2021年04月23日

◆ コロナの変異ウイルス

 コロナの変異ウイルスが猛威を振るっている。それに対して政府は……

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 コロナの変異ウイルスが猛威を振るっている。このことはあちこちで情報が出ているとおり。(多様な情報があるが、いちいち紹介はしない。各自で調べてほしい。)

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 特に本サイトの見解との関連で言うと、次のことが大事だ。
  ・ コロナには(特に感染初期には)アビガンが有効である、と先に示した。( → 1月30日の記事 )  重要 
  ・ 特に、インドでは昨秋以来で感染者数が激減しているのは、(インドでは承認された)アビガンの効果だろうと推定した。( → 1月19日の記事
  ・ ところが最近になって、インドでは(新規)感染者数が急増している。(下図)


C-india-2021-04-23.png
India - Worldometer


 上の3点のうち、3番目のことは、1,2番目の「アビガンは有効だ」ということに反するように思える。どう考えるべきか? 

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 「アビガンがまったく有効ではない」ということは考えにくいので、次のような理由が考えられる。
  1. アビガンは、変異ウイルスについては、効果がない。
  2. アビガンは、変異ウイルスについても少しは効果があるが、変異ウイルスの増殖率があまりにも大きいので、増殖率を半減させたとしても、なおかつ1を上回る増殖率になるので、減少よりも増加になる。
  3. アビガンは、初期に服用した場合にのみ有効だが、変異ウイルスでは初期に症状があまり出ないので、症状が出ないうちにいつのまにか大きく増殖してしまう。症状が出たときには、すでに多大に増殖しており、手遅れになる。

 このうち、1番目は考えにくい。2番目と3番目は、妥当性が高く、そうである可能性は十分にある。
 正しくはどうであるかは不明だが、「変異ウイルスにはアビガンは特効薬としての効果はない」とは言えそうだ。第二波を制圧したという実績は、第三波には適用できなかったようだ。(インドで。)

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 なお、クウェートでは1月下旬に「アビガンは(初期には)有効だ」という効果が出たのだから、それを持って日本でも承認してもいいはずだ。ところが、クウェートと日本では、薬の治験を日本に適用するという制度ができていないせいで、クウェートの治験結果を利用できないらしい。
 そのせいだろうが、メーカーは日本で今になって新たに二重盲検の治験を始めるそうだ。
  → アビガン臨床試験再開 富士フイルム、コロナ治療効果確認(北日本新聞)
 これでは、1年間をまるまる無駄にしてしまっている。治験が終わるのは 10月末で、承認されるのは来年になってからだ。呆れるばかり。
 
 ここで思い出そう。日本では世界で最もワクチン接種が遅れている。それはなぜか? 「日本独自の治験」にこだわっていたせいだ。すでに米国や英国などで治験結果が判明していたのに、日本独自の治験にこだわったせいで、ワクチンの契約や導入が大幅に遅れた。そして、それと同じことが、アビガンについても適用される。すでにクウェートで「初期には有効だ」と判明しているのに、そのデータをあえて承認しない。馬鹿げたことだ。このせいで日本では、ワクチンも使えず、アビガンも使えず、大量の感染者と死者が出る。政府が国民を殺しているのも同然だ。
 「世界の中で日本だけが大量のアビガンを備蓄していた」という有利さを、「宝の持ち腐れ」にしてしまったのだ。ひどいものだ。

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 ただし、不幸中の(小さな)幸いとも言えることがある。それは、第四波は第三波に比べて、今のところはまだ規模が小さめで済んでいるということだ。

 新規感染者は下記。

C-Japan-2021-04-23.png
Japan - Worldometer


 新規死者は下記。

C-Japan-2021-04-23b.png
Japan - Worldometer



 とりあえず、今のところは、第三波のピーク値には至っていない。とはいえ、緊急事態宣言をして、すぐに感染者が減るわけでもないので、このあと第三派のピークを越える可能性は十分にある。変異ウイルスの強力さを勘案すれば、なおさらだ。今さら緊急事態宣言をしても、手遅れかもしれない。(しないよりはマシだが。)
 というか、緊急事態宣言には「会食禁止」が含まれていないので、人々の「外出禁止」ぐらいの意味でしか効果はない。その「外出禁止」は、最近では効果が薄れつつあるようだ。

 この先は予断を許さない。かなり厳しい結果が出る可能性は十分にある。

 それにしても、政府の無為無策ぶりには、呆れるばかりだ。いや、何もしないのならまだしも、アビガンやワクチンに「国内治験の義務づけ」というブレーキをかけるのだから、何もしないよりももっと悪い。
 日本にコロナを蔓延させているテロリストは、政府自身だ、とも言えそうだ。
 
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 実を言えば、大阪はすでに破綻している。


C-Osaka-2021-04-23.png
大阪 :朝日新聞


 他の県が大阪と同様にならないという保証はない。明日は我が身かも。
 
 ワクチンが追いつくかどうか。……かろうじて間に合うのは、65歳以上の人だけかも。いや、それもけっこう怪しい。
 
 まあ、自民党政府を支持した報いだと思って、国民は納得して死ぬべきかも。「これで死ぬのも自分が自民党政府を容認したせいだ」と思って。
 
 ※ 自民党を支持していない人は、「自殺者の巻き添えになった」と思って諦めるしかない。空から人が降ってくるような不運だと思うしかない。
 
posted by 管理人 at 23:30| Comment(4) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
人間の敵は、人間ですね。
ウィルスはきっかけにすぎません。
Posted by れじー at 2021年04月24日 07:25
新規死者のグラフが、新規感染者のグラフと同じになっています。
Posted by マッシュ at 2021年04月25日 16:28
> 新規死者のグラフ

 ご指摘ありがとうございました。修正しました。
Posted by 管理人 at 2021年04月25日 18:12
 26日の夜のNHK ニュース(9時)で言っていたが、インドで猛威を振るっている変異ウイルスについて、インドの研究者が言うには、
  ・ 変異が二つある
  ・ 変異したら、ウイルスがレセプターにぴったりと嵌まるようになったのだろう

 とのことだった。

 ――

 アビガンはウイルスにちょっとくっつくのだが、タミフルやリレンザほどには、ピッタリとくっつくわけじゃない。万能型で汎用性はあるが、専用でくっつく能力は低い。
 というわけで、「変異型のウイルスでは、アビガンは効かなくなった」ということは、ありえそうだ。変異型の方は、どうにもタチが悪いようだ。
 
Posted by 管理人 at 2021年04月26日 23:09
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