――
「東京五輪を中止するべきだ」という声が強まっている。
→ 「ほんの数日で何万もの署名」五輪中止を求めるサイトが猛烈な勢いと世界各国で報道
→ 米紙「日本政府は損切りし、IOCには『略奪するつもりならよそでやれ』と言うべきだ」
→ 五輪中止提言 米紙から相次ぐ「IOCは訴える?そんなことすれば評判はどうなるか」
一方で、政府や IOC は、五輪中止で大損を背負いたくない。
→ 菅首相が改めて東京五輪開催を明言! 頼みの綱は「2500人」ワクチン接種
→ 中国 習国家主席とバッハ会長が電話会談 “東京五輪開催支持”| NHK
→ WHO「東京五輪開催望む」、日本の緊急事態宣言延長でも | ロイター
小池都知事は、だんまりだ。
→ 小池都知事が「東京五輪中止」を切り出せないワケ 彼女の前に立ちはだかる大きな壁
あっちもこっちも、譲りそうにない。あちらが立てば、こちらが立たず。両者の顔を立てるような方法はなさそうだ。困った。どうする?

そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
「開催を1年 延期する。その間に、世界規模でワクチン接種を進めて、来年の夏に間に合わせる」
「東京五輪は2年延期となるので、パリ五輪を1年延期する」
これなら、両者の顔を立たせることができる。うまい方法でしょう? 困ったときの Openブログ。
> 「東京五輪は2年延期となるので、パリ五輪を1年延期する」
> これなら、両者の顔を立たせることができる。
いやいや、IOCは以前から「2回目の延期はあり得ない。中止となる」と明言しています。
わかっています。それを踏まえた上で、「それでも延期しろと主張せよ。IOC に方針撤回を迫れ」という意味です。
だいたい、IOC が本気で中止を実行するはずがない。莫大な損失が発生するのだから。
「2回目の延期はあり得ない。中止となる」と前に明言したのは、「何が何でも1年後に開催する」という意味であり、「その時点での2年延期論を阻止する」という意味です。
つまり、昨年において「2年延期論」を否定するのが目的だったわけで、今の時点で「延期よりは中止する」と言うはずがない。丸損を受けるわけがない。
ただし、「パリ五輪の1年延期」が前提です。
以下、転載。
――
(2020年03月24日・掲載)
1年後に無事開催できる可能性は、かなり低い。とすれば、「1年後の開催に向けて準備しよう」と思うよりは、「1年後に開催できなくなった場合に向けて準備しよう」と思う方がいい。
私が最もお薦めするのは、こうだ。
「こんなことなら1年前に開催しておけばよかった。延期をなければよかった……と後悔するための、後悔大会を開く」
これをもって五輪のかわりの大会とすればいい。五輪は中止。(または翌年に再延期。)
→ http://openblog.seesaa.net/article/474217662.html
――
最後の行に「五輪は中止。(または翌年に再延期。)」とあります。
これが1年前の予想ないし提案。