2021年05月01日

◆ 10万円給付の無駄

 コロナで 10万円給付があったが、そこで生じた無駄金の額が判明した。 400億円 を節約するために、1500億円弱を費やした。
 ( ※ その後、400億円 は 600億円 に上方修正。)

 ――

 コロナで 10万円給付があったが、これで節約できた金額が判明した。約 400億円だ。
 コロナ禍を受けた政府の経済対策として1人10万円を配った「特別定額給付金」で、国が給付を予定していたお金のうち、40万人分にあたる約400億円が余ったことがわかった。対象者から申請がなかったことなどが理由だという。
 総務省が30日、給付状況の最終的な集計を公表した。実際に配ったお金の合計は約12兆6700億円で、予定額の99.7%が配られた。また、給付世帯の数は5915万世帯で、対象世帯の99.4%に配ったことになるという。
( → 10万円給付金、40万人分が余る 対象者から申請なし :朝日新聞

 もともとは全員に配るはずだったのだが、辞退者には配るのをやめよう、と麻生大臣が言い出したので、欲しい人だけに配ることにした。それで浮いた金が 400億円だ。これをもって「 400億円も節約できたぞ」と麻生大臣は大威張りだろう。
 一方、そのせいで、欲しいかどうかを対象者に確認するための事務作業が多大に発生した。1億人以上の国民の意思をいちいち確認するわけで、莫大な手間がかかった。そのための費用はどのくらいか? ネットを探すと、データが見つかった。
  ・給付事業費  12兆7,344億14百万円
  ・事務費      1,458億79百万円
( → 特別定額給付金事業の概要

 約 1,459億円である。1500億円弱だと言える。つまり、400億円を節約するために、1500億円を支出したわけだ。(全員給付なら、ほとんど金をかけずに給付できたのだが。

 この馬鹿馬鹿しさには、前にも何度か指摘したが、実際の額が詳細にわかったのは、本日が初めてだ。


 【 追記 】
 浮いた金額はその後、400億円 から 600億円 に上方修正された。5月15日の報道。
  → 現金10万円一律給付 40万人申請せず 約600億円国庫返納へ | NHKニュース



 [ 付記 ]
 
 全員給付なら、ほとんど金をかけずに給付できたはずだ。
  ・ 年金受給者には、年金の増額。
  ・ 厚生年金の納付者には、年金納付額の 10万円減額。
  ・ 児童手当受給者には、児童手当の増額。
  ・ 他に、固定資産税の減額や、健保の納付額の減額なども。


 これらを組み合わせれば、ほぼ漏れなく 10万円を給付できただろう。事務経費はほとんどかからない。
 ※ 二重払いがないように確認するのに、少し手間がかかるだけだ。マイナンバーを使えば、チェックは可能だろう。
 ※ 仮に二重払いがあっても、データ上で判明するから、あとで返金してもらえばいい。だから何も問題はない。

posted by 管理人 at 23:26| Comment(0) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
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