2021年05月15日

◆ 国産ワクチンの治験で参加者不足

 国産ワクチンの治験をしたいのに、参加者が足りないので、治験ができないそうだ。困った。

 ――

 朝日新聞が報じている。
 新型コロナウイルスに対する国産ワクチンの実用化に向け、承認前の最後の大規模治験(第3相試験)が大きな壁になっている。世界中でワクチン接種が進み、未接種の参加者が集めにくくなっているからだ。
 課題となるのが、第3相だ。ワクチンの治験では通常、未接種の人に対し、ワクチンをうつグループと、生理食塩水などの「偽薬」をうつグループに分け、効果を比較する。多いと数万人単位の参加者が必要だ。
 だが、ファイザーなど複数の新型コロナワクチンが実用化され、世界的に接種が進むことで、国内企業がこれから未接種の参加者を集めるのは容易ではない。新型コロナのように亡くなるおそれもある感染症で、すでに使えるワクチンがあるのに偽薬をうつことが許容されるのか、倫理的な課題も残る。

( → 国産ワクチン、治験の壁 大規模な参加者集め困難 新型コロナ:朝日新聞

 なるほど。「すでに使えるワクチンがあるのに偽薬をうつことが許容されるのか」というのは、問題だ。「ワクチンならば助かるのに、偽薬だとコロナに感染してしまう」というのは、一種の人体実験のようなものだし、許容されそうにない。
 とはいえ、だからといって治験をしないと、いつまでたってもワクチンが実用化できない。それも問題だ。
 あちらが立てば、こちらが立たず。困った。どうする?


medical_vaccine_covid19.jpg


 そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
 「偽薬を打った参加者は、事後的に名簿にリストアップした上で、本物のワクチンを接種する。特に、ファイザー製のワクチンを接種する」


 すると、ワクチンだった参加者も、偽薬だった参加者も、全員がワクチンを打ってもらえる。だから、
 「参加者は漏れなくワクチンを接種してもらえます」
 という特典が与えられたことになる。

 こうなると、今のように「ワクチンを接種してもらえない」と嘆いている人には、福音となるだろう。「ワクチンを接種してもらいたい」という人が、次々と押し寄せて、「私が参加者になります!」と手を上げるだろう。
 かくて、参加者不足の問題は、一瞬にして解決する。万事問題なし。

 困ったときの Openブログ。

 
posted by 管理人 at 20:42| Comment(3) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ずいぶん長いこと拝読させていただきますが、とびっきりの目から鱗ネタですね!
Posted by 船橋の人 at 2021年05月15日 22:22
そんなことしなくても、
A群:治験対象ワクチンを打つ
B群:ファイザー製のワクチンを打つ
とし、A群とB群で有意差が無ければ、治験対象ワクチンは有効ということでいいと思う。
Posted by ログイン at 2021年05月17日 10:37
 それで有効だと認められるなら、アビガンだって認められていたはず。合理的な思考ができるという前提なのだから。

 今の日本は
「合理的な思考ができない」
「二重盲検法を厳密に使って厳密に調査しない限り、どんなに必要不可欠な薬剤でも認めない」
「人の命よりは自分(認定者)の主義主張が重要だ」
 という非合理的な方針なんです。

  → http://openblog.seesaa.net/article/481344059.html
Posted by 管理人 at 2021年05月17日 10:50
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