点で、定員7万人に対しおよそ3万4900人分と半数程度の予約しか入っていないのです。

 東京の会場では来週以降、埼玉・千葉・神奈川の高齢者にも予約受付の対象を広げることになっています。
 「神奈川の横浜などは 自治体での予約が取りにくい状況がある。ニーズはある」(防衛省幹部)
( → なぜ予約に空き?大規模接種センターに高齢者「大手町遠い」|TBS NEWS

 東京の感染がひどいので、東京都民のために防衛省が大規模接種センターを設けたが、そこはガラガラである。なぜなら、東京都民はそこに来ないからだ。
 その理由について「大手町は遠いから」というような理由が記事示されている。だが、本当の理由は、こうだ。
 「東京では、23区などの各自治体が、きちんと接種体制を組んでいるので、地元の医療機関で予約できた。だから地元で接種する。わざわざ大手町にまで行く気がしない。時間も金もかかるので」

 記事では「わざわざ大手町にまで行く気がしない。時間も金もかかるので」点にばかり着目しているようだが、本当は、「地元の医療機関で予約できた」ということが理由だ。そのまた理由は、「各自治体が、きちんと接種体制を組んでいる」ということだ。

 ――

 ところが記事の後半では、「神奈川の横浜などは 自治体での予約が取りにくい状況がある」と示している。これは特に横浜について、「接種体制ができていない」ということを意味する。

 実際、あっという間に予約枠は埋まってしまったようだ。
 横浜市は二十四日、高齢者の新型コロナウイルスワクチンの集団接種の四回目の予約受け付けを行った。合わせて、市の予約システムを通じた個別接種の予約も受け付けた。集団接種約二万人分と個別接種約二千人分の枠は、インターネットの予約サイトで開始から四十三分、電話でも夕方までにすべて埋まった。
( → <新型コロナ>横浜市のワクチン予約、4回目はネット分が43分で終了 電話は依然つながりにくく:東京新聞 TOKYO Web


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余るワクチンと、泣く横浜市民


 どうしてこうなったか? 記事には、こうある。
 予約サイトで約一万五千人分、電話で約七千人分を受け付けた。

 人数は合計して2万2千人分だ。

 では、他ではどうか? 
 東京の大規模会場では、1日1万人だ。
 5月31日の来週月曜日からは、1日に最大で東京で1万人程度、大阪で5000人程度の合わせて1万5000人程度に接種する計画です。
( → 月31日の来週月曜日からは、1日に最大で東京で1万人程度、大阪で5000人程度の合わせて1万5000人程度に接種する計画です。

 自治体では、江戸川区が合計2万人分だ。期間は 6月2日(水曜日)〜7月11日(日曜日)
  → ワクチン接種に関するお知らせ 江戸川区ホームページ

 これは江戸川区の例だが、他の 23区も同様だろう。2万×23=46万 となる。日数は 40日間だ。1日あたり 1.15万人となる。
 これに大規模接種会場の分を上乗せすると、1日あたり 2.15万人だ。これが東京都の数値。

 ひるがえって横浜は、1週間あたりで 2.2万人。1日あたりで 0.3万人だ。
 人口の差を勘案しても、愕然とするほどの格差ですね。

 横浜は、これが現状というものだ。横浜以外の各都市でも、すでに接種の予約は受け付けているが、横浜は全国でも際立って悪い数値だ。大阪は感染の状況がひどいが、ワクチン接種については、大阪よりももっと悪いと言える。
 これが、カジノに熱心な横浜の現状だ。
 「明日は我が身」と前出項目で示したが、明日どころか、今日のうちに、大阪のようにひどくなっているわけだ。
 カジノゆえの怠慢か。


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 [ 付記1 ]
 これで話が済めばいいが、惨状はまだ続く。
 《 <新型コロナ>高齢者ワクチン 横浜市、集団接種の予約枠を縮小 国の「7月末完了」受け 》
  横浜市は二十一日、高齢者の新型コロナウイルスワクチン集団接種を巡り、二十四日から受け付ける予約枠を約四万六千人分から約二万人分に、三十一日から受け付ける予約枠を約四万六千人分から約一万人分に変更すると発表した。当初の計画では七月十二日以降の初回接種分を受け付ける予定だったが、同月末までに高齢者への接種を完了させるという政府方針を受けて撤回。同十日までの枠を拡充して予約を受け付けることにしたが、予約枠が約九万二千人分から約三万人分に減る。 
( → 東京新聞 TOKYO Web

 現状でもひどいのに、現状からさらに3分の1へと、接種枠を激減させるのだ。何たるひどさか。

 [ 付記2 ]
 あまりにもひどい惨状なので、ようやくにして、「大規模集団設置会場」を設定することに決めた。
 横浜市が検討を進めている新型コロナウイルスのワクチン接種の大規模会場をめぐり、同市は大規模接種会場を複合施設「横浜ハンマーヘッド」(同市)とすることを決めた。接種回数は10万5000回分を想定し、7月末までに市内の高齢者8割の接種完了を目指す。
( → 新型コロナ: 横浜市の大規模接種会場「横浜ハンマーヘッド」に: 日本経済新聞

 これだと一息つきそうだが、「接種回数は10万5000回分」ということでは、接種の量はまだまだ足りない感じだ。横浜市の人口は 378万人もある。1週間で 13万人だと、29週もかかることになる。全部が終わるのは半年以上先だ。他の都市に比べて、あまりにも遅すぎる。

 そのすべては、市長がカジノに熱中しているから。すでにカジノ中毒だね。


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 [ 余談 ]
 防衛省の東京会場の分は、枠が余っている。これについて、「だったら若者に接種すればいい」という声もある。
 だが、どうせなら、横浜にいるワクチン難民の高齢者に接種した方がいいだろう。キャンセル待ちの数人ならば、若者に接種しても構わないが、何十万人もの高齢者が、横浜市長の失政のせいでワクチンを接種してもらえずにいるのだ。
 防衛省は、東京都のためにあるのではなく、日本国民のためにある。防衛省としては、神奈川の高齢者よりも東京の若者を優先する理由がない。当然、地域にかかわりなく、高齢者を優先するべきだ。

 ※ といっても、頭の固い官僚に、それだけの裁量をする融通が利くかどうか。「余ったなら廃棄してしまえ」というのが、一番ありそうだ。(皮肉)

posted by 管理人 at 22:34| Comment(4) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
横浜の接種が遅いのとカジノとの因果関係がこの文書からは読み取れない。もし、なんらかの関係があるならちゃんと説明しないと単なる言いがかりにしか見えない。
Posted by これは0点 at 2021年05月27日 11:10
 「カジノのせいだ」と断定しているのではなく、「カジノのせいか」と皮肉っている。
 
 論説と皮肉は違います。あなたの難癖はいわば、「その小説が事実であるという証拠を示せ」というようなもので、お門違い。
Posted by 管理人 at 2021年05月27日 11:26
不思議な事にワクチン接種が進むと、変異種拡大する傾向が世界で出ています。神奈川は接種が遅れているにも関わらずマンボウのみです
Posted by gunts at 2021年05月28日 07:48
 横浜市の旧・市庁舎を、激安で売却したそうだ。9億円の評価額なのに、7700万円で売却。
 モリカケ並みの癒着かな。林市長と、星野リゾート。
   https://twitter.com/kanalocolocal/status/1238585653102698496
   https://michinaruyakyuch.doorblog.jp/archives/56425722.html
   https://www.dailyshincho.jp/article/2020/02140558/?all=1
   http://kimishima.jcpweb.jp/archives/6845
Posted by 管理人 at 2021年05月28日 23:54
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