2021年04月20日

◆ 高輪の遺構は鉄道パークに

 高輪築堤の遺構の処遇が問題になっているが、鉄道パークにするといいだろう。それならば収益源になる。

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 この件は、先日にも言及した。(3月17日)
  → 高輪築堤の遺構を保存?: Open ブログ
 ここでは、「公開空地にして、その分、容積率アップを認めよ。そのことで JR に数百億円の価値上昇をもたらせる」というふうに述べた。

 それから1カ月ほどを経て、朝日新聞に続報があった。現状について、「特に進展なし」ということだ。いくら文化財の保護だとしても、それが私有財産であるからには、国は金を出せない。一方、JR は金銭的に損したくない。文化財保護のときにいつも問題になるのと同じ問題が生じている。
( ※ 文化財保護に金を出さないというのは、いかにもケチなので、先進国ならば起こりにくい問題だが、日本の法制度は、戦後の敗戦状態で成立したので、基本的には貧乏国家の制度なのである。)
 そこで記事では最後に「知恵を出し合う必要がある」と述べて、結論としている。
 今の文化財行政の仕組みでは、史跡指定前の遺跡に金銭的補助をすることは難しいのだが、さりとて「日本鉄道史上の奇跡」ともいうべき、この遺跡の保存をめぐる責任を、一企業にすべて押しつけるのも無理があるだろう。
 地価が高い都心部の遺跡をめぐる保存の好例となるよう、ここは拙速かつ安易な結論でお茶を濁すのではなく、この国の歴史に誇りを持つ多くの人たちが納得する形に向けて、知恵を出し合う必要があるのではないか。
( → 高輪築堤、保存どうなる 海上鉄道の遺構、都心で出土:朝日新聞

 ――
 
 では、どうする? 「知恵を出し合う必要がある」というのなら、そこは、困ったときの Openブログ。うまい案を出せ、と頼めばいい。そして、その案は、すでに先の項目で示している。
 「築堤部分は、ただの空地でなく、公開空地と見なす。そのことで、容積率のアップを図る」

 これにさらに、公開空地の特別割増しを追加すれば、「国は金を出さず、JR は損しない」という二点が、ともに成立する。こうして解決ができる。

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 以上は、すでに述べたとおり。ただし本項では、(追加ふうに)新たに次の案を出そう。
 「遺構は、単に公開空地として公開するだけでなく、別途構築する鉄道パークと一体化して運営する」

 ここでは、鉄道パークが併設される。そこには、鉄道の関連設備も設置される。たとえば、蒸気機関車(D51)や、初代ひかりや、ブルートレインなど。
 蒸気機関車は、上野の国立博物館前にも無料展示されているから、これを移設するといいだろう。(あれは国立博物館の入口をふさぐ形に置いてあるので、邪魔だ。移設して、高輪駅前の鉄道パークに置けばいい。)

 他にも、テントを設置して、屋外喫茶などを設置してもいい。
 
 このようにして集客力が高まると、高輪駅前のビルに入居するテナントの魅力が高まり、テナントの家賃を引き上げることができるから、JR にとってもお得である。遺構や鉄道パークそのものは利益を上げなくても、集客力を上げることで、テナントの家賃を引き上げることができるのだ。
 これぞ、うまい方法だ。求められた「知恵」とも言える。



 [ 付記 ]
 遺構の一部は、壊してもいい。その際、出土された石は、歴史的遺物として、高額販売するといいだろう。一度に一挙に販売すると値が下がるので、「1回につき 10個限定」のような形で、毎年、少しずつオークション販売するといいだろう。
 歴史的な価値があるので、かなり高額の価格が付きそうだ。50年間ぐらいかけて、少しずつ売りに出せば、JR にとっても利益になるだろう。
 ただし、それが高値で売れるためには、高輪の遺構が高い価値をもっている必要がある。そのためにも、高輪の遺構を残すことが必要なのだ。そして、「この遺構の石を取り外すことはできないが、同等の石を別途限定販売して今う」というふうにすれば、高値が付くと見込まれるわけだ。

 ※ 記念プレートや証明書を付けて販売することとする。この証明書がないと、本当の遺構の石だとは言えないから、たとえもっていたとしても、「ただの石」になりかねない。証明書がないと、転売もできないのだ。一方、証明書があれば、転売も可能なので、最初から高値で売ることができる。
 









posted by 管理人 at 20:40| Comment(0) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
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