2021年05月05日

◆ ワクチンの接種を中止せよ

 コロナのワクチンの接種を中止するべきだ。それで莫大な死者が発生するだろうが、どれほど多数の死者が出ても構わない。わずかな副作用の死者を減らすことの方が優先されるからだ。(皮肉)

 ――

 これはつまり、多大なメリットを捨ててもいいから、少数のデメリットが出るのを避けるべきだ……という発想だ。いかにも、馬鹿げた発想である。しかしこれが日本政府の方針なのだから、その方針を貫徹するべきだ。コロナのワクチンに限って、その基本方針を捨てるというのは、道理が通らない。

 ――

 まず、この馬鹿げた基本方針が原則だということは、アビガンに対する方針で明らかだ。下記記事にある。
  → コロナ薬にアビガン、実現は 安倍前首相「承認めざす」発言、1年:朝日新聞
 アビガンがいつまでたっても承認されないのは、どうしてか? それは「わずかなデメリットを避けることを最優先して、メリットは無視する」という方針を取るからだ。
 つまり、「副作用については針小棒大に問題視するが、有効性については過小評価する(ものすごく厳密な関門を突破しないと認定しない)」という方針を取るからだ。

 たとえば、こうだ。
  ・ 胎児の催奇性を過剰に問題視する。
   (妊娠しない高齢男性について催奇性を問題視する。)
  ・ 有効性を過小評価する。
   (感染初期に有効だというデータを無視して、中期以後に無効だというデータばかりを認定する。)

 こういうのは、あまりにもひどい偏見だ。

 高齢男性についてまで催奇性を認定するというのは、原理的にありえない副作用を認定するということだ。まともな医学者ならば、「妊娠する可能性のある若い女性を除けば、投与してもいい」と結論するべきだろう。なのに、「若い女性には催奇性がある」という理由で、高齢男性についてまで投与を否定する。もう、メチャクチャだ。

 有効性も、感染初期には有効だというデータがしっかりと出ている。
  → アビガンの効果が判明: Open ブログ
 なのに、それを無視して、「中後期では効果がないから、全部駄目だ」という非論理的な主張をする。
 だが、初期と中後期では、効果が違う理由については、すでに判明している。ウイルスの量の違いだ。
  → コロナ薬が効くのは初期だけ: Open ブログ
 こういうふうに説明がつくのだが、それを理解しないで、「中後期にアビガンが聞かないのは、アビガンという薬そのものに薬効がないからだ」と思い込んで、アビガン全体を否定する。「初期には効果がある」というデータをまるきり無視する。

 また、昨年夏ごろにやった治験は単盲験だったが、それについては「二重盲検にしろ」と言って、単盲験の結果を無視した。その後、実際にクウェートで二重盲検の試験をしたら、今度はまた別の理由で結果を無視する。もう、メチャクチャである。

 ――

 では、どうして彼らは、それほどにもメチャクチャなことを主張するのか? それは、前にイレッサで「早めに認定しすぎて、多大な副作用を出した」というトラウマがあるからだ。
  → アビガンの話題 2: Open ブログ の (3)
 だが、アビガンの副作用については、すでに何年も前に「副作用なし」と判明している。今回は「効果の有無」だけが問題となっていて、「副作用の有無」は問題となっていないのだ。
 なのに、そのことも理解できないで( or 忘れて)、過剰に慎重になってしまう。ここでは「あつものに懲りて、なますを吹く」というありさまだ。
  → 上記箇所の (i)(ii)(iii)

 そこで、これらの馬鹿な人々の目を覚まさせるために、私は新たに提案する。
 「コロナのワクチンの接種を中止するべきだ。それで莫大な死者が発生するだろうが、どれほど多数の死者が出ても構わない。わずかな副作用の死者を減らすことの方が優先されるからだ。(皮肉)」


 これは馬鹿げた方針である。だが、それと同じ方針を、アビガンに対して取っているのだから、コロナのワクチンに対しても、同様にするべきだ。

 ――

 実は、コロナのワクチンについては、アビガンよりも大甘だ。

 (1) 効果の有無

 ワクチンの効果については確認されていない。単に「中和抗体の増加を確認した」だけであって、「感染を阻止するかどうか」という治験はなされていない。(国内では)
国内における臨床試験

 日本人の健康成人160人を対象に、ワクチンを接種する人とプラセボを接種する人に分け、約3週間の間隔で2回接種しました。その後、2回目の接種から1カ月後の、血液中の新型コロナウイルスに対する中和抗体の増加状況を確認しました。

  (データ:略)

 発症予防効果が確認された海外における臨床試験と同程度以上に、血清中和抗体価の上昇が認められていることや、複数の国、人種、民族が組み入れられた海外試験において有効性が示されたことを踏まえ、日本人でも、同様にワクチンの有効性が期待できると考えられています。
( → ファイザー社のワクチンについて|厚生労働省

  ・ 中和抗体を確認しただけで、感染の有無については確認していない。
  ・ 国内では十分に治験をしておらず、海外のデータを援用している。

 これらはアビガンのときよりも、大甘だ。アビガンについて厳しくするのならば、ワクチンについても厳しくするべきであって、現時点でワクチンを認定するべきではあるまい。

 (2) 副作用の有無

 副作用については「あり」とはっきり確認されている。
  ・ アラフィラキシーショックによる死者
  ・ 血栓症による死者

 こういう致命的な形での死者が少数ながら発生すると判明している。
 また、致命的でない形の副作用(発熱・悪寒・頭痛など)については、半数近くの人が体験していることも判明している。
  → ファイザー社のワクチンについて|厚生労働省
 これらは、致命的ではないとはいえ、アビガンのときよりも、ずっとひどい副作用だ。
 以上のような副作用が確認されているのだから、アビガンを「副作用の恐れがあるから認定しない」というふうにする以上は、ワクチンは「すでに副作用が確認されているから認定しない」というふうにするべきだろう。
 つまり、「ワクチンでどれほど多くの命が救われるとしても、少数の軽微な副作用が出ることの方を重視して、ワクチン接種を否定するべきだ」というふうにするべきだろう。アビガンと同じ原則を取るならば。

 ――

 以上のように見てみれば、「アビガンについては認定しないが、ワクチンについては認定する」というのが、いかに歪んだ認定態度であるか、はっきりするだろう。

 ちなみに、有事の際におけるこういう馬鹿げた方式(危機意識のない方式)は、莫大な死者を発生させるので、まともな頭があれば、やるはずがない。実際、コロナのさなかで「副作用の方を心配する」という馬鹿げた方針を取っているのは、世界各国のなかで、日本だけだ。下記で報道されている。
  → ワクチン接種はいつ? 日本企業、治験が壁―新型コロナ:時事

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 日本ばかりが大幅に遅れている。日本のワクチン接種が世界の先進国の中で最も遅れているのは、菅首相が交渉しなかったからではない。たとえワクチンが輸入されても、そのワクチンを使うことはできないのだ。なぜなら、わが国独自の治験を必要とする、という馬鹿げた方針を取っているからだ。すでに米国などで、(何千万人という)多大なワクチン接種の実績があるのに、それをまるきり無視して、百数十人レベルの独自の治験にこだわったからだ。
 こういう馬鹿げた方針のせいで、日本のワクチン接種は遅れた。アビガンについても同様だ。

 ならば、いっそのこと、コロナのワクチンについては、ここでいったん中止する方がいい。効果は正確には未判明だし、副作用はいっぱい出るからだ。
 そして、そのせいで、多大な死者がいっぱい出て、高齢の国会議員や菅首相などが、そろってワクチンもなしに死亡したら、そのときになってようやく、「やたらと国内治験にこだわることの愚」を理解するだろう。
 だから、高齢の国会議員や菅首相などが、ワクチンを打つ時期の前に、「ワクチンの接種を中止しろ。安全性が確認されるまで、ワクチンをやめろ。それが医者の意見だ」
 というふうにするべきなのだ。



 [ 付記1 ]
 実は、「国内治験を何よりも重視するべきだ」というのは、医学界の総意ではない。新薬を認定する審議会の委員だけの見解だ。彼らは、「自分たちの責任で副作用の薬害が出ると困る」と思っている。つまり、自分たちの責任逃れが最優先される。
 一方、感染症医などは、「多数の感染死を予防するのが最優先される。多少の薬害は無視していい」と思っている。しかし、彼らには、新薬を審査する権限がない。
 結局、審査する権限をもつ人々の保身ばかりが優先されて、感染して死ぬ患者たちの命は無視されるのだ。それが今の日本の制度なのだ。

 だったら、その制度を徹底することで、高齢の国会議員や菅首相などが、そろってワクチンもなしに死亡する道を選ぶべきだろう。


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 [ 付記2 ]
 「アビガンがなくても、ワクチンがあれば大丈夫さ」と思うかもしれない。だが現実には、ワクチン接種はまだなされていないので、アビガンもなしに放置されたまま、死者が続々と出ている。
 大阪府では20人確認され、うち3人は自宅で死亡。兵庫県の死者4人のうち2人も、入院調整中に自宅などで死亡した。
( → 大阪884人、東京609人感染 重症4日連続1000人超―新型コロナ:時事ドットコム

 これらの人々が、初期にアビガンを投与されていれば、命は助かった可能性が高い。なのに、何も対処をされずに放置されて、死んでいった。



 [ 余談 ]
 「手術は成功しました、患者は死にました」
 というフレーズがある。自分の保身ばかりを大切にして、患者の命をないがしろにする医者を、皮肉った言葉だ。彼らは自分の医者としての体面だけが大事だから、手術の成功ばかりにこだわって、患者が死んでも構わないのだ。
 これと同様にして、
 「治験は成功しました、患者は死にました」
 というフレーズもありそうだ。自分の保身ばかりを大切にして、患者の命をないがしろにする薬事審委員を、皮肉った言葉だ。彼らは自分の薬事審委員としての体面だけが大事だから、治験の成功ばかりにこだわって、患者が死んでも構わないのだ。

posted by 管理人 at 13:53| Comment(4) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 最後のあたりに [ 付記2 ] を加筆しました。
Posted by 管理人 at 2021年05月06日 09:17
 追加情報。

 日本の承認は2月14日。
   https://bit.ly/3xVNaIl

 アメリカは承認なしのまま接種開始。
   https://bit.ly/3vNEJNi
Posted by 管理人 at 2021年05月08日 14:24
記事の紹介(デイリー新潮・2021/5/27)

『中国人民解放軍がコロナ治療薬として期待される「アビガン」の特許を取得 巧妙な手口に日本の関係者は危機感』
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/05270600/
Posted by 反財務省 at 2021年05月28日 10:36
 現状では日本政府が「使用禁止」にして、誰にも使わせない。それだったらまだしも、中国が権利を握って誰かが使う方が、マシだろう。
 馬鹿が宝を捨てるよりは、泥棒が宝を使う方が、まだマシである。泥棒のおこぼれにあずかれる人が出る分、マシである。
 宝をドブに捨てることほど、愚かしいことはない。それが日本の現状だ。
Posted by 管理人 at 2021年05月28日 22:07
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